フランケンシュタインの恋 第7話

もう7話なんですね・・・。
そろそろ終わりまでの話数が少なくなってきてちょっと寂しい。
ここに来てますます番宣として新しい企画を出してきたりして
内容も広報もきちんと力が入ったドラマだなあと改めて思います。
7話での天草のラジオ企画おもしろかったですね。
結構10時からの30分、時間を持て余していることが多くて、
早めにスタンバイしちゃうと眠くなっちゃったりして困っていたので
始まる前の30分を楽しく過ごせたのはよかったな。
ドラマが始まるわくわく感も増したし。
ただ、ドラマを見ながら配信を聞いちゃうと集中できないので
そこはもうちょっとなんとかならなかったのかなとは思います。
後ろ髪引かれながら天草離脱してドラマに集中。
もちろんあとからYOUTUBEで全部みましたけどね。
企画自体をドラマにかぶせちゃうと・・・ちょっともやもや。
みんなでわいわいしながら、ながら見でOKというドラマじゃなくて
毎回ガッツリと見ないとよさが半減するタイプのドラマなだけに余計に、ね。
なんか公式がながら見を助長しているような気がして・・・。
でも、おもしろい企画だとは思ったんですよ。
ドラマの世界から飛び出した企画として。新井さんも積極的に協力してくれて・・・。
新井さん、映画の撮影もあるみたいなのに、今週すごくがんばってくれましたよね。
バラエティにも出てくれたし、コメンタリィにも!
この時期撮影が立て込んでいてなかなかキャストの宣伝活動が難しい中
本当にがんばってくださったなあと嬉しくなりました。
コメンタリィを聞いていても思うのですが、
本当に現場の雰囲気がいいんだろうなあと感じます。
視聴率的には苦戦しているんだけど、
現場の雰囲気はそのことに振り回されてはいない感じがする。
いいものを作ろう、このドラマの世界を作り上げよう
という思いで一致しているんだろうな。
それだけにもっと多くの人に知ってもらいたいな、見てもらいたいなと思う。
先週なんて久々にTwitterでも盛り上がっていたのに
それが結構限られた範囲の中の盛り上がりで
外に広がっていかないのがもどかしい。
確かに万人受けするタイプのドラマではないけれど、
決して敷居が高いドラマ(分かる人だけ分かればいい)という訳ではないので
なんとかもっと多くの人に見てもらえないかなあと願っています。

さて、内容の感想です。
今週は先週の衝撃的なラスト、
十勝さんの前で黒い胞子を飛ばすという衝撃的なシーンから始まったので、
全体的にずっと研さんが辛そうで切なかった。
十勝さんが助かるかどうか分からないときはずっとそれを気にかけていたし、
それからも中盤は室園さんとの楽しいやりとりが多かったんだけど、
何となく先週までのような無心の楽しさというよりは
ずっと心になにか重いものを持っている感じが漂っていて・・・。
不安げな研さんはどこかはかなくて、
そしてなんか表情が中性的な感じがしました。
こんなはかなくて切ない表情・・・きゅんときてしまう。
なんでこんな切ない表情ができるんだろう・・・。
先週まで確かにあった経験を積み上げることで得てきた自信は
ちょっとどこかにいってしまったようです。
自分が強くなれば津軽さんを守れると思ってがんばってきたのに
自分の弱さから十勝さんを危険な目にあわせてしまった。
いつか津軽さんも危険な目に遭わせてしまうかもしれない・・・
そんな自責の思いが研さんの心を縮こませてしまいます。
そしてその思いを津軽さんにそのまま吐露してしまうんですよね。
ここの台詞好きだったなあ。
微妙に言葉足らずにしてあって、真意がストレートに伝わらないように
ちょっとずらした言葉が選んであって、
ぱっと聞いたら「津軽さんといることがこわい」という意味にとれてしまう。
もちろん、真意は「津軽さんを危険な目にあわせるかもしれない自分がこわい」
なんだけど、こういう表現、こういう言葉になっちゃうのが
なんだかとっても研さんらしい。
今回、津軽さんも言い過ぎているところがあって、
十勝さんのことでへこんでいる研さんに
「研さんは何があっても怒ってはいけないんです」
と言ってしまいます。
研さんが人間社会で生きていくためには確かに怒ってはいけないというのは必須のことなんだけど、
稲庭先輩もかばってくれたように
人間なら誰しもプライドを傷つけられたり存在を否定されたりしたら怒るもの。
いや、人間だからこそそういう場面では怒って当たり前なんです。
その感情を否定することは、研さんの尊厳を否定することにもなる。
津軽さんも研さんも、決して間違ったことを言っているわけじゃない。
でも、自分で自分の言った言葉を心の中で反芻して
その言葉が相手を傷つけたかもしれないということにちゃんと気づける。
そして、そのことをちゃんと謝れる心優しい人たちなんですよね。
そういう部分を本当に丁寧に描いてある作品だなあと思います。

一方、意図的に相手を挑発して傷つけようと言葉を使うのが
アシスタントパーソナリティの大宮リリエ。
今回の感想は「この女~なにすんねん」につきます。
それだけ圧倒的な攻撃力でしたねえ。
もうムカついてムカついて!!
研さんを追いつめる時の圧倒的な美しさ。
すごくまがまがしい邪悪な美しさ。
明らかに自分が優位に立って、高見から人を断罪する残酷さ。
それも自分発信の意見ではなく、あくまでも十勝さんの代弁者というスタンスでしゃべっていますからね。
なおさら質が悪い。
思えばちゃんと初回からこの人の悪質さは描かれて来たんですよね。
メインパーソナリティの十勝さんが天草さんに悪感情を抱き始めたのは
この人が天草に対する不満をもらしたから。
以降、十勝さんは常にリリエさんの顔色を見ながら天草を攻撃していく。
かと思えば、研さんがハンサムな実在する人物と知るや
手のひらを返したように天草のコーナーを応援する。
十勝さんは巧いこと操られて一人置いてきぼりをくらった格好なのに
天草を攻撃する勢いは止められず、一人で孤立しながら攻撃をエスカレートさせていく。
その結果が今回のことの発端。
だからリリエがある意味すべての元凶とも言えるんですよね。
そして、研さんが怪しいと知るや否や、
これまでの研さんびいきの態度を一変させて攻撃に打って出る。
この人はもめ事が起こるのが嬉しくて仕方ないんですよね。
まさに獲物を見つけた猛禽類のような目で研さんを追いつめていく時の美しさ。
これがこの人の本性なんだろうなあ。
十勝さんもね、ある意味嫉妬の鬼となって研さんを攻撃した。
こうした負の感情に支配されると言うのも人間の姿。
そして、自分の感情のままに人を攻撃して追いつめていくことを楽しむリリエもまた
極端だけど一つの人間の姿なんですよね。
稲庭先輩は「人間じゃないのは僕なんだ」と言っていましたが
今回一番「こいつ、人間じゃねえ!」と思ったのは
この大宮リリエでした。
人間ではないけれどもとても人間らしい純粋な心を持つ怪物と
人間だけど人を傷つけて喜ぶモンスターのような心を持つ人間と
どっちが人間らしいんだろ・・・。

今回もまたワル庭先輩だったですね・・・
でも、なんかずっと毎回感想に書いている気がするんだけど、
私は稲庭先輩に対してはそれほど悪いとは思えなくて、
あくまでも人間らしいぶれを持つ人という感じ。
それでも今までは、積極的にラジオに研さんを出して
研さんが人を危険な目に遭わせたらどうする気なんだろう・・・
と思っていたんですが、その部分の謎は解けました。
稲庭先輩は自分が側についている以上
研さんが胞子を出して他人を危険な目に遭わせても
自分は絶対に助けるという自信があったんですね。
そういう意味では、自分の存在が研さんの感情暴発の抑制になる
と思って研さんの側にいる津軽さんよりも
ずっと現実的な自信かもしれない。
今回天草さんが研究室に来て、研さんの身体のことを教授に尋ねますが、
考えてみれば、あの場面に集まった4人のうち、
津軽さん以外の三人は程度に差こそあれ同じ穴のムジナですよね。
教授だって研さんの危険性を分かった上でラジオに出ることをよしとした。
時にはラジオでハプニングが起こらなかったことに落胆さえしていた。
研さんが他の人を危険な目に遭わせたり
ラジオに出ることで研さんが傷つくということより、
新しい経験が研さんの身体の中でどう反応して新しい菌を生み出すのかという
学問的な好奇心の方が勝っていた。
天草さんだって、今までは研さんの正体を知らなかったとはいえ、
公開ラジオの場に出るように言った時には
すべてを分かった上で、それでも自分がメインパーソナリティの席に座るため
研さんを利用しようとした。
みんな、結局同じなんだと思う。
でも、おそらく教授は、十勝さんを危険な目に遭わせてしまって
消え入りそうなくらい落ち込んでしまっている研さんを見て、
研さんを研究対象ではなく、心を持った人間として改めて認識したんだと思う。
だからこそ、天草さんに研さんの心を見せ物にしないでほしいと頼んだ。
稲庭先輩も、殺菌剤を飲もうとした研さんを見て思わず本当の気持ちを吐露します。
自分が津軽さんから研さんを遠ざけたいがために研さんがラジオに出るように仕組んだ。
「人間じゃないのは、僕なんだ」
の一言の後の主題歌は、重く重く響きました。
今回は稲庭先輩の思いとして「僕は人間じゃないんです」という歌詞を聴いたので
この曲が持ってる本来の意味で曲が伝わったような気がします。
天草さんは・・・天草さんはどうなんでしょうね。
やっぱり、自分の利益の為だけに研さんを利用したんでしょうか。
研さんが不安定になったとき、
大宮リリエを止められず、でも真っ先に彼女を守ろうとした。
研さんはリリエの言葉と言うよりも、
そういう天草さんの態度に傷ついて盛大に胞子を出してしまった。
次回、天草さんがどう動くかで天草さんの気持ちがもう少し見えてくるのでしょうが
今回の段階では「天草~ひどいよ~(´;ω;`)」という気分。
どうか、どうか、天草さんにも研さんを思う気持ちがありますように。

今回の研さんは、頼りない子犬のようでした。
公開番組の会場から逃げ出す様子とか、
ゴミ箱の隙間に隠れて、津軽さんに見つかるとほっとして眠ってしまう様子とか・・・。
疲れ果てて眠ってしまった研さんに
いいよ、いいよ、このままずっと寝てて・・・。
と願わずにはいられませんでした。
でも、夜中に怯えて起き出してしまう研さん。
暗闇の中で側についていてくれた津軽さんを見た研さんの切ない目。
そして、自分の手をじっと見つめる。
愛する人を抱きしめられない、手。
愛する人の命を奪ってしまうかもしれない、手。
切ないね、研さん。
今回はなんかずっと切なくて、ラストもやっぱり辛くって、
ついでに「武曲」を見に行ったのですが、これも別の意味で辛い話で
実生活でも仕事でいろいろあって精神的に疲れてしまっていたので
なんとなく辛い一週間でした。
来週の展開も辛そうだな。
光が見えたらいいんだけれど・・・。


ところでFITのCMかっこいいですね!
今の研さんの格好をしていない綾野君のストレートな髪と雰囲気がとても好きなので
この姿で映像作品として残ってくれるのはとても嬉しい。
そして、なんて綾野くんにぴったりなコンセプトなんでしょう。
docomoのようにキャラを作った感じではなく、
ミンティアやDUDAなんかと近い、作り込まない感じのたたずまいなんだけど
ミンティアともDUDAとも違っている存在感がすごい。
なんと言っても綾野君はCMに恵まれているなあと思います。
CMに起用されるだけでもすごいのに、
とても面白味のあるCMが多い気がするもの。
30秒の映像作品として見ていられるような企画性の高いCMが多い。
綾野君の役者としてのあり方が、そういう仕事を呼び込むのかなあ。
宝くじのCMが終わってちょっと寂しかったんですが、
また楽しみが増えました。


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