マッサン終了

終わってしまいました・・・(T_T)
毎朝玉山君が見られていた日々ももうおしまい・・・。
終わってしまうとなおさら感じます。
なんて贅沢で幸福な日々だったんだ・・・。
綾野君ほど詰め込んで仕事をしない玉山君。
次に何らかの作品で見られるのはいつのことやら・・・。
朝ドラの成功でオファーは増えているんだと思うけど・・・。
まあ、ケンタッキーフライドチキンの店長さんをやり始めたし、
ダイハツのCMもかなり流れているので、
とりあえず姿だけはしばらくは見られそうかな。

「マッサン」という朝ドラはとても安心して見ていられる朝ドラでした。
大きな破綻もなく、
最近作品によって時々感じることがあるある作り手の身勝手さもそれほど感じず、
登場人物達はそれぞれちゃんと個性を持っていて、
そして、その一人一人にちゃんと心を寄せて見られる。
こうやって書いてしまうと、ドラマとしては至極当たり前のこと。
けれどもそれが出来ているドラマってそれほど多くない中で、
ちゃんと心の通ったドラマとして描かれていました。
私の心の中の勝手な朝ドラランキングでは、
「カーネーション」「あまちゃん」に続く3番手。
結構好きだった「ゲゲゲの女房は抜いた感じ(^~^)
ウィスキーという素材を丁寧に扱ったのはよかったなあと思います。
このドラマを批判されている人の中には、
ウィスキー作りをもっと見せろ! というものもありましたが、
プロジェクトXじゃないんだからそんなにウィスキーばっかり映していても
ドラマにはなるまい・・・と思うんだけど・・・(;^_^A
それに、真面目に日本初のウィスキーを作った人物の成功譚を描きたいのなら、
マッサン一人の主役にしたはず。
でも、あくまでもエリーとマッサンの物語だったんだから、
あれはあれでよかったんだと思うんですよね。
ただ、ウィスキーという素材は丁寧に扱っていたじゃないですか。
映し方と言い、作中での触れ方といい。
エリーとマッサンを描く為の単なる道具にはしなかった。
それが一本芯の通ったドラマにしていたんだと思います。
だって、このドラマを見ていたら、本当にウィスキーが飲みたくなりましたもん!

脇の人たちもみんなそれぞれ魅力的。
マッサンの実の父、鴨居さん、熊虎さんもそれぞれ違ったお父さん像を見せてくれて素敵だったんだけど、
特にマッサンの弟子的位置だった、英一郎、一馬、悟がそれぞれすっごくよくて・・・。
今回の朝ドラは主役二人が若手という年齢ではなかった分、
脇でちゃんと若い子が育っているなあと言う感じがしてよかったです。
若手が周りの熱演に引っ張られてどんどん伸びている感じがひしひしと伝わって来ました。
浅香君の繊細な雰囲気も、一馬のまっすぐな目も、悟の一途な感じもよかったなあ。
特に浅香君は撮影見学に行った時に見たものですからやたらと思い入れを込めて見てしまっていました(;^_^A
その時の印象が強くて、とにかく英一郎に関しては繊細というイメージだったのですが、
中の人は全然違うタイプみたいで・・・Σ(・ω・ノ)ノ!
ファンミーティング等の記事で素の浅香君の様子が出る度にびっくりしていました。
結構やんちゃそうな感じですね(;^_^A
でも玉山君にすごく懐いていて、
最後の北海道ロケの時に、玉山君に誘われて北海道に行って、
エキストラとしてドラマに登場していた・・・なんて聞くと、ちょっとほのぼのした気分になってしまう・・・(^~^)

「マッサン」は比較的高視聴率で安定していた気がするんだけれど、
途中ちょっと中だるみして、軽い批判記事なんかも出たりしましたね・・・。
パン作りだの小説家になるだの言っていた頃の話。
でも、今から思えば、ああいう寄り道って若い頃にはありがちだし、
長い長いドラマの全体的な構成で言えば、
本筋からちょっと外れたところがあったほうが物語が膨らむ感じがする。
バカみたいな時期があったればこそ、
鴨居商店で自分が作りたいウィスキーが分からなくなってしまったマッサンの姿や、
戦時中、身をていしてエリーを守ろうとするマッサンの姿が引き立つんだと思う。
そうして、そういう風に大きく振れながらもきちんと一人の人間としての描写が積み重ねられたからこそ、
晩年の穏やかなマッサンの姿が活きてくるんだと思う。

晩年の穏やかなマッサンとエリーの2ショットは本当に素敵で、
最終週はこんな風に夫婦で年を重ねて行けたらいいなあと素直に思えました。
このドラマがエリー主役でもなくて、マッサン主役でもなくて、
あくまでも夫婦が主役だって言うことが本当によく伝わって来ました。
エリーの最後の手紙で実はウィスキーの味が分かっていなかったっていうのが明かされて、
やっぱりなあ・・・と思う一方で、
(だってエリーったらウィスキーについて全然突っ込んだコメントなかったんだもん)
でも、夫婦ってそんなもんでしょ? とも思う。
エリーもガンガンにウィスキー熱があったら、それはまた違う話になっていた気がする。
もちろんそういう夫婦もあるとは思いますが
(所謂同業者で夫婦になっている場合ですね)
でも、多くのはそうじゃないと思うんですよね。
ウィスキーのことはわからない。
でも、ウィスキー作りに一生懸命になっている夫が好きだから
夫の夢を応援するというエリーの姿は、多くの妻に重なると思う。
とか書いている私も、主人の仕事のこと、主人と同じレベルで語れるかっていうと
全然わかんないもんヽ(;´ω`)ノ
でも、建築が好きだって言うのは分かるからがんばってほしいと思う。
別に、主人も私が建築オタクになることなんて望んでいないと思う。
全く無関心って言うのもどうかとは思うけど。
それでも夫婦で同じ方向を向いて走っていくことの素晴らしさを
このドラマでは見せてくれたと思うんですよね。
それは夫婦を主役にした朝ドラならでは。
最後のシーンが、初回で二人が手をつないで木立を駆けていくその背中で、
ここからこの二人はスタートしたんだなあと思うとちょっと泣けてきた(ノ_-。)
夫婦とかカップルを描く時って、気持ちのすれ違いがメインになることが多いけれど、
エリーとマッサンは一貫してラブラブだったなあ・・・。
もちろん喧嘩とかはあったんだけど、
それでも二人の気持ちにブレはなかった。
ドラマを作るという点で考えれば、それはとても難しいことだったのではないかと思います。
でも、だからこそ安心して見ていられたんだなとも思います。

玉山君に関して言えば、
本当にいい演技、いい表情をいっぱい見せてもらえたなあという思いでいっぱい。
全力の演技を見せてもらえました。
おばかなマッサン、熱心にウィスキーについて語るマッサン、
作りたいウィスキーを見失って空っぽになったマッサン、
戦時中、エリーを身を挺して守ろうとするマッサン、
晩年のマッサンのエリーを見つめる優しい視線、
みんなみんな、愛おしかった。
マッサンの人物造形に玉山君自身が持っているいい部分がちゃんと活かされていて
マッサンという人物がモデルの竹鶴さんからきちんと切り離されて、
でもしっかりとした厚みをもって存在出来たと思います。
これから、役作りとして痩せることはあっても、
演じながら(痩せようとしていないのに)どんどん痩せていく・・・ような過酷な現場や作品には
そうそう巡り逢わないと思います。
本当によく頑張ったと思います。
願わくば、できるだけ間髪をおかずにすぐに次の作品に挑戦して欲しいな。
ここで心ゆくまで休んでしまったら次回作がすごくしんどくなりそうな気がする。
作品選びも、心構えも。
それから、これだけよい作品とよい役に巡り逢えたのは本当に幸せなことだけど、
同時にこれからの活動には重荷になっていく可能性もある。
これだけ長い作品、しかも毎朝放送されるって言う作品で
主役として出ていたんだから、いろんな部分出してしまった・・・とも言えますよね。
これからしばらくは、よほど極端な役を演じない限り、
観客は玉山君の演技にマッサンを見てしまう。
それを打ち破って行くには、数をこなすしかないかなあ・・・と思うので。
・・・なあんて考えてしまうのは、きっとおせっかいすぎますね。
今はただ、素敵な作品を届けてくれたことに感謝です。
おつかれさまでした。
そして、素敵なドラマをありがとう。


web拍手 by FC2

ウロボロス

途中でもういいや・・・と見るのをやめかけた時に
綾野君が出ると聞いて、結果的に全話ちゃんと見ました。
最終話まで見て、ようやく、このドラマの見所・・・というか
どこにドラマの肝があったのかということがわかった気がします。
なるほど、ここの落としどころを持ってきたかったならば、
今までの様々な設定も描写もちゃんと的を射ていたんだな・・・
とは思いました。
最終回から振り返ると、段階を踏んだ計算ずくのミスリードも、
美月の人物設定も、黒幕の隠し方も
非常に上手く組んであることがわかる。
ただ、私にはちょっとその計算尽くの構成がまどろっこしく感じられました。
これはもう単純に好き嫌いの問題なんだと思うんですが、
あからさまな形で、謎を引っ張る手法が苦手なんですσ(^_^;)
このドラマって、全話を通した大きな構成でも、
1話の中の小さなところでも、
この先が知りたいと思うところであからさまに切って次の話題やシーンに移る。
これが注意を引くための常套手段だって言うことはわかってるんですよ。
わかってるけど、ストレスが溜まる・・・( ̄_ ̄ i)
早いテンポでどんどん話が展開していけば気持ちがそっちに向いて、
最終的に謎が明かされたときに、おおっそうだったんだ!
って驚きがあるんですけど、
このドラマはそれほどテンポがあるわけじゃなくって、
どっちかというと、丁寧すぎるほどに金時計のアップやまほろばでの記憶が繰り返されるので
なんか、むずっとした思いがずっと持続していました。
最終回で本当の黒幕がわかって、その意外な過去も明らかになったんだけど、
最後に明かしたにしては結構込み入った過去で、
とってつけたような理由だと思いかねないところを、
中村橋之助さんの存在感と演技力で無理矢理納得させられたような気がする(^_^;)
考えてみれば、自分の息子を、生体移植のドナーを育てる施設に預けるっていうのは
ものすごい残酷なことですよね。
自分の息子が誰かの命を延ばすために殺されてもいいって言うことですから。
そこにはきっと家族を殺されたことに対する強烈な恨みがある。
その一方で、イクオの母親に対しても、イクオ自身に対しても
完全に捨てきれない情のようなものも確かに感じさせてくれました。
橋之助さんだけじゃなくて、役者さんはみんなはまり役だったと思うんですよね。
久々にクールな小栗君もかっこよかったし、
生田君の人の良さそうな優しい笑顔と、思い詰めた瞳のギャップは確かにイクオだと思いました。
久々に上野樹里ちゃんが本当に美しいなあと思ったし、
吉田鋼太郎さんや吉田羊さん、遠藤賢一さんのトリオも面白かったし。
でもなんとなーく、乗り切れないドラマでした。


で、綾野君ですが、最初7話で登場したときのあまりのあやしさにびっくり。
微妙に似合っていないロン毛のカツラとちょっと猫背な姿勢、早口。
全体的にどたばた動く感じ。
このドラマ、あんまりこういうドタバタ動く系の人って出ていなかったから、
ウラバラスで言われていたように新しい風が吹き込んだような感じは確かにしました。
那智が出て一気に話が核心に迫りましたから。
それまで、結子先生がなぜ殺されたか、誰に殺されたかという謎を追っていたのが、
まほろばという施設そのものの謎が那智によって急速に浮上した。
「シスコン」と言われたときのリアクションとか、
妹を思う表情とか、
確かに綾野君らしい演技は随所に見られたんだけれど、
あまり好きな役ではなかったなあというのが正直な感想。
短い期間しか登場しないし、
あくまでも物語を新しい展開に導く人物なので致し方ない部分も多いと思うのだけれど、
一番残念だなあと思っちゃったのは、髪型が変わってからの那智が綾野剛に見えちゃったこと。
普段、雑誌なんかのインタビューでよく見るスタイルに近かったからだと思うのだけれど、
あ、那智だと思うよりも先に綾野君だって思ってしまったσ(^_^;)
那智が髪を切るという設定は面白いので採用してください・・・と願い出たのは綾野君自身だそうだし、
確かにそういう設定自身は面白いと思うんだけど、
主に外見の特徴で印象づけていたキャラクターの外見を一変させてしまう怖さってあるなあ・・・と思いました。
それも長い期間出ていた人物ならもうちょっとつながるんだろうと思うのだけれど、
7話のラスト辺りでちょろっと出て(しかもこの時のうさんくさい印象が強烈にあって)
8話ではがっつりと登場したけれど、8話のラストの展開があまりにも大きくてそっちに気をとられ
9話で再登場したらあまりにも違う雰囲気なんだもん・・・(  ゚ ▽ ゚ ;)
とは言え、作品の中で要求されている役割はきっちり果たしたかなあとは思うので、
あれはあれでよかったんでしょうね。


この作品、視聴率がずば抜けてよかった・・・というわけではなかったようですが、
しっかりとコアなファン層をつかんでいたしたいだし、
公式ツイッター等での情報の出し方も熱心だったし、
スピンオフのドラマがあったり(これ、見られなかった・・・(T_T))
副音声を遣ってのコメンタリーをやってみたりと、
現場もファンもすごく熱い感じは伝わってきました。
ウラバラスというコメンタリーも面白い企画だとは思ったのですが、
やっぱり諸刃の刃だなあ・・・とは思いました。
だってコメンタリーを聞いていたら内容わかんないもん!
私は1回ちゃんと見てからコメンタリーを聞いていましたけど。
欲を言えば、本編を見て、コメンタリーを聞いて、
え? あの場面にそんな意味が隠されていたの? とか
この場面はこういう風にして撮影されたんだなあ・・・とわかって
もう一回本編をじっくり見てみたくなる・・・タイプのコメンタリーが好きなんですけど、
あくまでも役者さんのファン向けのコメンタリーでした。
ウロボロスはもともとついていたコアなファン向けにコメンタリーをつけたんでしょうから
これで正解だったんだろうな・・・とは思います。
3人(時にはゲストも入っていましたが)のおしゃべり面白かったし。
でも、なんとなくちょっと違うんじゃないかなあ・・・という思いは抜けませんでした。
上手く言葉にできないのだけれど。
いろんなところが、ちょっとずつ自分の感覚にあわないドラマだったなあ・・・。
(あくまでも個人的な感想です)


web拍手 by FC2

「マッサン」クランクアップ

先月の23日に無事クランプアップしたようで、おめでとうございます。
本当にお疲れ様でした。
無事に10ヶ月もの長い撮影期間を乗り切ったことに
まずは大きく拍手したいです。
ただでさえ大変過酷と言われる朝ドラの現場。
考えてみれば毎週正味1時間半のドラマを半年作り続けるわけですから
過酷な状況になるのはある意味必然なんですよね。
民放のドラマはCMを抜いたら中身は45分強・・・というところでしょうから、ほぼ倍。
期間も倍。
主役は出ずっぱりで、台詞も多いから本当に大変なのだそう。
朝ドラの主役はオーディションで選ばれることも多いし、
オファーで決まる場合も若手の女優さんが選ばれることが多いから
尚更、たいへんだと言われるのでしょうが、
中堅と呼ばれる年代になりつつある中で、
この伝統ある朝ドラの主役を張るというのも、
わかっているからこその怖さやしんどさがあったのではないかと思います。
朝ドラのクランクアップのニュースを毎回意識して見ている訳ではないのですが
会見で一番に思い出すのは「純と愛」の夏菜さん。
これほど辛いことを乗り切ったのだから、これからは何でも出来る
みたいなことを言っていたような気がする。
どんだけ辛かったんだ・・・と強烈に印象に残りました。
本当に朝ドラって大変な現場なんだな・・・としみじみ思った覚えが・・・。
まあ、あの作品の場合賛否両論あったし、
脚本家さんが現場に乗り込んでくることも多々あったそうなので
普通の朝ドラとはちょっと違ったのかもしれませんが・・・(;^_^A
一方、その直後の「あまちゃん」では能年さんがいつまでもアキちゃんでいたい・・・
みたいなコメントしていたので過酷な現場を越える体験があるっていうことなんだろうなあとも思っていました。
「マッサン」のクランクアップは「純と愛」型になるのか「あまちゃん」型になるのか
っていうのは、撮影が始める前からずっと思っていて、
「あまちゃん」のように終われるといいなあと祈っていました。
実際には「あまちゃん」よりではありますが、やっぱり辛さも滲ませていましたね。
途中でどんどん痩せていっていましたし・・・。
数年前まで往年のファンが口を揃えてもうちょっと痩せて欲しいって言っていたのが嘘のよう・・・(^_^;)
それだけしんどかったということだとは思いますが、
それでも、最後笑顔で終われてよかった。
ちゃんとしんどかったことがいい経験として消化されたような笑顔に見えました。
新人の頃ならまだしも、中堅と言われる年齢になって
なおこうやって成長できることがすばらしい。
次回作以降、玉山君の演技がどんな風に深化していくのか楽しみです。


そして、スタパ出演!!
やっと、やっと・・・出てくれた。゚(T^T)゚。
思えば、最初は「帽子」というドラマの時に宣伝で出てくれないかなあ・・・って思っていたのに出てくれず、
次は「天地人」の時に出るだろう・・・と思ったのに、何故か出ず・・・。
映画「ハゲタカ」で出るかも・・・って期待して、やっぱりだめで。
「八重の桜」なら出るやろ・・・って確信していたのに、出ず・・・。
それが、ようやく、ようやく出てくれました。
今までたまたまスケジュールが合わなかっただけだったのか
スタパからお声がかからなかったのか、
ご本人が避けられていたのかわかりませんが、
さすがに朝ドラの主役となれば出ないわけにはいけませんよね。
8年越し(もっと古株のファンの方はきっと十数年越し)の願いが叶いました。
相変わらず靴下の白が目立っていましたが、
落ち着いた安定した受け答えで安心して見ていられました(^~^)
小学校時代のお写真は、城陽で違うタイプのものを見たことがあって
(自転車に得意げにまたがっているものでした)
案外小さい頃は丸いお顔だったのね、と思った覚えがあるのですが、
今回の写真も結構顔が丸い感じでした。
その輪郭がちょっとうちの次男に似ているので
もしかしたらうちのチビも大きくなったら・・・(^ε^)♪
と期待してしまうのですが、輪郭だけで中身(目鼻立ち)はまったく違うので無理ですねσ(^_^;)
それが中学生になったらほぼ今の顔になっているでびっくりしますよね。
これだけ整った中学生が教室にいたらさぞ目立つだろうと思います。
小学校の頃から大柄で、6年生の時に子供料金で電車に乗ろうとしたらしょっちゅう駅員に止められるので、
いつも宿題を持って電車に乗っていた・・・っていうエピソードを聞いたことがあるのですが、
さもありなん・・・。
大柄と言うだけなら、うちのチビも大きいけれど、
顔がいかにも小学生顔なので止められたことないですもん(-。-;)
それからの経歴がはしょりすぎな気はしいましたがそんなもんなんでしょうか。
映画版「ハゲタカ」とか大事な作品すっとばしてなんで「綱引いちゃった」?
と思ったら、この作品を見てのオファーだったんですね(゚_゚i)
確かにあの作品の玉山君はとってもチャーミングでしたが・・・。
何にしろ、プロデューサーさんが「綱引いちゃった」見てくれていてよかった・・・。
画面に映る、髭のないスッキリしたスタイルの玉山君を見ながら、
きっともうこういうお姿はなかなか見られないだろうなあ・・・と思っていました。
なんかまた髭伸ばしそうな気がする・・・(;^_^A
それはそれで好きなんですけど、マッサン姿を見慣れたせいか、
お髭なしの姿もいいなあと思っていたので・・・。
それからほっそりとした姿も・・・。
マッサンの青臭い部分と玉山君のビジュアルがぴたっとはまっていました。
大好きなシーンの一つに、切り立ち上る余市の川にマッサンが飛び込んで
この地こそ探し求めていた土地だって喜ぶシーンがあるんですけど、
あのシーンは本当に美しかったですね。
霧で淡くなった背景と美しい水しぶきと、マッサンの表情と・・・すべてが美しく調和していました。
ほっそりしたスタイルだからこそ映えたシーンだったんじゃないかと思います。
とは言えあの年齢の男性があの細さを維持するのは大変だと思いますし、
健康を害してまで痩せて欲しいとは思っていないんですけどね。
実はスタパの体制が変わってから初めて見たのですが、
今回は司会が戸田恵子さんだったこともあって、
心なしか玉山君が喋りやすそうだったのでよかったです。
「離婚弁護士Ⅱ」からもうそんなに時間がたったんですねえ・・・。
進行もてきぱきだったし、上手にいろんな話を聞き出してくれたし。
時々素の玉山君の様子も話してくれて、司会が戸田さんで本当によかった。


「離婚弁護士」と言えば、マッサンの終盤に天海さんが登場されるそうで、
びっくりしました!!
何度目の共演になるんだろう・・・。
同じ事務所ならばいざ知らず、こんなに共演になるのってすごいですね。
いつもは天海さんが座長をなさっている作品に玉山君が参加させてもらっている感じなのですが
今回は玉山君が座長の作品です。
成長した姿を見せられていたらいいな。
それにしても玉山君に対してはサプライズだったって言うのが笑える( ´艸`)
さぞかしびっくりしたでしょうね。
あと数週間で終わってしまうのは残念ですが、終盤に向けて楽しみが増えました。



さてさて、今「マッサン」では戦争の真っ最中。
ここ数年のドラマってなぜか明治や大正スタートの作品が多いこともあって、
戦争をどう描くんだろうっていうのは見る上で関心がある部分。
「カーネーション」では戦争に積極的に反対でもない賛成でもないヒロインが
最初は商売が思うようにいかないからはやく戦争が終わって欲しいなあくらいの感覚だったのが、
だんだん身の回りの男性が戦争に取られていく様子や生活が圧迫されていく様子が描かれて、
庶民にとって戦争がどういう風に生活に浸透していったかをすごく現実的に描いていると思ったし、
「おひさま」では戦時中に教師という職業につくヒロインを通して
子供達に「お国のために死ね」と教えた戦時中の教育について改めて考えさせられました。
「ごちそうさん」では戦争中、大人が疎開することは許されず、
一般市民が空襲を受けた際に消火活動をすることが義務付けられていたっていうことを明らかにしました。
そして主人公の夫の言葉で、それがどんなに無謀なことであったかも。
今、朝ドラを担当する作家さんはほぼ戦後生まれで、
実際に戦争を体験した世代ではありません。
ドラマとしてあの戦争をどうとらえ、どう描くか・・・というのは、
それぞれの作家さんの、作家としてのスタンスや生き様や感性に関わってくるものなのかもなあと思います。
「マッサン」ではまずエリーさんの存在が大きいですよね。
この題材が発表されて、描かれる時代がはっきりしたときに、
やっぱりまず思いましたもん。
戦争中がつらくなりそうだなって。
戦争中エリーさんが敵国の外人ということで迫害されたというのは早い目に描かれました。
特攻警察にエリーが連行されそうになるシーンは息が詰まるような名シーンで
(戸田さんもスタパで印象的なシーンとして選んでいました)
必死でエリーを守ろうとするマッサンの姿も
毅然と「私は亀山エリーです」と言いはなったエリーの姿にも思わず涙がこぼれました。
もうこれで戦時中のメインイベントは終わったのかなと思って
その次の一週がエマの初恋譚で、ちょっと気が抜けてしまったんですが、
その次の1週間をかけて、一馬の出征が描かれました。
ネットで、こんなことに時間をかけているんならウィスキーのことを描け、
みたいな意見も見かけたのですが、
わたしはこれはこれで見応えがある1週間だと思いました。
戦時中のドラマを描く上で、赤紙をもらってみなが送り出して・・・というシーンは
確かに嫌と言うほど繰り返されるシーンでもありますが、
これほど時間をかけて赤紙をもらった本人と周りの心情を追うドラマはそうないのではないかと思います。
最初「勝ってこい」としか言わなかった熊さんが最後には「生きて帰って来い」と言うまでの心の動き、
一馬が「怖い」という本心を思わずマッサンに吐露してしまうまでの心の動きを
本当に丁寧に、丁寧に描いていました。
特に熊さんは丁寧に描かれていましたよねえ。
会津出身という設定がここでも活きていて、
「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉を身を持って経験しているからこその「勝て」
だけど、その思いを凌駕していく父としての思い。
最後には「逃げても隠れてもいいから生きて帰って来い」と言わずにおれないほどの子を思う思い。
戦争に行くと言うこと、戦争に我が子を送り出すと言うことを
じっくりと考えさせてくれる1週間でした。
いろんな意味できな臭い出来事が多い今の時代だからこそ
こういう形で戦争をドラマに取り込んだというのは意味があったように思います。
この戦時中の描き方も含めて、「マッサン」は本当に誠実なドラマだなあと思って見ています。


web拍手 by FC2