ナオミとカナコ

最後まで、逃げ切れるの? だめなの?
とドキドキさせる作りになっていて、
結局最後はどうなったの?!
っていう終わり方をした訳ですが、
ありゃ、だめですね、きっと┐( ̄ヘ ̄)┌
見終わっちゃえば、二人の犯行計画はあまりにもずさんで
ずさんすぎるから、かえって見ているこちらにまで
捕まっちゃうよ~っていう危機感が伝わってきたので
そういう意味ではサスペンスとして成功しているのかも。
ばれる、ばれない・・・という瀬戸際のドキドキを
上手くあおるように、丁寧に演出されていて
そこはサスペンスとして好感がもてました。
奥さんが台所に行っている間にパスワードを打ち込まないといけないのに
何回も間違ってしまう・・・間に合うか・・・! とか
出国手続きの時に時間がかかって、
後ろから追いかけてくる警察がたどり着くまでに通れるか・・・とか
そういうシーンで実にじっくりと場面を見せる努力がなされていました。
後はもう、ただただ中国人社長を演じた高畑さんの勢い・・・でしたね。
しばらくはあの独特のしゃべり方が耳について
ついまねしそうになってまいりました。
高畑さんのキャラ立ちのうまさと、勢いで
何となく終わりまで見てしまったドラマでした。


 

web拍手 by FC2

お義父さんと呼ばせて

ちょっと昔懐かしい感じのするホームドラマという気がしました。
ホームドラマも今はいろんなバリエーションを作らなければ
成立しないんだなあ・・・とつくづく。
彼氏を父親と同年代に設定することで
父親の存在を二分したんだなあ・・・。
渡部篤郎さん演じる本当のお父さんが現代的なお父さん。
エリートで家にお金は入れているけど家族には無関心。
その一方で家族のすることに口だけは出して煙たがられる。
一方遠藤憲一さんが演じる彼氏は昔気質のお父さん。
出世コースには乗れていなくて、いまいちイカしてないけど、
でも人情には厚く頼れる存在。
家族が抱える問題に、エンケンさん演じる彼氏が積極的に介入していくことで
問題は解決し、家族の絆が取り戻されていくんだけど、
横でわちゃわちゃ言って、事を大きくして、
その割になんにもできない本当のお父さんがいる・・・というのが
なんかおもしろかっったです。
不器用だけど愛情たっぷりで、
あの歳の割にマメで、
愛情をしっかりと態度で示してくれるエンケンさん演じる彼氏。
最初はいくらなんでもこれはないわ・・・と思っていたのですが
だんだん理想的な彼氏に見えてくる不思議・・・。
そして、エリートなのに家ではも一つ権威を示しきれなくて
なんとなくのけ者になっちゃっている渡部篤郎さん演じるお父さんも
最初はうざいやつとしか感じられなかったのに、
だんだんかわいらしく見えてくる不思議。
このドラマはかわいいおじさんを楽しむドラマだったのかもしれない・・・。
マイペースでぼけぼけなお母さん、和久井映見もかわいらしかったです。


web拍手 by FC2

スミカスミレ

なんとなく最後まで見た・・・という感じ。
最後までは見たけれど、最後の2週分を今頃やっと消化した
というのがこのドラマに対する自分の関心を表しているなあ。
見たらそれなりに面白いし、
出てくるキャラクターも(最終的には)いい人ばっかりで
見ていて不快感が少なかったので最後まで見たけれど、
早く新しい回を見たい!というほどの熱量は持ち得なかったんですよね。
このドラマはストーリーよりもキャラクターが好きでした。
最後までちゃんと好青年だった真白くんも良かったし、
スミレに若さを与えてくれる黎さんもミステリアスで素敵だったし。
なんと言っても主役の澄(スミレ)が上品な人物で、
だからこそ、65歳から20歳に戻るっていう荒技も嫌みなく見ることができました。
松坂慶子さんのおっとりとした上品な役作りを
今風美人の桐谷美玲ちゃんが上手になぞって演技していました。
最初の頃に登場していた大学の同級生たちが
あまりに典型的ないじわるをしているのがちょっと残念だったんですが、
いじめ話はすぐに収束したので後はそんなに気にならなかった。
とはいえストーリー的にはなんとなく不完全燃焼感が残りました。
全体的にご都合主義的な話の運びで、
もったいつけて登場したのに思ったほど活躍しない人物や
とってつけたように命を脅かすような病気にかかる真白とか
気になるところはいっぱいあて・・・。
個人的にはもうちょっと黎さんのスミレに対する愛着を掘り下げて
真白と澄と黎さんの三角関係に近いところまで持っていって欲しかった。
黎さんが澄に自分の命を削ってまで若さを与える・・・っていうところまで描きながら
その後すっと影を消してしまったのが残念。
ここでもっとしっかりと黎がスミレに会えない理由をつけて
彼の切なさを描いていたらもっと私好みだったんだけどな。
黎は自分の命を削ってもスミレを助けるけど、
スミレの人生を本当の意味で救えるのは人間である真白で
そこに黎の苦悩をもっと見せてくれれば気分がもっともっと盛り上がったのに~。
まあこれは私個人の好みの問題なのですが、
それでも後半の展開が薄味な感じがどうしてもしてしまったんですよね。
真白の病気、真白に対するスミレの献身、スミレに対する黎の献身・・・
とかなり大きな展開をしながらも、
するするすると話が流れていっちゃった・・・みたいな。
ラストは、まあ、ああいう形で納めるしかないのだろうなあと思うものの
及川さん演じる黎さんがあまりにも魅力的だったので
展開にちょっとした不満がのこりました。
そういえば、小日向さんや小西真奈美なんていういい役者さんを使いながら
も一つ生かせてなかったな・・・。
それもちょっと残念。
松坂さんと桐谷美玲ちゃんはかわいらしかったです。

web拍手 by FC2