『天地人』と『上杉三郎景虎』

『天地人』と『上杉三郎景虎』読みました。
とりあえず、大体の流れはつかめました。
直江兼続って誰?
の段階からは脱出したかな(^^;)
でもいかんせん関東、甲斐、越後・・・あの辺りの地名や地理に疎いので、
謙信が○○の戦いに勝って○○という城を手に入れた、
というような所は流し読み。
あの時代って、本当にお城がたくさんあったんですね^^;
「○○は戦略上重要な城」って書いてあっても、ちんぷんかんぷん・・・。
武将もあまりにいっぱい出てくるので、誰が誰やら・・・。
しかもどんどん名前が変わっていくし・・・(-_-;)
大河では是非ともポイントになるところは図解してくわしく説明してもらいたいです_(_^_)_

「天地人」は大河の原作なので当然兼続側からの視点。
でもちっとも兼続に感情移入できなかった[E:shock]
なんか日本史の教科書を読んでいる感じで、あんまり登場人物が浮かび上がってこない。
とりあえずこれを読んで、関ヶ原の戦いの口火を切ったのが上杉景勝であり直江兼続だったっていうことを初めて知りました。
「天地人」の方は関ヶ原が終わるまでの物語なので、後半は舞台が関西にうつってきて、知っている地名がたくさん出てきて嬉しかったです[E:smile]
作中で地震の後兼続は初音を心配して伏見から奈良に馬を走らせますが、
きっと城陽も通っただろうなあ・・・とか(^^;)
土地勘のある部分はそういう想像も楽しめるんですよね。
関係ありませんが、私の故郷は明智光秀の居城があった町。
今住んでいるのは秀吉が天下取りで闘った戦の戦場となった町です(^^)

話を元にもどして・・・。
「天地人」では直江兼続を義と愛の人だと書いています。
でもその部分がどうしても納得できない。
たぶん直江兼続の義と愛がもっとも出るところが関ヶ原の戦いなのかな。
徳川家康を背後から討たなかったっていうとことが義だと。
でもねえ・・・御館の乱でああいう戦い方をした人がやれ義だの愛だのって言われても・・・ねえ(-_-;)
「天地人」ではさらっと書いてあるから気にならないけど、
御館の乱の戦い方は決して義を志す人の戦い方とは思えない。
景虎に越後をわたせばいずれ北条と武田に越後を乗っ取られるだろう・・・みたいに言っているところで、
一瞬、ああそうか、そうかもね・・・
と思ったんだけど、その後で景虎に勝つために武田と手を組むって・・・
いったいどういう論理で義っていう言葉を使ってるねん!!(-_-;)
と、かなり初めのあたりでちっとも兼続の言っていることに納得できなかったので、残りは流れを確かめる程度で、さらっと読み流しました。
後半は自分の歴史知識でわかるところだったので、流して読んでもわかりやすかったし。

一方、景虎方から見た『上杉三郎景虎』。
表紙がイラストで、えらく美青年が弓を引いている絵だったので、軽く読めるかと思ったら細かい字で二段組み[E:coldsweats02]
量的には上下2巻だった『天地人』とそんなにかわりませんでした。
内容も資料をきっちり押さえて書いているちゃんとした歴史小説で、『天地人』より読み応えがありました。
前半は景虎君がかわいそうでかわいそうで・・・。
登場人物もそれぞれ活き活きと描かれていたので面白くてどんどん読めました。
謙信が死ぬまでは・・・。
御館の乱になるともう痛々しくて見ていられない・・・というか読んでいられない。
景虎君、甘い! そこで動かな!!
とはらはらし通しで、1節読んでは休憩し、1P読んではため息をつき・・・
読み終わった時は脱力感で1時間ほどぼーっとしてしまいました。

もしも、あの時御館の乱で景虎君が勝ったとしても、
やっぱり景虎くんではその後の時流の変化についていけなかったんだと思うんですよ。なんとなく。
戦国の世を乗り切って行くにはやっぱり兼続くらいのしたたかさが必要だったと思うんですよね。
でもその兼続にしても自分の直接の子孫は残せずに、直江家も絶えているんですよね、たしか・・・。
景勝だってあれほどこだわっていた春日山城を秀吉の時代に明け渡し、関ヶ原で破れた後は会津に30万石の領地を持つにとどまった。
しかも、その後景勝も直接の子孫は絶えてるんですよね。
確かに上杉という家名は残ったけれど・・・何を守るために多くの人たちが命を散らしていったんだろうと思うと、切ないなあと思います。

歴史上に残っている事実の点、書物(一時資料)に残された痕跡、そういったものをつなぐことで歴史物語は成り立っていくものだから、つなぎ方によっては、同じ事実を語っているのに幾通りもの物語が生まれることになる。
大河では景虎がどう描かれることになるのか楽しみです。
映像という枠組みの中では、大河ドラマはほかのどんな映像作品よりも時間的な余裕がいっぱいあるんだから、ぜひ小松さんなりの解釈を見せてほしいなあと思います。
(原作そのままじゃ、きっともたない[E:shock])
私個人としては謙信が景虎のどこを気に入ったのか、納得させてくれたら嬉しい。
(『天地人』ではその点が無視されていた)
容姿が美しかったから、だけじゃないと思うんですよね。
兼続も謙信には気に入られていたという。
でもきっと兼続とは違う美質を景虎の中に見いだしていたんだと思うんです。
『上杉三郎景虎』もその辺はなんとなくぼやかしてあって。
ちょっとは書いてあったんですけど、それよりも甘さが目立って・・・(^^;)
景虎くん、確かに甘いんだとは思うんですよね。
幼い頃からお寺に預けられたり、人質にされたり・・・と不幸な生い立ちではあったけれども、あの時代はそれが特別だったわけではないですよね。
徳川家康だって人質生活を送っていたわけだし。
でもその中でしたたかに世を伺っていた人と、運命に翻弄されていた人・・・。
景虎君は明らかに後者で・・・。
まあそこが愛しいんですけどね。
なんか『上杉三郎景虎』を読んでいると、戦国時代の武将の話というよりは、現代の若者の話を読んでいるようで・・・^^;
あの時代の人物としては、なんか視野が狭いですよね。
作者がそう解釈して書いているからなんですけど。
関心が自分の家族くらいの範囲なんですよね。
世がどう動こうとしているのか、自分が所属している国(駿河だの越後だの)がどうなろうとしているのか、というところにあまり関心を持っていない。
もちろん兄に取って代わろうとか、越後の国は儂がもらう!とかそういう野心もあまりない。
ひたすら自分が生きる場所を探して求めて、家族ができてからはそれを守ろうとして・・・。
なんか、現代の若者に似ていません?
戦国に生きる武将のダイナミックな思考はないけど、すごく人間的で愛おしい。
そんな景虎がなぜ御館の乱であそこまで戦ったのか。
敬愛する謙信の志を自分が継ぎたかったから?
景勝のやりかたが許せなかったから?
家族を守りたかったから?
でも、息子が殺され、妻が自害した(これは知らなかったかも)うえで、鮫ヶ尾城で最期まで戦ったその心の中では何を思っていたんだろう。
兼続中心の物語でそこまで景虎の話を期待するのは無理でしょうね(^^;)
だいたい景虎よりに書くとどうしても兼続が悪者になっちゃうし。
そんなことはしないだろうし・・・。

とまあ、頭の中で景虎がぐるぐるまわっています。
気分はここのところずっと戦国時代。
玉山君が大河に出演が決定したおかげで、今まで知らなかったことに触れる機会が増えて楽しいです[E:smile]











銀色のシーズン(レンタル)

「銀色のシーズン」見ました。
レンタルで(^_^;)
どうしても「砂猿」が見たかったので。

で、感想・・・。


(-_-;)なめとんか・・・[E:annoy]

いやいや、まあ、おちゃめな遊びということなんでしょうね。
でも、宣伝であれだけ煽られたら、瑛太君ファンや田中麗奈ちゃんファンや草々さんファンや、もちろん玉ファンだって、

期待するやん!!

ま、そんなこんなも含めて、スタッフの熱意が伝わってくるレンタル用DVDでした。
あれだけ、レンタルの中でセルDVDの宣伝に力を入れてる作品は今のところ見たことない・・・[E:shock]

でもまあ、不平不満は置いておいても、
「銀色のシーズン」という作品は本当に幸せな作品なんじゃないかと思います。
改めて見直してみて、そう思いました。

「銀色のシーズン」は私が玉山君のファンになって初めてリアルタイムで追いかけた出演作だったんですよね。
年末くらいからネットではメイキングが見られたり、雑誌やTVで一気に露出が増えたり。
とにかく触れられる情報には全て触れてやろうという意気込みでずーっと作品の公開を待ってて。
公開されたらされたで、興行成績を気にしたり・・・。
そんなこと他の作品ではしたことなかったので新鮮で[E:smile]
映画の公開前ってみんなこんな感じなのかな、と思ったんですが、その後の「チームバチスタの栄光」は結構あっさりしていたのでそうでもなかったんだな、と(^_^;)
「銀色」に関してはオフィシャルHPのアットホームな感じがそのままファンに伝わっていく感じ。
作った人も、演じた人も、エキストラで参加した人も、撮影に協力した人も、そして映画を見た人も、みーんな大きな仲間になっていく感じがする作品です。
そのベースがあるから、「砂猿」みたいなおふざけも許されるかな、と(^^;)
筋が云々よりも、画面から伝わってくるその暖かさ(あつさ?)が気持ちいい。
そして、その暖かさこそが、この作品が大好きな理由なんですよね。
大ヒット作ではないけれど、いろんなところで愛着を持たれている作品。
映画としては本当に幸せな作品ですよね。
玉山君の出演作、ひたすらレンタルで、なかなか買う余裕はないんだけど、この作品は手元に置いておきたかったので、ChiChiに
「今年の誕生日プレゼントはこれにして!<(_ _)>」
とお願いして買ってもらうことに。
特典映像からはもっとバックステージの暖かさが伝わってきそうなので、今から楽しみです。

・・・でも、私の誕生日って秋なんだよね(/_;)



 

君が想い出になる前に

「君が想い出になる前に」を見ました[E:smile]
話自体は・・・あり?[E:shock]・・・な感じ。
これも当時第一回は見ました。
好きな俳優さんがいっぱい出てたし、話も面白そうだったし。
でも途中でやっぱり見なくなってしまった・・・[E:shock]
どうもヒロインに共感できなくて・・・。
でも今回はかなり毎回楽しんで見ていました。
このドラマの玉山君、かっこいい[E:lovely]
久々にツボにはまる玉山君に出会えました。
この作品って2004年で、きっと「逆境ナイン」の撮影直前のドラマになるんですよね。
そのせいか、いい感じのスタイル。
(今はちょっと痩せすぎな気がする[E:sad])
細すぎるとスーツって似合わないと思うんですよね。
「逆境」のインタビューで、野球の選手に見えるように体重をアップして鍛えてたっていうから、それがよかったのかも。
顔も心なしかふっくらしてますよね[E:smile]
髪型もこれくらいの長さが一番似合う気がする。
サラリーマンにしては襟足が長すぎる気もするけど、業界の人って役だからいいのか・・・。
前髪が目にかかるくらいっていうのがgood
物語中盤で恋人の奈緒とちひろの間で悩んでいるときの表情が悩ましげで美しい・・・[E:lovely]
この役、ここまで美しい必要は全くないと思うんだけど、なんかひたすら綺麗な玉山君でした。
役柄的にも、ちひろをあっさり部屋に泊めちゃった時は
またこのパターンか・・・[E:shock]
と思いましたが、その後を丁寧に描いてもらえてたのでよかったなあ、と。
その場凌ぎでちひろちゃんにいったのではなくて、心のどこかでちひろちゃんにも惹かれてて、奈緒との行き違いの中でそのことに気づいていく課程が丁寧に描かれてて。
奈緒と別れてすぐにちひろちゃんにいかなかったのも、良かった[E:smile]
実家まで行った時も別れたことはおくびにも出さずに、ひたすら夢をあきらめないでということだけを話して帰ったときはでした(個人的に)
こういう人物好きなんです(*^_^*)
ちひろちゃんも最初は無い物ねだりのわがままお嬢さんかと思っていたら、一途に和也を想う女の子でかわいかったし。
私的には奈緒よりちひろのほうが好きだったので、
和也が最終的にちひろを選んでよかったなあ、と。
絵的にも玉山君と観月ありさよりも、加藤あいのほうが合う気がする。
本筋(椎名桔平と観月ありさの恋)は流して見ていました。
このお話、もっと面白くなりそうだったのに、何がたりなかったんだろう・・・。
記憶喪失の男性が無くした記憶を取り戻そうとする課程で、本当に大切なものは何かと言うことに気がついていく、というあらすじ聞いた時は面白そうって思ったんだけどな。
最終回は別の話かと思うほどテイストが違ってて(^_^;)
最終回は脚本家さんが違ったんですね。
それまでも二人で書いてたみたいなので、最終的に三人で書いたということになるのかな。
一話完結の話ではないのに珍しいですね。

これ以降の連ドラは本放送や再放送で見ているので、連ドララッシュもこれで終わり。
後は単発ドラマです[E:smile]