お誕生日おめでとうございます 2015

お誕生日おめでとうございます。
今年はどんな方達とお祝いをされているんでしょうか?
今年もSの現場かな?
それともお友達にお祝いしてもらっているのかな。
いよいよ33歳なんですね。
こないだ久々にウィキペディアをのぞきに言って、
ちょっとびっくりしてしまった。
いつのまにやら、こんなにたくさんの賞をもらっていたんですね。
それぞれ受賞のニュースをリアルタイムで追っかけていたはずなのに、
こうやって改めて見るとすごいなあ・・・の一言。
中には「ベストドレッサー」みたいなものもあるけれど、
ほとんどはちゃんと俳優としての仕事を評価した賞で・・・。
初めて綾野君を知った頃は、
この人は浅野忠信さんや高良君みたいな感じで
映画中心に活動していく役者さんなんだろうなあって思っていて
(その割に私自身はTVドラマを見て存在を知ったわけですが)
いずれ作品に恵まれさえすれば賞レースに絡んでいくんだろうなあと思っていました。
周防さんで夢中になってからは、
綾野剛という役者の魅力を知る人がこれほど増えたのだから
尚更、後は作品次第だなあと思っていました。
けれども賞って難しいもので狙ってとれるものじゃない。
例えば「るろうに剣心」はすごくヒットしたし、
日本のアクション映画の需要を掘り起こしたと思うし、
アクションに新しい切り口を見せてくれて
マンガやアニメといった二次元の世界の実写化の成功例だと思うけど
こういうタイプの作品って賞レースには絡まないんですよね。
エンタメに振りすぎても駄目だし、
かといって単館系の芸術性の高いものが必ずとるとも言い切れない。
単館系の作品って監督の作家性が強くなる分、評価が分かれてしまう。
映画賞によっては大手映画会社制作の大作映画が有利っていうのもあるし。
でも大手の大作映画ってお金かけた割に駄作になることも多い・・・。
と考えていくと、狙ってとれるものではないんだろうなあ・・・とつくづく思う。
だいたい映画賞ごとに選考方法や選考基準が全く違うんだし。
今年の映画賞レースは例年以上に意識して見たけれど
見事に賞によって選ばれている作品が違うんですよね。
そんな中で、「そこのみにて輝く」は本当に健闘していました。
モントリオールで監督賞を取ったことが大きいんだけど
(日本人って海外の評価に弱いところがあるし)
一緒に賞をとった「ふしぎな岬の物語」はそれほどたくさんの賞は取らなかったから
一概にモントリオールだけのせいとも言い難い。
だから、函館という一地方都市から始まったこの映画がちゃんと評価された事実は
素直に嬉しい。
この作品の作品の中では、主役の達夫って評価しにくい役だったと思うんですよね。
どっちかというと受け身の役だったから。
上映当時からも池脇さんや菅田くんの演技を賞賛する声が高くって。
でもそれは物語の構造上しょうがないなあと思っていました。
主役がすべからく評価されやすい役というわけではないので。
だからこの作品に関しては作品として評価されたら万々歳! と思っていたのに、
こんなにたくさんの個人賞、とれちゃいましたね。
ヨコハマ映画賞とキネマ旬報と毎日映画祭。
今回はたまたま女性主役で注目された作品が多かったっていうこともあって
ラッキーだった面もあるとは思いますが・・・。
(その分池脇さんが残念だったなあと思います。渾身の演技だったのに)
実は、私がいつかこういう賞をとってくれたらいいなあ・・・と思っていた賞って
今回とったような賞だったんですよね。
いつかがこんなに早くきてしまった・・・。
もちろん、綾野君は俳優歴がもう10年もあるのですから
キャリアからしたら決して早いわけではないのですが、
ファンになってからずっとこうなったらいいなあって思い描いていた階段を
すごくとんとん拍子であがっている気がする。
それって本当にすごいことだなあと思うのですが、
さて、と思った時に、この先の未来予想図が描きにくくなってるんじゃないかな。
・・・なんて心配は、無用なのかな。
綾野君はいつも予想の斜め上をいってくれるから。
願わくば、また3年本のような企画やってくれないかなあ。
作品の宣伝を離れた所で、考えていることの変遷をまとまった形で読んでみたいな。

だんだんまとまらなくなってきた・・・(;^_^A


この一年が綾野君にとって新しい刺激に満ちた一年でありますように。
そしていい作品、いいスタッフ、いい役との出会いが、
一つでも多くありますように・・・。


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マッサン~人間至る処青山有り

今週の「マッサン」、会津いっぱい出てきましたねえ。
まるで「八重の桜」続編を見ているかのよう。
「八重の桜」自身が後半で描ききれなかった
逆賊と呼ばれた会津の人たちがどんな思いでどんな風に生きたかを
熊さん役の風間杜夫さんと進役の螢雪二郎さんが切々と語ってくれました。
もちろん「八重の桜」を知らなくても、ちゃんと流れはつかめますが、
「八重の桜」(特に前半)を熱心に見てきたものには
その苦しさがより伝わって来るシーンになっていました。
そうなのよ、そうなのよ、「八重の桜」後半ではこういうシーンが見たかったのよ。
会津が戦に突き進んで行くのを止められなかった覚馬がその無念の思いを京都再興に向ける姿
それを助ける八重の姿と共に、
故郷を追われてしまった会津の人たちがそれぞれの地でどうやって生きていったか。
そういう内容が後半で描かれると思っていたんですよねえ。
まさか、番組を変えて見られるとは・・・(;^_^A
ただ、一つ確かに言えることは、
「八重の桜」という作品はそれだけ強烈な印象を残した作品だったということです。
他作品で「会津」という言葉を聞いただけで、ドラマの雰囲気がぶわっと蘇ってくるほどの。
脚本の羽原さんがどこまで意図してこのシーンを組み立てられたかは分かりません。
ただ、主役のマッサンが「八重の桜」で山川を演じた玉山君で
熊さん役がやはり「八重の桜」で会津藩士林権助を演じられていた風間さんなので
話を組み立てるときに、会津の話をキーに持ってこようと計算されたかもしれないな・・・
とは思います。
マッサンが北海道に工場を建てるにあたって、
もともと余市に住んでいた人たちの北海道にかける思い、覚悟を
マッサンに引き継がせるためのエピソードを描いた今週。
それはたぶん、羽原さんが計算された以上に伝わったと思います。
もともと北海道って会津に限らず、そこに新天地を求めて移り住んで来た人たちがいっぱいいるんですよね。
けれども北海道の厳しい自然は容赦なくて・・・。
挫折した人もいっぱいいる。
苦しいまま死んでいった人もいっぱいいる。
私の中ではこの辺のイメージって「北の国から」で笠知衆さんがせつせつと語った言葉が
今でも心に焼き付いています。
脚本の構成上そういう開拓者達の思いをここできっちりとマッサンに受け継がせて
北海道は夢の地だ~って浮かれているマッサンのウィスキー事業を
しっかりと地に足がついたものにしたかったんでしょうけど、
もう、それを越えて、伝わってくるものがあって・・・(ノ_・。)
会津の人たちの思いを大蔵(浩)が聞いてる・・・
大蔵(浩)がその人達の思いを受けてここに工場を造ろうとしている・・・
と、必要以上に「八重の桜」に重ねてしまって見ていました。
そういう思いで見ていたので、進さんの話を聞いて
川で一人物思いに沈むマッサンの姿は本当にぐっときてしまいました。
大蔵(浩)が成し遂げられなかったことを
マッサンは引き継いでいくんだなあ・・・。
そんでもって、これは玉山君ファンくらいしか興味ないことだろうけど、
進役の螢雪二郎さんは「天地人」で遠山を演じた役者さん。
私、遠山役でこの方、はっきり名前を覚えました(;^_^A
だって強烈な印象だったんだもん、遠山役。
史実では景虎に忠実な家臣で、北条から上杉についてきて
おそらく景虎と一緒に亡くなったと考えられている人物なのに、
「天地人」ではものすごく改悪されて、
景虎に利用価値がないとわかるとさっさと景虎を見捨てて北条に帰り、
その後もびっくりするくらいあちこちに出没して
「何者やねん!」
と突っ込まれまくっていました。
その暗躍ぶりが筋に上手く活かされたらそれはそれで面白かったんだけど、
そんなこともなく・・・( ̄_ ̄ i)
それ以来螢さんを見るとなんとなく嫌なイメージだったんだけど
(ごめんなさい、本当に遠山のイメージ最悪だったんです(><;))
今回は、裏切らないよね?
と、ちょっと進さんを見る度にどきどきしちゃいます。
役者さんの過去作を持ち込みすぎですよね(^▽^;)
これから北海道編、楽しみです。

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夕日信仰ヒガシズム

今さらなんですけど、新しいアルバムの感想。
というか、もう次のシングルがもうすぐ発売されそうなんですけどね(;^_^A


amazarashiのアルバムを聞く時って、
大抵好きな曲と苦手な曲とに結構はっきりと分かれるんですけど、
繰り返し聴いているうちに苦手だな・・・と思うタイプの曲も耳に馴染んで
好きになってくる・・・という感じなのですが、
このアルバムに関してはそういうのがなくて
初めて聞いた時から全部好きな曲だったんですよね。
どの曲も気になる、耳に残るフレーズがあって、
それを追いかけて何度も聞いてしまうという感じ。
アルバム発売から1週間ほどでライブがあったっていうのも大きいかな。
とにかくすごく早く耳に馴染んだアルバム。
なんでも、amazarashiがフルアルバムを出すのは「千年幸福論」以来だそうで、
じゃあ「ラブソング」はフルアルバムじゃないの?(・_・;)
フルアルバムとミニアルバムの定義の違いってなんなんだろう・・・
「ラブソング」は10曲も収録されているのに。
ちなみに「千年幸福論」「夕日信仰・・・」は12曲。
11曲以上がフルアルバム扱い?
おそらくアルバムを作る心構えとして秋田さんの中で明確に区別があるんだろうけど・・・。
と、妙にこだわったのは、「千年幸福論」と「ラブソング」とそして「夕日信仰ヒガシズム」と
他のミニアルバムとの間には明確な違いがあるように感じたから。
この3作は曲数が多いこともあるんだと思うのですが
アルバム全体を通して聞いた時に、大きな流れがある感じがする。
他のミニアルバムももちろんアルバム毎にカラーはあるし
曲順も考えられているとは思うのだけれど、
もうちょっと単発的なシーンのつなぎ合わせという感じ。
でも「ラブソング」はフルアルバムじゃないんだねえ・・・(・・;)


私は音楽に詳しくないので、曲について語るってできなくて
だからどうしても歌詞にこだわってしまうのだけれど、
このアルバムの歌詞って難しいものが多くって・・・(゚_゚i)
部分部分のフレーズはすっと意味がとれるけど、
全体でちゃんと意味がわかる歌が結構少ないんですよね。
そしてこれはこのアルバムにだけ言えることではないんだけど、
知らない言葉が多くてググって調べたものがいくつも・・・(;´▽`A``
例えば「ヨクト」っていう曲。
「ヨクト」は最小の単位だってこの曲で初めて知りました。
最初、耳だけで聞いていたときは単純に「ヨクト」っていう人名かと思っていたんですよね。
1番の最初の歌詞が
「ヨクトはとうとう気が触れたみたいだ・・・」
と始まるので。
でも、だんだん歌詞が聞き取れるようになってくると
「欲とは」という意味もあるのかなあって思い始めて。
でも、ちゃんと歌詞を読んだら
「ヨクトはさんざん失った人としての最小単位だ」
って歌っているので、最小単位としての意味もあるんだなあと思って
たぶんこの3つの意味が重ね合わされているんでしょうね。
単語をどんどん重ねることで、世界観をありありと伝えるのも秋田さんの特徴。
この曲で言うと
「ポケット地図 就業証明書 電気ガス水道請求書
時給 レシート 冷凍倉庫 愚痴 悪口 クズのショウウインドウ
未開封包丁 2ちゃんに投稿 薄い壁の向こう側の幻聴」
とかって、すごくイメージに落差がある言葉がどんどん畳みかけられていって
単語と単語の間を埋めるイメージが、物語を浮かび上がらせていく。
このパターン、秋田さんの曲にすごく多くて、
そして、得意なんだろうと思う。
一番このパターンで好きなのは「美しき思い出」なんだけど、
それに負けず劣らず、この「ヨクト」の歌詞も好き。
それでもって、「就業証明書」や「電気ガス水道請求書」っていう言葉が
ちゃんとメロディに乗って歌になっているのもすごいと思う(;^_^A 
昔のフォークみたいな感じで日本の言葉を無理にメロディにのせるのじゃなく、
音としてちゃんとメロディに乗っているんですよね。
そしてそのメロディと共に、「就業証明書」や「請求書」なんていう
単体では詩情の欠片もない言葉が詩の中の世界観を形作っていく。
巷には耳当たりのいい抽象的な言葉で
愛だの夢だのきれい事を歌う歌が溢れかえっている中で
その真逆を行ってますよね・・・(^_^;)
でも具体的な言葉の持つ力っていうのは確かにあると思う。


「きれい事」と言えば、秋田さんの詩ってきれい事を一旦言っておいて、
後からそれをひっくり返すの、好きですよね。
例えば「性善説」という曲では
「ねえママ、僕は知ってしまったよ。
 人間はみんな平等だと
 世界はあるがまま美しいと」
とすごく高らかに歌い上げるんですよね。
で、その後に
「それらは全くの詭弁であると」
とひっくり返す。
もっと言えば、その前の部分
「嘘をつけばバチが当たると
 神に祈れば救われると
 苦労はいつか報われると」
の部分も「詭弁」と言う言葉でひっくり返してる。
でも、この部分、曲の中で一番盛り上がる部分なんですよ。
「人間はみんな平等だと♪」
って気持ちよく口ずさみたくなる。
正論だしね。
でもこの「きれい事」部分をメロディでも盛り上げて置いて
それを一気にひっくり返すのが秋田さん式。
今回のアルバムで言えば、
「雨男」にこのパターンちょっと入っているかなあ。
Cメロっていうのかな。
サビのあと、畳みかけるように相反する言葉が羅列されていって
(「乗るか反るか? 行くか戻るか? 雨か晴れるか?」・・・という感じ)
その緊迫感をふっと解くように
「止まない雨はない 明けない夜はない」
と歌われる。
このメロディがすごく素朴でいい感じなこともあって
この部分ばっかりが頭に残って思わず口ずさんじゃうんだけど
この後
「とか言って明日に希望を託すのはやめた」
と、「きれい事」部分を見事にひっくり返しちゃう。
本当に言いたいことはこの後に続く
「土砂降りの雨の中 ずぶ濡れで走って行けるか 今日も土砂降り」
そんでもってこのフレーズがamazarashiというバンド名にイメージがつながっていて
「そういやいつかもこんな雨だった」
と歌うサビのちょっとノスタルジックな感じもすごくいい感じで
このアルバムの中で一番好きな曲o(〃^▽^〃)o


好きなフレーズと言えば「街の灯を結ぶ」の
「街の灯から街の灯へ足を引きずって 星座の線みたいに街の灯を結ぶ」
という表現も好きだし
「もう一度」の
「自分自身にずっと負けてきた
 勝てないわけないよ 自分なら
 僕が一番わかってる 僕の弱さなら」
というフレーズも好き。
こんな風に「好き」なところをあげていくとキリがないんだけど、
とりあえず、どうしても書いておきたかったことを思いだした(^^ゞ
アルバムの中盤に入っている「穴を掘っている」という曲。
たぶん、曲調としてはこのアルバムの中では一番苦手な部類の曲。
でも、自分の中で何となくこの曲が特別な意味を持っているのは
この曲のPVの為だと思う。
こういう手法をインスタレーションって言うんですって。
深い森の中、針金でたくさんのプリンターが設置されていて、
ツイッターから「死にたい」という言葉で検索をかけて抽出された20万強のつぶやきを
自動でプリントアウトしていく。
たったこれだけの映像が延々と続くのですが、
これがもう・・・なんというか壮絶な映像なんです。
プリンターがまるで生き物のように次々と白い紙をはきだして、
その紙が森に降り積もっていく。
プリンターが吐き出すのは、匿名の「死にたい」という言葉達。
「死にたい」という思いが暗い森を埋め尽くして行く。
そして表れるラスト。
絶望の中に希望を見いだすとてもamazarashiらしいラスト。
意味は二通りにとれるんですけど、
どちらにしても単純に「死にたい」という気持ちを煽ったりするようなPVではないということを
明確に伝えています。
今、ググったら、アメーバニュースにもなってたんですね。

この記事によると、撮影時にネットで公開したんですね。
そう言えば、いつだったか、夜ツイッターを辿っていたら
時間限定で新しいアルバムのPVが公開されたらしいツイートをしている人がいて
ええっ! 新しいPV?o(〃^▽^〃)o
って浮かれたのに、
でもすぐに消されちゃった・・・っていうツイートも見て
うおおっ? そんなことあるんだ・・・(  ゚ ▽ ゚ ;)
そんなの見られないよお(T▽T;)
って思った日があったことを思い出しました。
これのことだったのかなあ。
今はちゃんとずっと公開しています。
興味がある人は見てください。

amazarashiって本当に映像での表現上手いんだよなあ・・・。
と改めて思う今日この頃。


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