八重の桜~鹿鳴館の華

久々に浩がいっぱい登場したのでちょこっと感想(^~^)
(・・・と思ったら意外と長くなったσ(^_^;))
いっぱい出ましたね、浩(^ε^)♪
家長として安定した存在感。
今回は京都にやってきて久々に覚馬さんに再会しました。
それぞれが会津戦争のことを負い目に感じていて
ここまで再会していなかったというのは、ありだよなあ・・・と。
なんでこんな書き方になっているかというと
この回も脚本が山本むつみさんじゃなくて吉澤さんだからです(;^_^A
今回は前半に大きく関わる話だし、
会津編でよく描かれていた山川家が中心になる回でもあったので、
1話完結のお話というよりは、結構つながり感があった気がしました。
浩にやたら過去を思い起こさせるような描写が多かったし。
この回は全体の構成上の縛りが強い回だったのかもしれません。
題材だけを決めて脚本家さんに丸投げした回とは
ちょっと趣が違ったような気がします。
今回はツイッター上で話題騒然の例の「会津戦記」が登場。
案の定、覚馬の手から浩へと手渡されました。
やっぱりこれが「京都守護職始末」になっていくのか・・・orz
浩が尚之助さんが残した「会津戦記」を読みながら
男泣きに泣いていました。
そこでふと「会津戦記」ってどんな内容なんだろう・・・って気になったんですよね。
浩が「登勢・・・会いてえなあ」って思わずつぶやいちゃうような内容なんだ・・・。
尚之助さんの性格からして、
当時の会津の軍制や装備、それから籠城戦の経過を
できるだけ事実に即して書いていそうな気がするんですが、
案外、籠城戦中の城内の生活状況や女子供の様子も書いてあったのかもしれません。
でも、とりあえず尚之助さんに書けるのはここまでですよね。
最終的には藩士になれたとは言っても、
他藩の動きや中央の情勢がどうなっていたのかは知る立場にない。
首脳陣の意志決定がどのようになされたのかも。
そしてドラマの中では比較的に状況を冷静に俯瞰する視点を与えられていましたから、
他の会津藩士ほど素直に「会津は悪くない」という方向には書かないと思うんです。
尚之助さんが書くとしたら、
会津はこれだけしかない装備で、これだけの人数で
けれども勇敢に戦った・・・という、
尚之助さんの目から見た会津の人々しか無理でしょ?
これ・・・「京都守護職始末」につなげるのは強引だよな・・・( ̄ー ̄;
「京都守護職始末」は戊辰戦争前までだもんな。
それに普通に昔の知人からこういう遺稿を受け取ったとしたら、
自分が全く違う観点から書き直すんじゃなくて
知人の原稿そのものを世に出そうとするよな。
めちゃくちゃな文章・内容で読めたもんじゃない・・・っていうんならまだしも、
尚之助さんが書いているんだからちゃんとしたものになっているんだろうし。
書いた人に対する敬意ってそういう方向で示すもんでしょ?
百歩譲って、尚之助さんが、優秀だったのに何もなしとげる事ができずに、
会津藩の犠牲になったような形で不遇の晩年をおくりそのまま亡くなったのは
確かにあまりに切ないことなので、
せめてもの彼が生きた証として何か書いたものを残す・・・というのは
創作としてありかもしれません。
それを覚馬や襄が読むという展開も意味がある。
二人が知らないことが書かれているんだから。
ここでもっとドラマ的に盛り上げて欲しかったけれども・・・。
(覚馬さん、さらっと流しすぎ・・・。親友だったんだからさあ・・・
あんたが背負うべきものみんな彼に背負わせちゃったんだからさあ・・・
もうちょっと何かあってもよかった気はする(´・ω・`))
でも、浩に渡すことないよなあ・・・。
浩は山本家のみなさんと違ってずっと会津藩時代のこと引きずっているし、
籠城戦も一緒に戦ったんだからよくわかっているハズだし、
敢えて尚之助さんの手記を浩に読ませる意味がわかんない┐( ̄ヘ ̄)┌




とまあ、書いているとまたまた文句のオンパレードになっているんですけど、
ちゃんと面白いなあと思って見ている部分もあります。
実は腕相撲で決着をつけるという展開、なるほどなあ・・・と思いました。
この回が1話完結の物語なのだとすれば。
各々の登場人物の設定だけがあって
その設定に乗っかって書かれたお話だとすると
なるほどきれいにまとまっている。
そうだよなあ・・・問題点が会津と薩摩っていうところにいってしまったら
どんなに口角泡を飛ばしてののしりあっても決して解決することはない。
会津編ファンとしては、このドラマではなぜか封印されている
会津側の言い分と新政府側の言い分の激突がきけたのもよかった。
捨松の結婚は捨松自身が望んだこととして描きたいのですから
(実際に恋愛結婚だったんですね!Σ(・ω・ノ)ノ!)
それでは前に進みません。
そこで手っ取り早く決着をつけるために「腕相撲」っていうのは、
なるほどありかもなあ・・・と。
絵としても面白いし。
それに健次郎が言った
「この勝負、薩摩の陸軍中将が立場の弱い会津ものの家に
嫁取りにくっとは、まさに女相手に腕相撲取るようなもの」
っていう台詞もなかなかよかった。
健次郎は捨松の思いになんとなく気が付いていて、
浩のように「ダメ」一点張りではないから
八重さんにかけてみようと言えた。
でもちゃんとこの台詞が大山に対する嫌味になっているのがいい。
そうだよねえ・・・八重さんが普通の女性だったら
そういうことだよねえ。
大の男が女性あいてに腕相撲取るような力ずくのことを
アンタはやっているんだよってことだよね。
そういうことはガツンと言っておかないとね(b^-゜)
でも、実際はあそこにいた大山以外の人みんな知ってるんだけど。
八重さん、勝っちゃうぞ・・・(゚_゚i)って。
結局、捨松の一言で八重さんが捨松の本心を悟って
力を抜いて負けて一件落着。
みんなも捨松の気持ちが分かってしまったから何も言えず・・・。
そして、かつて銃を持って戦ったもの同士が
腕相撲で物事を決められるようになったことを
素直に喜ぶ襄先生、かわいい・・・。
腕相撲の手を組み替えると握手になる・・・なんて言っちゃって。
いいシーンだよなあ・・・
こうやって全ての争っている人が握手しあえるようになれば
きっとこの世に戦争なんてことなくなるよなあ・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



って、思えるか!!((o(-゛-;)
だから、これは大河ドラマで、
良くも悪くも、ここまでの積み重ね・・・ちゅうもんがあるんです!
この1話だけの話、
もしくは京都編から始まった話だったら
この展開で問題なく納得したと思います。
でも、半年以上も積み重ねてきた時間がありますから、
視聴者は会津での生活や、会津の義や、
それらが踏みにじられてきた経緯を
ドラマを見ることで疑似体験してきていますから、
こんな簡単なきれい事でまとめられたらやりきれない(w_-;
今回はなまじっか過去につながるような台詞が多かっただけに
余計に上っ面でごまかされてしまった感じがしてしまう・・・。
ほら会津時代のことちゃんと覚えていますよってアリバイ作られているみたい。
そんな中、浩だけはぶれずに過去を思いっきり引きずっていて
いい台詞いっぱいもらってよかったなあ・・・と思いました。
自分は忘れない、
自分が忘れない限り、相手も忘れない。
でも新しい世代である捨松たちがその恨みを乗り越えて行けたら
いつか会津が認められるようになるときが来る・・・
っていう言葉は重いなあと思いました。
時間が経つにつれて記憶は薄れていく、
でも、自分は忘れちゃいけないんだ・・・っていう葛藤も。
不思議なことにこのドラマでは過去を背負っちゃっているのは浩だけなんですけど
きっと本当は八重さんも覚馬さんも
会津の人達はみんな浩みたいな思いを抱いていたはずなんですよね。
その長い長い心の軌跡を描くのが
本来の京都編だったんじゃないのかな・・・って気がするんですけど。
全てがあっさりと済まされちゃって・・・。
ドラマとして描く気がないのか・・・と思ってしまう・・・(´・ω・`)




次回予告には殿が登場。
こういう場面があるっていうのは知っていたんだけど
思っていた以上に生々しくってちょっとひいてしまいました・・・(→o←)ゞ
たぶん、「八重の桜」の流れで明治の世に生きる容保さまを描くのは
普通に難しいことだと思うのです。
なんといっても前時代の象徴みたいな人ですから。
京都編で会津の人達のその後を丁寧に追っているならまだしも、
それすらも放棄してしまったこのドラマで
容保さまをどう出してきても違和感があると思います。
なんでわざわざ出すんだ?( ̄_ ̄ i)
照姫さまのフォローなのかなあ・・・。
でも、開城前のお二人の会話が
押さえた中に信頼関係が滲んでいてとてもよかったので
そのままでそっとしておいて欲しかった・・・。
予告で見たシーンが
ドラマの流れの中で納得のいく形で収まっていて欲しいと願うばかり・・・。



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シャニダールの花

私が書くとどうしてもネタバレ有りで感想を書いちゃうので、
いつ感想を書こうかと思っていたら
なんとなくタイミングを逃してしまい・・・(;´▽`A``
シャニダールの花に関してはツイッターで
みなさん140文字という文字制限の中で
ものすごくきれいに感想をまとめられていて
なんかもう圧倒されてしまって・・・。
(監督と脚本家さんをフォローしていたら
素敵な感想をいっぱいリツイートしてくれたので)
ついでに、見てから雑誌の記事を読んだり
TVで話されたりしている綾野君の言葉を聞いているうちに、
あれ? たぶん、私の解釈と綾野君の解釈・・・違う∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
っていうことに気が付いて・・・。
この映画では最後が曖昧な形で提示されて終わっているので、
決まった結論というのはなくて
どう受け取ってもいいつくりになっているとは思うんだけど・・・。
みなさんの感想ともなんとなくずれた受け取り方しているみたいで、
あり? なんでだ?(・・;)
と、つらつら考えてみたんですけど、
私はどうやら無意識に新井素子さんの小説「グリーンレクイエム」と
佐々木淳子さんのマンガ「ダークグリーン」を下敷きにして見ていたようで・・・(;^_^A
どちらも植物が意識を持つことを話の中心に据えた物語なんです。
特に「ダークグリーン」には植物の意識界っていうものがあって、
それは明確に人間と対立している。
(「ダークグリーン」が自然破壊をテーマにしているため)
「グリーンレクイエム」も「ダークグリーン」も大好きで
十代の頃何度も何度も繰り返して読んでいたので、
無意識にその世界観が染みついていたんでしょうね。
響子が見た不思議な一本道のある世界
(後に大瀧も見ることになる世界)を
当然のように植物(花)の意識界なんだと思って、
それは人間と対立するもの・・・と思ってしまった。
以下書いていく感想(感想でもないかなあ・・・これは)に
花の意識なんて言葉が出てきたら、
これらの作品に影響されたんだなあ・・・と思っていただければ幸いです。
というより自分でもかなり偏った作品の見方をしたと思っているので、
普通にこの作品を楽しみたい方はスルーしてください。
たぶんこの作品を理解する上でなんの参考にもなりませんσ(^_^;)



大阪の先行上映会で初めてこの作品を見たとき、正直よくわからなかったんです。
冒頭、非常に印象的な始まり方をしますが、
(美しい花のアップ、歪んだギター、大瀧のナレーション)
その流れの中に黒い服を着た大瀧が
ナイフを持っているシーンが挿入されている。
そのシーンは物語の中盤に挟み込まれるべきシーンなんだけど、
最初はそのことすらうまく理解出来ていなくって、
というか見ているうちに冒頭にこのシーンがあったことすら忘れてて、
2度目見た時に、あ、このシーンが冒頭にあったんだ!
と気が付いたくらいで・・・(;^_^A
確か、肝心のそのシーンが入るべき場所には
あの姿はなかった気がする(うろ覚えです)
初見の時は、なんか急に大瀧と響子がくっついて、別れて・・・
あれ? 大切なシーンや表現を見落としたんだろうか・・・
と不安になってしまうくらいの唐突な展開に思えてました。
中盤から思っていた方向とは全然違う所に話が進んでいったこともあって、
ますます展開していく場面の意味を上手く理解することができず・・・。
半ば呆然とした気持ちで初「シャニダールの花」を見終わったのですが、
舞台挨拶が上映後で、しかもマスコミのカメラが入っていなかったので
登壇された皆さんが結構饒舌に内容について話して下さったんですよね。
その時の綾野君の言葉で
(インタビューでよく語っている
「大瀧は最初は花に近い人で、響子に出会って愚かな人間になるんだけど
最後はまた花の世界に近づいていく・・・」
っていうやつです)
一気に何かがつかめた気がして、
2回目、公開が始まってから見に行った時は、
そのこと(大瀧の変化)に注意しながら見ていました。
注意しながら見てみたら、
1回目見た時に致命的に大切なところを見落としていたわけではなかった
ということが分かりました(;^_^A
大瀧と響子の関係が近づいていく様は、
本当にほとんど分かりやすい形では描かれていなかったヽ(;´ω`)ノ
でも綾野君の
「大瀧は植物に近い人」っていう言葉を頼りに見ていくと、
なるほど、序盤、大瀧は花にしか関心がないんですね。
だから響子の案内役も義理かやっかい。
ハルカの家に勧誘に行く時もあからさまにはしないものの、
関心は花にしかないって言う感じが
響子とのやり取りでよく伝わってきました。
一方、響子は真逆で、花は生えてるけど
自分が相手にしているのはあくまでも人間というスタンス。
そして、響子にはなにか特殊能力のようなものがあるのかな。
極端に人見知りで母親でさえ扱いかねているような子の
ドアをすんなりと開けさせてしまうような、
人の心に違和感なく入り込める能力、
人の心に寄り添える能力、共鳴する能力・・・
そういうものが響子にはある。
その能力はきっとカウンセラーという職に大きく寄与しているんでしょう。
その能力が、彼女が家族と死に別れているという生い立ちに
どれほど関わっているのかは、ちょっとわからない。
もしかすると大瀧が響子の過去(事故)を調べているというシーンは
響子の説明なのではなく、
大瀧が花ではなく人に興味を抱き始めていることを示すためのシーンなのかな。
なんにしろ大瀧は響子を通して少しずつ
花を生やしている人間にも関心を向けるようになっていく。
ユリエと昼食を共にするのもそういうことなんでしょうね。
花を生やしている人間をケアすることで
花が無事に育っていく・・・それは大瀧にとっても望ましいこと。
響子もまた大瀧を通して花の不思議さや魅力に気付いていきます。
花を切り離して考えるのではなく、
花をも含めた存在として少女達と関わっていく。
響子の考察の形が絵で表現されるのは面白いですよね。
あの印象的な逆さまに描かれた女性と花の絵、
あれは大瀧の論文を絵として解釈した物で、
大瀧の理論を自分なりに咀嚼したもの。
花から人間へと関心を移していく大滝と
人間から花へと関心を移していく響子。
その心境の変化がお互いへの関心を高めていく。
人間への関心を深めていく大瀧が
人の心のエキスパートとも言える響子自身に関心を持つのはある意味自然なことだし、
響子にとっても花への興味が増していく中で
花のエキスパートである大瀧に関心を持つのは当たり前。
逆に言えば、響子が花に近づき始めたから大瀧が惹かれ
大瀧が人に近づき始めたから響子も惹かれ始めた・・・とも言える。
資料室での二人のシーンがとても美しかった・・・。
特に響子の表情がすごくて・・・。
深く温かい母性を感じさせるような表情・・・。
実年齢的には黒木さんは綾野君よりもずっと若くて
おそらく役柄的にも響子は大瀧よりも若い設定なんだと思うんだけど、
完全に大瀧を包み込んでいましたから・・・。
この時の黒木さんを見て
この若さでこんな表情ができるなんてすごい女優さんだなあと思いました。
そして、こうして考えていくと
やっぱりここで大瀧にはキスして欲しかったなあ・・・と(;^_^A
人として響子を求め始めたのだから、
人間らしい触れ合い方、情の示し方として、
脚本的にはやっぱりキス・・・だったんだろうな・・・。
でも、脚本よりも演者の気持ちを優先した監督の決断好きです。
結果的に映像的にすごくきれいなシーンになりましたよね。
そして鼻キスでもちゃんと大瀧の気持ちが響子に向かい始めたことが伝わったので、
結果オーライだったのかな・・・という気はします。
大瀧はこの時はっきりと、花 < 人間(響子)になった。


一方響子の方はどんどん花に共鳴していく。
花は宿主である人間になんらかの精神的影響を与えていて
それは人によって表れ方が異なるようで・・・。
ユリエのように愛するという気持ちが刺激されていく人もいるし、
ハルカのように花を宿すことが自分に対する自信につながっていく人もいる。
上手く育たないときには、上手く育てている人に対して嫉妬心をもったり。
けれども違った形に心を揺らしながらも、
花を咲かせたい・・・その実を結実させたい・・・
という方向に、確実に心を誘導されている。
響子は少女達のカウンセリングをしながら
この花の深層的な願望とでも言うべき思いに深く共感していき、
やがてその思いに取り込まれる。
大瀧と響子が対極に位置しながらも近づき触れ合い、やがてすれ違っていく・・・
このクロスしていく様がはっきりと見えたのが
ミクが嫉妬心にかられて他の入居者の花を引きちぎって行くシーン。
大瀧は少女達がショック症状を起こしている様子に驚いて居るように見えました。
でも響子は花が引きちぎられてしまったことにショックを受けているように見えた・・・。
観客には早くから知らされていた
花は宿主の命とひきかえに咲いているという事実。
花が宿主から切り離されたときに
宿主は死んでしまうことがある・・・と言う事実を
大瀧が初めて知る場面でもあるのでそう見えたのかもしれませんが、
それでも、やはり大瀧の関心は花そのものよりも宿主へと向いている気がしました。
一方気絶するほどショックを受けた響子は
最初の頃の大瀧の位置にいる・・・。
二人の立ち位置が入れ替わって、
そしてX(エックス)の文字を描くようにどんどん離れていく。
響子が大瀧に自分の胸に生えた花の存在を打ち明けたのは
大瀧が花に近い存在だと思っていたから、。
パートナーとして、一緒に花を育ててくれると信じていた。
今までシャニダール研究所で少女達の胸に咲く花を見守り育ててきたように
自分の花も守ってくれると思っていた。
けれども花より人間に心を寄せてしまった大瀧は、
花が宿主の命を奪うかも知れないことがわかった以上、
そんな危険なものを大切な人の胸にはやしておく訳にはいかない、と考えて、
響子を守る為に響子が眠っている間に花を切り取ってしまう。
ここが冒頭のシーンになるわけですね。
真っ黒い服を着て、思い詰めたような顔で
前のめりになってナイフを持つ大瀧の姿。
・・・そうして大瀧は、響子に、花に、排除されてしまう。




花(シャニダールの花)には意志(と呼べるようなもの)があると考えると
いろんなところにうまく説明がつく気がするのです。
花が宿主から切り取られてしまった時、
宿主が必ず死ぬとは限りませんよね。
ハルカは自ら引きちぎったのに生きている。
またユリエともう一人、花の切除をする手術シーンがありましたが、
2例とも花を切り取った瞬間に心臓発作を起こしているわけじゃない。
花をシャーレに移した時に発作が起きている。
まるで花がバラバラにされて研究対象になることを拒んでいるかのように・・・。
響子に花が生えてきたのも、
大瀧に切り取られた後、再び芽を得たのも
決して偶然ではない気がする。
響子は花にとって有用な人間だったから
花に選ばれたんじゃないかな。
花の思いに共感し、種を得ようと思った人間だから。
おそらくシャニダール研究所もある時点までは花にとって有用な施設だった。
花が根付いた人間を保護し、花の育成に万全をつくす。
シャニダールの花の持つ「新薬開発に役立つ成分」は
色や匂いや蜜が虫を引き寄せるように
人に身体を提供させるためのエサ。
けれども、研究所は花を育てはするが
繁殖させることはしない。
そこで花が目をつけたのが響子だった。
響子の強い感受性を利用して花の意識に同化させる。
響子が見た一本道のある茫漠とした世界はきっと花の意識界。
人間の身体に寄生し繁栄していく進化の過程を見せた景色。
彼女はそこに共感して自らの身体を花に提供する。
たぶん、大瀧もある時期までは花にとって有用な人物だったんだろうと思う。
ただひたすら花の生育に情熱を傾ける若き研究員。
けれども大瀧が花よりも響子を愛してしまった為に
花から切り捨てられた。
大瀧が新しい職場で呆然としているときに
同僚が何かの植物の剪定をしている場面が印象的でした。
同僚が「いらないものは切ってしまわなくちゃ」
とかなんとかいいながら手入れしているんだけど
大瀧はそれを聞くともなしに聞いているんですよね。
所在なげに・・・。
彼は響子に捨てられただけじゃなくて、
花からも不要のものとして切り捨てられてしまった人間なんですね。
そしてシャニダール研究所も花にとって意味のない存在になると
偶然かそれとも何らかの意識が関係していたのか、つぶれてしまった。
花に振り回される人間達。




大瀧がようやく響子の居場所に辿り着いたとき
なかなか響子の姿が映らなくて、
ひどく怖かった・・・。
生きているのか、死んでいるのか・・・
花を咲かせて種を採取できるまで育てた響子の身体は
どうなってしまっているんだろうって・・・(((( ;°Д°))))
響子の身体は人間の姿をとどめているんだろうか、
半分花に浸食されていたらどうしよう・・・。
けれども響子の姿はそのままで、
まるで静かに眠っているよう。
その姿を見て泣き崩れる大瀧が印象的でした。
ああ、この人はこんなにも響子のことを愛していたんだって、
響子を必要としていたんだって、ちゃんと伝わった。
けれども響子は深く深く眠ったまま。
身体はそのままなのに、
心は花の世界に行ってしまった。
響子の残した言葉によれば
花の世界にいることはとても心安らぐのだそうです。
彼女は今幸せなのだそうです。
で、たぶんここを肯定的にとるか否定的にとるかで
この作品の解釈や感想は大きく変わってしまう・・・。
映画としては是とも非とも描いていないと思うんですよね。
響子は花の世界に行ってしまった。
大瀧は彼女が眠ったままでいる理由を解き明かそうと
必死で「花」について調べ始める。
それは今まで「シャニダール研究所」でやっていた研究とは
また違った熱意で。
響子が大瀧に
「見たいものしかみない」
というようなことを言っていましたが、
その、「見たいものしか見ない」というような殻を破るように
花に対峙していって、
そうしてある日、大瀧は響子が見た世界
花が見事に繁殖し人間ととってかわる世界
を白昼夢として見る。
というだけ。
2回目見に行った時にはこの大瀧が花の謎を解こうとする下りがすごく好きになりました。
ここの大瀧の行動も受け取り方は人それぞれなのだと思うのですが、
私は大瀧が響子を花から取り戻すための戦いをしているんだと思ったんですよね。
シャニダール研究所にいた頃の大瀧は
研究者としてはどうなの? それ?
っていう研究者だったと思うんです。
普通研究者って自分の研究対象にどん欲なものだし、
ある特定の花の研究をしていたら、
真っ先にその種は手に入れたいと思うじゃないですか。
その花が特別変異なのか
それともその特質を遺伝子レベルで何かから継承しているのか
種を得ることでわかることがいっぱいあると思うんだけど、
大瀧って自分が許された枠の中でしか研究しようとしないんですよね。
企業にいる研究者ってそういうものなのかなあ・・・。
草食系の男子ならぬ草食系の研究者(;^_^A
そんな大瀧が今度はちゃんと花と向き合おうとした。
すると見えてくるのは今までとは違った花の姿。
大瀧がシャニダール研究所に居たときは
花って全力で守らないと行けないか弱いものだったんだと思うんです。
毎日観察して、世話をしてやって、それでも、
宿主の心理状態が揺れるだけで簡単に枯れてしまう繊細な植物。
ところがどう?
響子の身体を経由した花は驚くほどの繁殖力で
街のあちこちに根を下ろしている。
茂みの陰にも、高架下の日陰にも、見知らぬ人の窓辺にも。
もうシャニダールの花は高価な額で取引されるとか
新薬の材料になるという付加価値もいらない。
ただその美しさに人は惹きつけられ
そしてその繁殖に手を貸してゆく。
シャニダール研究所の吉崎元所長を尋ねたとき
吉崎を大瀧が殴らなかったのは、
吉崎に自分を見たんだろうなあ・・・と。
綾野君は「大瀧が植物に近くなっていったから殴らなかった」
って言っていましたね。
これはちょっと分からない(おそらく私と綾野君の解釈がずれているから)んだけど
綾野君の解釈はいろいろ考えて、ぐるぐる解釈が巡り巡って最終的に
あ、こういうことを言っていたんだ!
って思い至ることがよくあるので、今の所は保留・・・(;^_^A
吉崎はシャニダールの花が人の命を奪う可能性があることを知りながら
研究を続けていた。
ある種のマッドサイエンティストですよね。
いや、欲に目がくらんだ企業の手先?
ともかく、自分の興味、利益のために
人の命さえも犠牲にすることをいとわなかった人。
けれども、吉崎はおそらくシャニダール研修所が潰れてから
自分で探し始めたんだと思う。
「花」の正体を・・・。
吉崎が見つけた「花」の正体は
シャニダール遺跡で発見された花の化石の別解釈。
もともとはシャニダール遺跡で埋葬された骨と共に花の化石が発見された
という事実に対して、
人に人間らしい心が芽生えた始まりと言われているんですよね。
けれども吉崎が見つけ出してきたのは、
そんなロマンチックな話ではなく、
人が花によって滅ぼされた・・・という解釈。
視点を変えると見える景色は全く変わる。
そして吉崎が見つけた「解釈」は現実に起こりつつある事態と
見事にシンクロしている・・・。
人知れず増殖を続けているシャニダールの花。
人の胸に生える率もニュースになるくらい頻繁になってきているらしい。
そして、花が満開になり種を宿したその後の宿主は
響子のように眠り続けるというのなら、
人間はやがて花に駆逐され、滅びてしまうのだろう。
まるで響子の面影を集めるように花を採集し続ける大瀧。
そして、大瀧も眩しい太陽の幻影として、響子が以前見ていたのと同じ世界を見る。
そこは吉崎が話したことが具現化したような世界。
大瀧が立つその先の大地には見渡す限りシャニダールの花が咲き誇り、
人影はない。
その世界で、以前と全く変わらない響子が穏やかに微笑んで、
大瀧の足下に咲く2輪の花を自分と大瀧だという。
歪んだギターの音がギュイーンと入って
まるで当たり前にあると思っていた足下の地面が
ゆっくりと崩れていくような奇妙な感覚と共に物語は終わる・・・。
この物語は「花」についての様々な見方を提示しているんですよね。
きれいなだけが花じゃない。
心を癒してくれるだけが花じゃない。
気持ちを伝えてくれるだけの存在でもない。
その進化の過程で恐竜さえも滅ぼしてしまったかもしれない。
もしかしたら人間さえも滅ぼしてしまうかもしれない。
ほら、当たり前のように見ている世界、現実も
見方を少し変えるだけで全く違った世界が見えてくる。
そんなことを伝えたかったんだろうな・・・。




私は、この大瀧が見た世界は花の願望が見せた夢だと思っていたので
大瀧! 早く目を覚まして!
できればそこに居る響子の意識を無理矢理にでも現実に引っ張ってきて
響子の目も覚まさせて!
と思っていました。
「シャニダールの花」という種と「人間」という種の生存争いなのだとしたら
やっぱり人間として負けたくないじゃないですか(^o^;)
やすやすと花の思い通りに滅ぼされたくないじゃないですか。
花として生きることは平穏なのかもしれない。
悩みも苦しみもなく、ただそこに生えて成長して花を咲かせて・・・。
でも、花として生きる方が楽・・・という理由で人間としての生を否定するのは
なんか嫌だと思ったんですよね。
大瀧と響子の恋を
2輪並んで咲くことが二人の終着点・・・
と思いたくなかったんです。
あんまりがっつりとは描かれなかったけれど、
物語の中盤で描かれた二人の心の交流は
人間でないと成り立たなかったもので、
響子を失って苦しむその苦悩さえも尊いもの。
せっかく響子を通じて人と心を通わせる喜びを知った大瀧に
ちゃんと人間同士としての愛情のやり取りを取り戻させてあげたかった。
大瀧が見た世界は現実ではなく、
花たちの願望が見せた幻だとすると、
現実はまだそこに向かう途中だということになります。
だから大瀧には早く目を覚まして
現実がそこに行き着かないように何か策を探して欲しかった。
響子を人間の世界に取り返して欲しかった。
そして、今、花が人間を凌駕していくその最中なのだとすれば、
そのことが一番見えている数少ない人間の一人が大瀧。
花対人間の生存争いのまさに突端に大瀧はいるわけで・・・。
がんばれ!! 大瀧!!
人類を救えるのは君だけだ!!
と一人で勝手に熱く応援してしまって・・・
で、ここまでくると大抵の他の人の感想から大きく外れているんですよね・・・(;^_^A
・・・はい、自覚しています・・・f^_^;
でも、私の「シャニダールの花」の(2回見た)感想は、
大瀧、がんばれ!
だったんです・・・。



監督は大阪の舞台挨拶で、
評判がよかったら続編を作りたいっておっしゃっていました。
だから私の頭の中では勝手に
響子を取り戻す為に花と戦う大瀧・・・
という続編のイメージができつつあります・・・(;^_^A
たぶん、そういう話にはならないだろうと思いますが・・・f^_^;
あ! そう言えばもう一つ、監督が舞台挨拶でおっしゃっていた印象深いお話があって、
舞台挨拶のことを書いた時に、
また後でネタバレ有りの感想を書いたときにその内容を書きますって
書いたような気がするのですが、
それは
「シャニダールの花は男性にも生える」
ということでした。
これには綾野君もびっくりされていました。
本当にびっくりして、自分は演じているときにこう思って演じていたっていうことを
だだだーっと話し出して
(大瀧はもともと花に近くて云々って話です)
だんだんごっちゃになってしまって、
その横で監督が楽しそうにその様子を見ながら
「それでいいんだよ」
みたいなことをおっしゃっていました。
私も花は女性にしか生えないと思い込んでいたので
本当にびっくりしたのですが、
男性にも生える・・・となるとなかなか面白いですよね。
花にもいろいろあって、一つの花の中におしべとめしべがある花もあれば
雄花と雌花に別れているものもありますよね。
自家受精を防いで、新しい遺伝子を取り込むことで種の繁栄をはかるのが
雄花と雌花に別れている理由だとすれば、
シャニダールの花が次に、より繁栄する為の手段として
男性に寄生することで男性からは雄花を
女性からは雌花を生み出そうと試みる・・・っていうことありそうな気がする。
そんでもって男性に花が生える第一号が大瀧だったら面白いな。
だって、響子はあの花の世界を見た後花が生えてきましたから、
大瀧もそうなるかもしれない。
それに、花が生えてくると、
心は花によって影響を受けやすくなりますから、
大瀧の心の中で花に同化しようとする思いが強くなるはず・・・。
そうすると大瀧の心の中の葛藤はより大きなものになりますよね。
花を胸に咲かせた大瀧・・・っていうのもちょっと見てみたい・・・。
続編、見たいな・・・。
でも私の想像通りの方向に話が進むとは思えないので
やっぱりこうやっていろいろ想像して(妄想して)楽しむのがいいのかも・・・。




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posted by HaHa at 02:46Comment(0)映画

バラエティいっぱいの夏

この記事を書き始めたのは、9月の14日、ゲキ×ソニックの日でした。
もちろん参加できなかったので、
家でライブが終わるくらいの時間にツイッターにへばりつき、
次々上がってくる感想に
いいなあ・・・と・・・(´・ω・`)
そうか・・・やっぱりサイペのコンサートだから、
ロン毛仕様だったのね。
魁斗だもんね。
かなり盛り上がったようで何より(^~^)
お仕事忙しくて練習とか参加されていないときもあったようなので
どうなんだろう・・・ちゃんと準備できているのかな?
と、ちょっぴり心配になっていたのですが、
そこはやっぱり去年あれだけみっちりやっていた曲&仲間だったから
大丈夫だったんでしょうね。
またまた驚異的な集中力でなんとかしちゃった部分もあるのかも(;^_^A
こういうお仕事って楽しいだろうな。
ファンの前で思う存分ギター弾くってストレス解消になりそうですよね。
この夏はバラエティや情報番組なんかの
ちょっと普段馴染みのない場でのお仕事いっぱいがんばりましたもんね。




というわけで、今更ですが、この夏いっぱいあったバラエティ関連の感想をざっとまとめて。
もう・・・思い出せないくらいいっぱい出ましたよね・・・。
関西では捕獲できなかったものも結構ありましたけど、
それでも追っかけきれずにアップアップしていました・・・(;^_^A
東京ローカルのものは見られないんですけど、
「ガッチャマン」と「シャニダールの花」は大阪に来てくれたので、
関西ローカルの番組にもたくさん出ていましたし。
有名どころのバラエティから、関西ローカルのニュース情報番組まで
ありとあらゆる番組で見た気がする・・・。
途中からなんかもう意地になっちゃって、
出る番組で見られるものは全部捕獲する!
とやっきになってほとんど録画していたので、
最後の辺はもうなにがなんやら・・・ヽ(;´Д`)ノ
まあね、こんなあほな追っかけ方するのは熱心なファンだけなので
一般の方にとってはそれほどでもないのでしょうが(;^_^A
たぶん綾野君に全く興味がない人でも
この夏の間におそらく数度は目にしたんじゃないかって思う。
そんでもってこれで一応ブレイク成し遂げたんじゃないのかなって気がする。
なにをもってブレイクっていうのかいまいちわからんのだけれど。
ブレイクにもいろいろあるし。
でも一般の、ドラマや映画に興味ない層の人が
名前聞いて顔が思い浮かんだらそれって一応のブレイク・・・
ってことになるんじゃないのかなあ・・・。
ああ、この人最近顔よく見るなあ・・・って。
で、それがこの2ヶ月の露出でかなり成し遂げられたんじゃないのかなって気がします。
もちろんドラマをよく見る(俳優さんに興味がある)人の間では
去年「カーネーション」で一気に知名度が上がったんですけど、
(ついでに今年の「空飛ぶ広報室」でまた一段とあがった気がする)
やっぱりドラマを見る層って限られていますもんね。
私は、俳優さんってそういう層に名前知られるようになったら
もう十分なんじゃないかって気はするのですが・・・。
個人的な実感で言えば、
6月末の舞台挨拶に行った時に、ママ友さんに
「誰の?」
と聞かれて
「綾野剛」
って答えたら、
「だれ?」
って言われた・・・(><;)
「えーっと『カーネーション』って見てた」
「ううん。見てない」
「大河って見てる?」
「ううん。見てない」
「空飛ぶ広報室は?」
「・・・」
「・・・(・・;)」
と言う感じだったのに、
8月下旬に
「今度ビッキー(次男)につきあってもらって映画行く」
っていったら即答で
「ああ、『ガッチャマン』?」
って返って来たΣ(・ω・ノ)ノ!
たった2ヶ月で、あんまりドラマや映画に興味ない彼女が
「ガッチャマン」に綾野剛が出ているっていう認識を持つってすごくないですか?
露出が多くなった分いわれのない誹謗中傷や
根拠のないあおり記事がネット上にひっきりなしに流れて
それも含めてブレイク果たしたんだなあ・・・とσ(^_^;)
去年の春頃に、アンチの感想とファンの感想が入り交じって上がり始めたら
本当のブレイクなのかなあ・・・とどっかに書いた気がしますが、
今、そういう状態になりつつあるのかもしれません。
ただ・・・それを書いた去年の春の段階で、
これほど露出が続くとは思っていなかった・・・σ(^_^;)
周防さんで知名度が上がって、
そのまま、また、知る人ぞ知る的なポジションで
仕事を続けられるのかと思っていました。
浅野忠信さんとか高良くんくらいの感じで映画中心に。
まさか1年後に「ゴチ」に出てる綾野君を見るとは・・・(  ゚ ▽ ゚ ;)





「SMAP×SMAP」
私はジャニーズファンじゃないんですけど
(役者さんとして単体で好きな方は何人もいる)
それでもたぶん世代というか感覚的には
嵐よりもSMAP世代だと思うので、
この番組に綾野君が出る・・・
というのはちょっと感慨深い気がしました。
そっか・・・ビストロに出られる所まできたのか・・・って。
綾野君はSMAPのメンバーとは共演ないんですねえ。
めちゃくちゃSMAPの皆さんに気をつかっている感じが伝わってきて
なんか微笑ましかったです。
満島さんとのバラエティっていうのも新鮮でした。
質問に答えるときもぽっといつもの感じで独特の表現を使っちゃって、
それがいまいち伝わっていないので、
一生懸命説明する様子も微笑ましくて・・・。
でも、SMAPのみなさんも突き放してしまわずに、
ちゃんと好意的に拾ってくれて面白がってくれてよかった。
特に木村君はいい感じでつっこんでくれたり
助け船を出してくれましたよね。
中居くんとはどうかなあ・・・、
絡みにくそうかなあ・・・
って心配したんですが、
箱根駅伝話で繋がれたのがよかったのか
終始和やかな感じでよかった。
ジャニーズ系の番組って、
ゲストで登場してもあくまでも主役は仕切っているホスト側・・・
っていうことがすごくよく分かった対応をしていたなあと思いました。
これは「VS嵐」でも強く感じたのだけど。




「おしゃれイズム」
今回は桃李君と一緒に出演ということで、
前回とまた違った印象での出演。
でも、上田さんのこと本当に好きなんだなあ。
安心してしゃべっている感じがしました。
「ガッチャマン」の宣伝で桃李くんと二人で出演する時って
なんか二人で独特の雰囲気を作り出していて面白い。
斜に構えているようで実はちゃんと愛想がいいっていうか、
素直に思い通りには動いてやらねえよ・・・って見せつつ
最終的にはちゃんと番組が望んでいる方向に落としどころをもっていく・・・っていうか。
そんでもって時々やる二人のこちょこちょ話もかわいい。
なんなんでしょうねえ・・・あの二人の仲良しアピールって(^^ゞ
桃李君は「ツナグ」や「今日、恋を始めます」の宣伝を何回か見た気がするのですが
もっと素直に普通に宣伝していた気がするので、
綾野君に悪い(おい!)道に引きずられている?
何となくですけど、
綾野君がこんな感じでいこうぜーって誘って、
桃李君が喜々としてそれに乗っている気がする・・・(;^_^A
話の内容で印象的だったのは、
桃李君が綾野君に告白したいことがあるっていうところ。
思い当たる節があって思いっきり驚いている綾野君が面白かった。
驚き方は空井君っぽいんだなあ・・・って見ていました。
桃李君も番組のスタッフに言われるまで
綾野君の誕生日を忘れていたことに気付かないっていうの
なんか微笑ましいなあって思いました。
いいんです、いいんです、年下の子は。
そうやって先輩に甘えさせてもらえば。
きっと綾野君も先輩方にそうやって甘えさせてもらってきたんだと思います。
あとは・・・桃李君の変身シーンの時に
あ、じゃあ怪人役やります・・・
と立ち上がったはいいけど・・・あれどうするつもりだったんだろσ(^_^;)
なんかぐだぐだになっちゃったヽ(;´Д`)ノ
それもまた微笑ましかったんだけど。




「ぐるナイ・ゴチバトル」
岡村さんとは「シュアリー・サムディ」で共演していますが、
どうなんだろ・・・岡村さんと気が合うのかな?
と思っていたら、案の定、
撮影当時に小栗君を交えて食事したくらいの仲だったみたいですね。
そのせいなのか、話題が古すぎるからか
思ったほどは「シュアリー・・・」撮影当時の話が聞けず残念。
でも、自転車をゆっくり漕ぐという競争に負けて
本気で悔しがっている姿を見られたのは面白かった。
やり直しさせてもらってるし( ´艸`)
でも、やっぱり負けてるし・・・( ´艸`)
ガッチャマン仕様のママチャリもかわいかったですね。
値段の予想が結構的を射ているのは意外でした。
2位って微妙に中途半端な感じだったのですが、
おいしそうに中華を食べる姿が見られて幸せな気分。
綾野君は本当においしそうにものを食べるから
見ていて気持ちいいです。





「しゃべくり007」
前回の出演時は自分でも納得がいかなかったんですね。
バラエティってほんっとに難しい。
特にこの番組って一人のゲストによってたかって芸人が自己主張するので
受け方が難しいんでしょうね。
今回はガッチャマンチームとして出場。
1対7ではなく、5対7だったので、
ちょっと楽そうだったかな。
この番組がガッチャマン5人勢揃いでの初めてのバラエティだったのかな?
5人揃った感じが新鮮でした。
剛力さんが意外に喋らないんだなあ・・・
もうちょっと前に出てくる人かと思っていたんですよね。
でもまあ、あのメンバーでは前に出にくいかな・・・(;^_^A
桃李君と綾野君の仲良し度がすごいので、
とてもとてもあの間を割り込んでは話にくいですよねヽ(;´ω`)ノ





「火曜サプライズ」
なんかもう・・・綾野君と桃李くん自由人・・・(^▽^;)
暑いからってさっさと木陰に入っちゃったりさ。
前半・・・登場から船乗って浅草散歩し始める辺りまでは
嫌そう・・・とまではいかないけれども
乗り気でなさそうなのははっきり見て取れて
ウェンツくんも振り回されっぱなしだったけど、
だんだんテンションが上がっていったみたいでよかった。
それにしてもあれだけアイス系統のもの食べて
お腹壊さなかったんだろうか・・・。
ロケの日は暑そうでしたけど・・・。
鈴木くんがおもち食べたいのにないがしろにされて、
お店の人にもいろいろ言われてちょっと凹んでいるのがかわいそうでした(^o^;)
最終的におもち食べられてよかったですね。
翌週のおまけで羽手裏剣がちゃんと映って
こんなにきれいな武器だったんだ!って思いました。
私が行った映画館で売られているグッズの中に
羽根手裏剣型ボールペンはなくって、
やっぱりアレ欲しかったなあ・・・。
でも綾野君
「俺のは光らない・・・」
って、ちょっと残念そうに・・・。
いやいや鈴木くんの武器なんて
光らないどころか名前さえついていませんから。
しかも、印象にも残ってなかったσ(^_^;)
他の武器は出てきた場面がすっと浮かんだんだけど、
鈴木君のだけは
あれ? こんなの使ってたっけ?
で、使っている場面が流れて、
そ-いや持っていた気がする・・・っていうくらい印象が薄かったヽ(;´ω`)ノ
とりあえずウェンツくんおつかれさまでした。




「世界仰天ニュース」
これは珍しく桃李くんではなく鈴木君と一緒でしたね。
鶴瓶さんとは旧知の仲だし、
中居くんとも「SMAP×SMAP」で会っているからか、
いい感じでトークが進んでいました。
表現がちょっと飛び過ぎちゃうところは
さりげなく鶴瓶さんが解釈つけてくれていましたし、
中居君もいい感じでつっこんでくれていましたし。
いつもの女性論が飛び出したときは
今のタイミングでそんな方向に話を広げたら
とっちらかっちゃうんじゃないの?
って思っていたら、鶴瓶さんと中居くんが上手い具合にまとめてくれました。
後日放送された鈴木君の世界遺産の講義も面白かった。
鈴木君って説明上手ですねえ。
紹介された場所、全部行きたくなってしまった・・・。
鈴木君は趣味の知識を活かしてバラエティでも活躍できそうですね。





「VS嵐」
これ、一番楽しそうにしていた気がする。
一つ一つのゲームで一喜一憂していたし。
負けると本当に悔しそうで
やっぱり負けず嫌いなんだなあ・・・と再確認(;^_^A
でもコメントを求められたら上手い具合に返していましたね。
すっかり嵐ファンの皆さんも虜にしてしまったようで・・・( ´艸`)
天の声さんもやたらと綾野君に話を振ってくれて
(桃李君は病み上がりだったからかな?)
ずいぶん目立っていましたね。
網を持つ姿がやたらとかっこよかった・・・(〃∇〃)
ニノとの待ち合わせの話も面白かったし( ´艸`)
でも、かっこよさという点では
クリフクライムで鈴木くんが足でボタンを押したところが私的には一番でした。
すごっ!!
剛力さんもすごくするすると壁をのぼっていて
本当に運動神経いいんだなあ・・・。
そして、龍臣くん、
ガッチャマンメンバーの中にいるからちっちゃく見えていたけど
大野君よりも背が高かったとは!Σ(・ω・ノ)ノ!
やっぱり身長って相対的に見えるものなんだなあ・・・。
最近やたらと綾野君が小さく見えるのは
桃李君とか鈴木君とか要さんとか小栗君とか
とにかく185センチ前後の本当に大っきい人と一緒にいることが多いからなんだよなあ・・・。
180センチっていったら、十分高身長だもん。




「ZIP! プレゼンツ 5人が集結 「ガッチャマン」スペシャル」
「豪華キャストのぶっちゃけトークスペシャル」
とにかくガッチャマンは宣伝活動にもお金を使っているので
こういう特番も二つありました。
こんな特番が作られたり、電波ジャック的な宣伝活動があるのって
やっぱりTV局製作の映画ならではですね。
綾野君の事務所が入っているビルが、
前半冒頭の戦闘シーンで破壊されているっていう話は
確かこの番組で話された内容でしたよね?(^_^;)
(もう何がなんだかわかんなくなってる・・・((>д<)))
映画館で一生懸命見たんだけど
も一つもとのビルの形状を知らないので
どのシーンだか分かりませんでした・・・(><;)

そうそう、今回の宣伝活動を見ていて思ったのは、
一昔前だと結構公式HPにブログパーツが作ってあって、
ご自分のブログに貼り付けて宣伝してね・・・
っていうコンテンツがあったんだけど、
今回これだけお金かけた作品なのにそれはなく・・・。
かわりにスマホ用のアプリとフェイスブック用のアプリが・・・。
時代は変わっていくのですね・・・(´・ω・`)
お気に入りの映画のブログパーツをブログに貼り付けるのすきだったのに・・・。
「阪急電車」とか結構凝っていて楽しかったんですよね。
ほんのちょこっとでも応援に貢献出来ている感じも好きだったのに、
やっぱり、もうブログの時代は終わったのかなあ・・・(´_`。)
未だにガラケーだし、フェイスブックやってないし、
何にも遊べなかった・・・(T▽T;)
あ、でも、ファミリーマートでガム買って
クリアファイルはジョーのをゲットできました(o^-')b



ラジオ系
桃李君のオールナイトニッポンと剛力さんのラジオは本来は聴けないんですけど、
綾野くんファンの方のご厚意で聞くことができました。
やっぱりラジオって距離感が近くって楽しい(^ε^)♪
関西でもいくつかラジオ番組に出演してくれました。
一番感慨深かったのはキヨピーの番組。
あれ? 番組名忘れちゃった・・・ヽ(;´ω`)ノ
キヨピーって関西圏では有名なDJさんで、
特に京都のFM局アルファステーションで長年番組をされているので、
なんか気分は近所のお姉さん。
(もういいおばさんなはずなんですけど、いつまでもお姉さん感覚のある人)
今住んでいるところは新幹線が近いせいか電波状態が悪くって
ほとんどラジオ聞かなくなりましたが、
実家ではずっとアルファステーションを聞いていたし、
休日に車で出掛ける時にかけるのはいつもこの局なので、
なんかもう・・・キヨピーと綾野君が話している・・・という状態が
とっても不思議な感覚。
でも、どっちかというとハイテンションなキヨピーは
ローテンションの綾野君&桃李君とは絡みづらかったのかな・・・という感じでした。
夏が苦手でできれば「春秋秋冬」がいいという綾野君に対して
夏が大好きなキヨピーはもともとテンションが合いにくいんでしょうね・・・(;´▽`A``
なんとなくぎくしゃくしたまま終わってしまいました!(´Д`;)




関西ローカルと言えば「マルコポロリ」の「ポロリバス」
2ヶ月ほどの間に2回も乗ってくれました。
どちらも若手芸人さんをうまく自分のペースに巻き込んで
翻弄していましたね・・・。
確か7月に放送された分は「そこのみにて光かがやく」の撮影中で
桃李君と出た時は「白ゆき姫殺人事件」の撮影中だったのかな?
そのせいなのか、最初に出た時はローテンションでアンニュイな感じ。
でも決して不機嫌という感じではないんだけど・・・。
桃李君と出た時はちょっとS気があって小悪魔的な感じ。
やっぱり役柄に左右されていたのかなあ。
「そこのみ・・・」にしても、「白ゆき姫・・・」にしても、
どちらも宣伝活動と同時並行でするには厳しそうな役柄・・・(;^_^A
次にこんな風に映画の宣伝で露出が増えるときは
優しい役を演じている期間だといいなあ・・・。
そしたらまた違った綾野君の一面がバラエティで見られそうな気がする。
しらたきのマイブームは終わってしまったそうで・・・。
案外早いんだなあ・・・マイブームが入れ替わるの。
でもコハダはまだまだ大好きだそうで・・・。





で、そのコハダを食べていた「とくダネ!」
これは「ガッチャマン」の番宣ではなかったですね。
フジテレビだし。
ちゃんと長めのコーナーとして取り上げられていました。
インタビューに来てくれたのは笠井さん。
最近「とくダネ!」見ていないので分からないんだけど、
これって定期的なコーナーなのかな?
「夏の終わり」の舞台挨拶の後の取材だったようで
浴衣姿でした(〃∇〃)
細身なのにちゃんと浴衣も似合うんですねえ・・・。
笠井さんに心を開いて懐いている感じがかわいい(///∇//)
長髪時代に小栗君達若手俳優さん仲間で飲んでいる貴重な映像が流れました。
その頃から知っているからああいう感じになったんですね。
NHKで近田アナに対しているときのような感じでした。
途中、本当は綾野剛として表に出たくない、
役だけ覚えてもらえたらいい・・・
みたいなことを話しているところがあって、
ちょっと、はっとした・・・。
こういうことは今までのインタビューで話しているのを何度も目にしたし、
馴染みのある話だったんだけれど、
7月から始まった怒濤のような露出に、
追っかけている私自身がちょっと疲れ始めていて
何かを見失いかけていたからだと思います。
ああ、そうだよね。
本来は役者としての自分が取りざたされることをよしとしない人だった・・・
っていうすごく基本的な部分を思い出して、
ちょっとほっとした。
基本的には俳優は表に出るべきじゃないって思いながら
それでも一生懸命怒濤のようなメディア露出してきてたんだよね・・・。
少しでも作品を知って欲しくて。
綾野君って同世代の俳優さんの中でも
作品が世に問われないまま埋もれていく悲しさを
身を持って知っている人なんだと思う。
ヒットしない・・・じゃなくて、
人に知られないまま消えていく作品。
今までにきっとはがゆい思いをいっぱいしているはず。
作品って見てもらわなければ始まらない。
評価されるにしても批判されるにしても・・・。
でも宣伝する場も与えられなかった作品も多かったはずで・・・。
この夏・・・特に「ガッチャマン」のTV露出はすさまじくて、
たぶんあれだけ宣伝する映画ってそうそうないと思う。
年間でも数本?
その作品に出演して、しかもメインどころで宣伝活動しなければならない大役につくってそうそうないことだから
この夏は綾野君にとっても
ファンの私達にとっても貴重な経験だったのだな、きっと。
アイドルさんみたいに、夏の露出状態がずっと続くなら
なんだかなあ・・・って思っちゃうし、
綾野君もきっとどこかでエリカ様状態になっちゃうかもしれないですけど、
(そんなことないかな?σ(^_^;))
期間限定の大露出ということで夏の間中いっぱい楽しませてもらいました。
本来は役者自身が表に出ない方がいいっていう思いを持っている綾野君にとっては
いろいろ葛藤もあったとは思いますが、
とにかく暑い中本当にがんばった!
お疲れ様でした。
「ガッチャマン」に関してはいっぱい露出したおかげで
認知度は確実に上がったと思います。
そんでもって、「ガッチャマン」は役者オタが一番喜ぶ映画だったので
キャストが一生懸命宣伝した意味は大きかったかなあと思います。
宣伝方法として方向性は間違ってなかった!
一方「夏の終わり」に関する宣伝は
キャストよりも原作者の瀬戸内寂聴さんががんばっておられて・・・(;^_^A
そんでもって、この宣伝方法も作品としてはドンピシャで成功だったんだなあと
映画館に行って痛感しました。
「シャニダールの花」と同じ映画館に行ったんですけど、
客層が全く違いましたから。
「夏の終わり」でキャストメインの宣伝うっても
宣伝効果薄かったでしょうね・・・σ(^_^;)




そんなこんなでチビチビ書いている間に
どんどん綾野君は前へ進んでいるんですね・・・。
来年の連続ドラマ「S」の撮影が始まっているようですし、
何の撮影だか分かんないけど「S」じゃなさそうな目撃情報もあるし
平行して映画の撮影もしているようだし・・・。
そんでもってCMもどんどん始まっています。
東京ガスのCMは関西で見ることができなくて残念なのですが
Webで見る限りとっても面白いCMですよね。
公式HPでアップされている動画はメイキングもあるし
料理しているものもあるし・・・で盛りだくさん。
TantoのCMはかなり放送回数が多いのでしょっちゅう見ることができます。
綾野君が出演している2パターンはどっちも最後のカットが好き。
豊川さんの横でちょっと得意げに立っている様子と、
Tantoに乗り込んでいる豊川さんを、
菅野さんと二人でムフフ・・・って感じで見つめているカット。
それから今日は噂で出ていたユナイテッドアローズのCM出演情報も解禁になりました。
放送は来週からだそうです。
これは諒さんをもうちょっと普通にした感じの好青年っぽい?
とにもかくにも一気に3本もCMが・・・ヽ(*'0'*)ツ
夏とはまた違った形でTVに露出し続けていますね。



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