八重の桜 第8回

去年、綾野くんが大河に出ると知って「王城の護衛者」を読んだ時、
帝からの御宸翰をいただいて感動に打ち震える綾野容保さまが見てみたい・・・
と書いたことを思い出しました。
それが、まさに今回叶ってしまった(ノ´▽`)ノ
感動に打ち震えていましたねえ・・・容保様(///∇//)
そうそう! こういう容保様が見たかったんです!!



で、このタイミングでやって来て、
殿に守護職を辞退するように進言した頼母は間が悪すぎた・・・。
ある意味、容保様が一番熱く、帝をお守りせねば!
と使命感に駆られていた時期。
後ろに控えていた修理も頼母の話を聞きながら、
頼母さん、それは・・・( ̄□ ̄;)
って顔をしていましたから、
京に上っていた面々と国元に残った者との温度差が
大きくなっていた頃なのだろうと思います。
殿と一緒に京の治安維持に日々心を砕いている者と、
実際に国元の経済的事情を目の当たりしにしていた頼母では
意見が食い違ってきてもしょうがない。
それでもやっぱり冷静に状況を判断して・・・というよりは、
孝明帝大事の方向に偏り多少暴走気味になって来た容保さま。
怒りにまかせて頼母に蟄居を言い渡してしまいます。
確か私の浅い知識では、頼母の蟄居は蛤御門の変の後と記憶しているのですが、
このエピソードを、天皇からの御宸翰が会津藩に届いた直後に持ってくることによって、
容保公の心情の流れとして頼母に蟄居を言い渡したことに納得しやすくなりますね。
現代から見ると、頼母の言っていることはまさしく正論で、
というか、この時頼母の意見を採用していれば、
会津はあそこまで悲惨な結果を辿ることはなかったはず。
だからどうしてもその後を知っている私たちは頼母側に立って見てしまいがちなんですが、
エピソードの順を工夫することで、
容保様が頼母を遠ざけるという気持ちの流れを
心情的に受け入れやすく書かれていますよね。
山本さんが容保さまを丁寧に描こうとしているのがよく分かります。



今回は新撰組も登場。
会津藩から見た新撰組は、そうか・・・こんなならず者軍団なんだ・・・(  ゚ ▽ ゚ ;)
そうですよね・・・どこの馬の骨だか分からない腕自慢の浪人軍団。
会津藩には親藩だっていう誇りもあるでしょうし、
非常にお堅い気質の藩ですから、
本来だったらああいう浪士連中とは相容れないはず。
その辺のどこかぎくしゃくした雰囲気を覚馬さんと秋月さんが醸し出していました。
でも今の会津はそんな訳がわからん連中でも仲間に入れて
お役目を全うしなければならない。
そんな会津の矛盾点を真っ向から批判したのが勝さんでした。
「人切りに人切りをぶつけてもなんにもならねえ」
っていう視点は、すごく大事。
これをちゃんと外部の人間である勝さんに言わせているのがいいです。
これが「江」や「天地人」では主人公に言わせるから
歴史ドラマとしておかしなことになっちゃうんですよね┐( ̄ヘ ̄)┌


馬揃えはすごかったですねえ・・・。
というか、司馬さんの本を読んだ時に、
まさかドラマで馬揃えをするとは思っていませんでしたσ(^_^;)
「天地人」なんて、お金がかかるからか、
合戦シーンでさえほとんど省いていましたからね(  ̄っ ̄)
戦国時代で合戦シーンがないなんて・・・orz
だから、同じプロデューサーが、合戦シーンほど見栄えがせず、
馬も(馬ってお金がかかるそうですね)人も大勢必要な馬揃えはしないだろう・・・
と思っていたのですが、きっちりやってくれました。
すごいすごい!!o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
これ、御所の映像と馬や人のシーンを合成しているそうなんですが、
結構うまくいっていると思いました。
VFXの技術って素晴らしい:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
先週の京都入京の三条大橋のシーンも、CGと実写の合成が上手くいっていて、
今までだったらこういうシーンって妙にセット臭くなるか、
この手のシーンは省かれてしまうかだったのに、
ドラマの流れの中で自然な感じで見ることができるシーンになっていて感動しました。
CGやVFXの技術ってSFチックな作品よりも、
こういう歴史物でこそ本領を発揮するのかもしれませんね。
この時の馬上の容保さまがかっこよくって・・・(〃∇〃)
かけ声も勇ましく、もうまさに歴史絵巻を実写で見せてもらっている感じ。
孝明帝がことのほか喜ばれて、
何度も馬揃えを所望されたっていうのも分かりました。
ただ・・・ね・・・。
これって、今で言う軍事パレードみたいなもんでしょ?
うちの戦力はこんなすごいですよ・・・っていう。
あそこまできちんと訓練されている兵はすばらしい。
でも、あれってせいぜい戦国時代の戦い方ですよね。
馬に乗ってやーーーっとか、長刀とか。
大砲はちゃんと撃っていましたけど、
西洋の最新式のものじゃないっていうのは、
覚馬さんが必死に改革しようとして成し遂げられていないから
ぜんぜんダメだってわかってるし・・・。
ここにも後の悲劇の種が見て取れて切なくなります・・・。



今回も八重パートは少なめ・・・。
大蔵の告白はありましたが、
本人には全く伝わっておらず、やっぱりこれ必要あるの?(・・;)
時尾ちゃんの片思いの告白はかわいらしかった。
いつの時代もこういうガールズトークは変わらないのかもなあ・・・。
でも今回の八重パートではやっぱり頼母と八重のやりとりがよかった。
頼母も会津と殿を思う気持ちは八重と一緒。
二人で桜を手入れする様子が微笑ましい。




これだけ主役の出番を押さえてまで、丁寧に描かれている政治パート。
だけど、これでもやっぱり幕末の複雑な政治の動きは
まだまだ追い切れていないんですね。
長州や薩摩の動きがも一つ追いつかめないし、
京都に舞台が移ってからは諸外国の動きも分からなくなりました。
この頃江戸では生麦事件の後始末で、
英国と緊張関係が高まっていて、
せっかく京都に来ていた将軍が早々に帰ってしまったのも、
そっちの対応に追われていたため。
その将軍が京都に来ている間に、
長州によって企まれた石清水八幡宮への行幸は、
帝を倒幕に利用しようとして、上手く計画された陰謀であるし、
それに対応した慶喜の態度がいかにも慶喜っぽかったりして
なかなか面白いエピソードであるけれど、完全スルーでした。
これ以上政治パートを増やしてしまえば、もう「八重の桜」じゃなくなっちゃうから、
どうしても歴史的事実の取捨選択をしないといけないのはよくわかるし、
その取捨選択はかなり的確だと思っています。
でも、この幕末の混沌をドラマチックに描くには、
やっぱり少し物足りない。
会津の思い、薩摩の目論見、長州の企み、
それに幕府の思惑と諸外国の動き・・・
それらが混じり合って蠢いている幕末を本当の意味で描くなら、
もう幕末という時代そのものを主人公にして、
群像ものとして描くしかないのかもしれませんね。
「坂の上の雲」はそういう作品でしたよね。
3人の主役(その他にもクローズアップされた人物もいたし)を描きながら、
本当にドラマとして描いたのは明治期の日本そのものでした。
あんな感じで幕末のそれぞれ立場の違うスターを4~6人くらいメインにして描いたドラマ、
いつかそんな大河が見てみたい気がします。
司馬遼太郎の「王城の護衛者」は短編だったけれど、
かなり分かりやすく、しかもこのドラマよりもずっと多くの歴史的事実を描けたのは
やっぱり文字の力って言うのが大きいのかな。
起こった事実を順序立てて説明していくのは、
やっぱり文字に一日の長がある。
それを音声と映像で表現しようとしたらものすごく長大な尺が必要になってしまう。
一方、先週の京都入京の時の様子や、
今週の馬揃えみたいな場面だと、
言葉でいくら表現を尽くしても表現しきれないものが、
映像だと一瞬で伝えることができる。
きっと山本さんもそういうジレンマを抱えながら脚本を書かれているんだろうな。
とりあえず、山本さんは物語の進行にどうしても必要な部分以外は、
会津が知り得る範囲での出来事を中心に書かれている気がします。
だからどうしても薩摩や長州の動きがよく分からなくなる。
江戸の動きがつかめなくなる。
でも、会津の義はきちんと描かれているから、
「八重の桜」という作品としてはこのペースで進んで行くんでしょう。
ただ、八重がどん底から立ち上がっていく様を描くためには、
会津の行く末を丁寧に描く他はないから、
もうちょっと政治パートの比重が重い時期が続いてしまうかなあ・・・。
お願い、視聴率、これ以上下がらないで!(。-人-。)
これでもしこの作品が視聴率的にこけたと判断されてしまったら、
これから良心的な正統派の大河ドラマは作られなくなってしまうかもしれません。
そんなの嫌だあ・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


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最高の離婚 第7回

今回は結夏のターンでしたね。
結夏と光生は、普段の何でもないところで
まるで何年も連れ添っている夫婦のように行動や言葉がシンクロしたりするのに、
意識して相手に何かしようとするときには
徹底的にすれ違っちゃうのがはがゆい・・・。
先週は光生がせっせと風邪をひいた結夏の面倒を見ていたのに、
結夏はそんな光生の優しさをスルー。
今週は結夏が缶切りの話をしたりして一生懸命何かを伝えようとするものの、
光生はそんな結夏の想いには全く気付かない。
もおおお~、イライラする~ヽ(`Д´)ノ
ま、結夏のあの説明で何かをわかれって言うのは難しいんだけど・・・f^_^;
というより、結夏が缶詰の話をしようとしたらすかさず缶詰を出し、
缶切りの話になったらすぐに缶切りを持ってくる光生のフットワークに感心しました。
これ、ある意味、漫才のコンビみたいに息があってるやん!(・・;)
あってない部分に目を向けるより、
あっている部分を大切にしようよ~。
とは言うものの、クリーニング店には本社から助っ人がやってきて、
結夏の居場所はどんどんなくなっていきます。
灯里と偶然出会って、光生の話で盛り上がって・・・。
ナツメグを嬉しそうな目で眺める結夏に灯里が言った言葉
「やっぱり似ていますね」
ていうのはすごく同感。
性格が全く違う二人なんだけど、
どこか人間の根本のところで似たもの同士な気がするんですよね、
光生と結夏って。
でも結夏は灯里が光生と同じように「桜が苦手・・・」ということがひっかかる。
桜が大好きな結夏。
あの家に越した時も「桜の見える家にお嫁に来たんだ」
と嬉しくなった結夏。
確かに同じ花を見て
「きれいだね」
って言い合えたり、
同じ映画を見て、同じ音楽を聴いて、同じ本を読んで、
「いいよね、これ」
って言い合えるって言うのは、素敵なこと。
よくあるラブストーリーでは映画で同じ箇所で笑った・・・ということが
二人の恋の始まり・・・っていうのはパターンではあります。
でもきっとそれはたっくさんあるいろんな要素の一つであって、
興味があるもの全ての好みが一致している必要はない。
でも、この時の結夏にはそれがとてつもなく大きな要素で・・・。
結夏は、桜を嫌いじゃない。
桜を、嫌いになんてなれない。
かといって、同じ花を好きな人を好きになるかというと、
それはまた別の話で・・・。
せっかく淳之介くんが婚姻届を書いて告白してくれたのに、
それはあっさりと断ってしまった・・・。
幸せになるために好きになるわけじゃないから・・・って、蓋し名言。
断られたときの淳之介の表情すごくよかった・・・。
「くそばばあ!」
って叫んだ後、婚姻届を丸めて結夏にぶつけ、にやっとして・・・。
あれで結夏はずいぶん救われたと思います。
さすが窪田くんって感じでしたね。

結夏が一生懸命朝ご飯作って、
光生を見送って、
ハンバーグ作って
(あれ、1回目も本当は光生に食べさせるつもりだったんですよね?
失敗して焦がしちゃったし、光生が金魚に行くって言ったから言い出せなかったけど)
部屋を片付けているシーンはなんか泣けてきました。
花まで生けてるし・・・。
きっと、本当はこんな風な奥さんになりたかったんだろうな。
こういう女になれれば、
ずっと光生の側にいられたのかなあ・・・って思いながら作業していたのかな。
でも、「特別に今だけ」だからできることと、
毎日当たり前のように繰り返すことは違うから・・・(´_`。)
その後の結夏の手紙が泣けました。
決して、2年の結婚生活に疲れて離婚した元妻の手紙じゃないですよね。
まるで出会いたての恋心をそのまま純粋培養したかのような恋文。
光生に読ませてやりたかったな(ノω・、)
女って現実的な生き物だから、
たぶんリアルに離婚って考えたときに、
今から一人になって生活できるのか?
とか、結夏みたいに家庭と仕事が密接につながっている場合は、
仕事どうしよう・・・とか、
そんなもろもろのことが気になってなかなか離婚には踏み出せないと思う。
でも結夏は純粋に「好き」という気持ちの有無で離婚に踏み切れてしまう。
それに、あれだけ口うるさい旦那様で、
生活の細々した習慣がことごとくかみ合わなくって、
自分に対する愛情も感じられなくって・・・っていう状況が続いた場合、
生活そのものに疲れ果てて、
結婚するときに持っていた恋心ってすり減って消えていってしまいそうなもの。
でも結夏は未だに光生のことが大好きで・・・。
今まで4人の中で結夏が一番普通だって思っていたけれど
もしかしたら結夏が一番ファンタジーな存在なのかもしれません。
がさつと言う包みに隠されている結夏の本性は、
本当にかわいらしい恋する乙女で、
もしかしたら結夏って坂元さんの理想入ってる?( ̄_ ̄ i)
そのピュアな部分を尾野さんが本当にキュートに演じていて、
この作品でまた尾野さんの注目度が上がっているわけもわかるような気がします。


でも残念ながら光生は灯里のことで頭がいっぱいのようで・・・。
とりあえず目の前に弱っている人がいたらそっちにいっちゃうんですね、光生は(-。-;)
灯里の変化にはあんなに敏感に反応しているんだから、
結夏の変化にも敏感に反応してあげようよ。
晩ご飯買って来てくれているんだよ!(缶詰の話を聞いた夜)
しかも何気に豪華だったし、あのお弁当。
台所で何か作ったらしい焦げ臭い臭いがしていたり、
お寝坊の結夏がちゃんと起きて朝ご飯作ってくれていたり、
ベランダからいってらっしゃ~い(*^ー^)ノって手を振ってるんだからさ、
なんか変だなって気付いてよ!
灯里がジョギングしている姿を見たら、
だれも変だと思わないのに、
光生だけは灯里の必死さに気付いたのにさ!(  ̄っ ̄)
結夏が荷物まとめて出て行くまで気付かないなんてさ!ヾ(。`Д´。)ノ
結夏の手紙を読ませてやりたい・・・。
今まで自分は結夏の何を見てきたんだって、激しく後悔して欲しい( ̄∩ ̄#
とはいえ、やっぱり光生にそんなに悪い印象があるわけじゃないんですよね。
今回は結夏に「がんばれ」の経緯を話している様子がかわいかった。
光生はちゃんと他人の繊細な痛みを感じられる人なんですね。
ぎりぎりのところで必死に歯を食いしばって「がんばっている」タマキさんに、
無責任な「がんばれ!」を繰り返す上司。
肩をふるわせて耐えてたタマキさんを見かねて、
その上司を殴っちゃうなんて、
光生って意外と熱い男だったんですね。
今の自動販売機の営業ってなんか光生に合っていないよなあ・・・って思っていたら、
もともとは大好きな動物につながる仕事をしていたのに、
その事件のせいでやめちゃってたんだ・・・Σ(・ω・ノ)ノ!
ちょっと思いがけなかった光生の一面を垣間見せて、
でも、それでも、灯里に対して
「がんばってください」
っていう光生、素敵です。
確かにむやみやたらを「がんばれー」を繰り返す人ってどうかと思うし、
がんばっている人に対してやたらにこの言葉を言うとかえって追い詰めちゃう・・・
というのはよくわかるけど、
この言葉の無責任さと、重みをきちんと理解した上で、
それでもこの言葉しかかけられない、思い浮かばないときに、
「がんばれ」
っていうのはありなんじゃないかな。
(あなたががんばっているのはわかっているよ。
具体的に何かをしてあげることはできないけど、
ここであなたががんばっているということを見てるから、だから)
「がんばって」
うざいって思われるか、気持ちが伝わるかは、
本当にそのときの状況次第だけど・・・。
幸い今回はちゃんと真意が灯里に伝わったようです。
今まで光生に見せたことないような笑顔で
「ありがとう」
って言ってましたよね、灯里。
それで浮かれちゃって結夏の思いに気づかないっていうのは
どうかと思うけどさっ(`ε´)



で、灯里さんです。
前回の時にぼんやりと思ってたんですよねえ・・・。
この人、光生の時みたいに急に消える(家を出る)んじゃなくて、
家に残ってるんだ・・・って。
あの告白の後、ふらっと諒が出て行って、
彼女はどんな思いであの部屋で待っていたんだろうって。
諒が帰ってくると思っていたかな?
それとも、あそこまで自分をさらけ出した自分を捨てて、
どっかよその女のところに行ってしまって、
もうこの部屋には帰って来ないって思ったかな?
帰ってくるかもしれない、帰って来ないかもしれない。
彼女自身はあれだけぶちまけちゃったから、
もう諒とは終わりだって、自分の気持ちを区切ろうとしたとは思う。
だけど、諒の浮気がばれてこうなった・・・んじゃないから
(だって灯里は諒が浮気をしていることを承知で今まで好きでいたんだから)
諒のことが突然嫌になった・・・っていうんじゃないから、
家にいる時間は辛かったんじゃないかと思う。
もし、諒さんがいつもの調子でふらっと帰ってきたらどうしよう。
何もなかったみたいにふんわり笑って「ただいま」って帰ってきたら?
でも、もう彼とやっていくのは無理だから、
彼が帰ってきてもドアは開けないようにしよう。
もう終わったんだってちゃんと言おう。
もしお客さんが来ているときに帰ってきたら?
もし、荷物を取りに帰ってきたら?
きっと、いろんなパターンを頭の中で想像して、
でも、もう私は無理よって伝えようって、ちゃんとこの関係を終わらそうって、
必死で考えてきたんだと思う。
この辺は本当に勝手な想像なんだけど、
先週の
「諒さん、今まで私のお願い断ったことなかったよね?
お願いします、分かれてください」
っていうのや、今週の
「そういうの、気持ち悪い」
や、寝る部屋の割り振りなんかは、
一人の時間に頭の中で想定問答してたんじゃないのかな。
毅然と諒さんに「NO」を言えるように、
もう、あの恋で苦しむ日々に戻らないように、
必死で自分を奮い立たせて・・・。
でも、諒さんは何故かいつもの諒さんらしくなく
「別れる」っていうことを頑として受け入れない。
おそらく先週4人での話し合いで見せた諒の姿は灯里にとっては意外だったと思う。
光生を伴って家に帰ってきたっていうのも、
きっと灯里にとっては想定外だったんじゃないのかな。
それでも灯里はちゃんと諒と別れようと、
後ろから抱きしめられても、
手を握られて懇願されても、
毅然として諒をはねつけた。
でも灯里はあの夜以降急に諒のことが嫌いになった・・・っていう訳じゃないから、
自分に拒否されて傷ついている諒さんの顔を見たら、
心がざわざわしていたんじゃないかな。
自分が諒さんを傷つけてるって思って苦しくなったんじゃないかな。
諒さんが大きな荷物を持って出ていった時に、
取り返しのつかないことをしてしまったんじゃないかって、
ちょっと後悔したんじゃないのかな・・・。
でも、別れると決めた以上、自分の態度を崩すわけにはいかなくて・・・
そんな灯里の誰にも言えない、
そして誰にも分かってもらえないであろう「がんばっている」部分を、
どこまで分かっているのかは分からないけど、
光生だけが認めてくれた・・・
そんな「ありがとう」だったんだろうな。
その後、自分の気持ちを紛らすために、
光生を利用するようなところはあんまり共感できないんだけどさっ(-""-;)
他の人への思いをごまかすために、
明らかに自分に好意を持ってる人を利用するのって大嫌い。
まあ、恋愛ドラマにはよくあるパターンだけどさっ。
その点は、結夏が淳之介をそういう感じに利用しちゃうのかな・・・
って思わせておいて、
ちゃんとけじめをつけて別れたのは気持ちよかった。
光生と別れた寂しさを淳之介で紛らわそうとしたらいやだなって思っていたので。



さて、今週の諒さん。
出番は少なかったけど、かわいかった・・・(〃∇〃)
やっぱり光生がいないと家にも帰れない。
光生の背中に隠れてて、ひょいと出てきて、
光生が灯里と話している間にするするっと家に入っちゃう。
こういうとこ、妙に要領いいよね( ´艸`)
でも、二人きりになって抱きしめ作戦に出てみるものの失敗。
一生懸命やり直そうって言っても思いは届かず・・・。
ワイン? を買って来て話の糸口にしようとしても、
灯里は完全に無視・・・。
写真立ての写真も取り外されて・・・。
ちょっとね、諒がかわいそうになりました。
自業自得なんだから仕方ないんだけど。
でもあのかわいそうな風情を見ていたら、
灯里さん~、許してあげて~(。-人-。)
って言いたくなってしまいます(;^_^A
予告ではトイレで号泣するシーンが流れていましたが、
あれはカットされてしまったのかな?
綾野君の出番が減っちゃうのは悲しいけど、
物語的に考えたらカットでよかったかなあ・・・。
たぶん、トイレで諒が泣いていたらちょっと重すぎな気がします。
後ろから抱きしめて拒否されて、
手を握って跪いて懇願しても
「そういうの、気持ち悪い」
って言われて、
諒の傷ついた感じや悲しさはもう十分伝わっているから、
これ以上の描写はいらないかな。
で、家を出て落ち込んでいるかと思いきや!!
絶悪のタイミングで浜崎家に登場( ̄□ ̄;)
光生から
「今、手が離せないんですっ!」
って言われて、
「あ、持ちましょうか?」
って、ナイスなお返事( ´艸`)
ちがうってば!!
お願いだから結夏のハンバーグ食べてしまわないでね。
でも、諒は結夏が家を出て行ったって知らないはずで、
結夏がいたらどうしたんだろう。
それでもやっぱり泊めてって言うのかな?
言いそうだな・・・( ̄_ ̄ i)
諒ってあんまり男友達いなさそうですよね・・・。
そのせいなのかどうなのか、
妙に光生になついちゃってるし。
諒のめんどくさい部分はスルーするっていう才能は、
光生に関してはまさにキラースキルですよね。
めんどくさい部分に目をつぶれば、
光生って案外いいやつだし、面倒見もいいし。
結夏は諒にそういうスキルを習ったほうがいいかもしれない・・・(;^_^A


で、次回は男二人の同棲生活?
予告でちらっと映ったガッツさんと諒がかわいすぎるんですけど・・・(〃∇〃)
最初の頃はつかみ所がないキャラクターだったのに、
どんどんペット的なかわいさになって来てるんですけど・・・(・・。)ゞ
人間的にかわいさが出てきた光生といいコンビかも!



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八重の桜 第7回

だんだん感想が追いつかなくなってくる・・・(T_T)
書くの遅すぎ・・・。
というか、たぶん、寝過ぎ・・・(><;)


今回はいきなり玉山くんのシーンが映ったのでびっくり。
ああいう真剣な表情をすると、
やっぱりこの人は美形やなあ・・・(///∇//)
と、とりあえず見ほれてしまいます・・・σ(^_^;)
今回の出番はここと、最後の方で八重に何やら告白しようとするシーン。
長刀のシーンと打って変わって、ちょっと気弱な風情。
ちっちゃい頃は八重と競い合って(意識はしていながらも)
意地で張り合っているという感じだったのにね(*v.v)。
典型的な雰囲気で告白しようとして、
典型的なパターンで尚之助に邪魔される・・・(・・;)
っていうか、大蔵のこの八重への片思い描写、
いるんだろうか・・・( ̄_ ̄ i)
史実としてあるの?
大蔵と八重に関してはWiki以上の知識は仕入れられていないので、
その辺の所はよく分からないんですが・・・。
視聴者的にはドラマが始まる前からさんざん前宣伝で、
長谷川さんが演じる尚之助が八重の最初の夫となるって紹介されているから、
もう尚之助を「ああ、この人がいずれ八重とくっつくのね」って目で見ているし、
そのことに何の不満もないくらい尚之助って魅力的な人物だから、
別に他の恋愛要素っていらんやん・・・って思ってしまうんですけど・・・。
八重自身は全く恋愛に興味ないみたいだから、
二人の間で揺れる女心・・・もないだろうし。
だいたい、八重があのきっちりした山川家の嫁になれるとは思えん・・・(><;)
つまり大蔵の初恋を応援したくなるような要素がほとんど無い中で、
出てくる度に繰り返される分かりやすい片思い描写ってなんか違う意味で切ないな。
この恋がこの先の物語の中でいい形で活かされるといいんだけど。
来週は祝言のシーンがあるようですから、
大蔵の片思いもとりあえず一区切りつくようです。
でも、ちゃんと祝言のシーンを描いてもらえるんですねΣ(・ω・ノ)ノ!
やっぱり大蔵に関しては会津のほのぼのパートの中で、
八重に次いで生活を描いてもらえる役なんですね・・・すごい・・・(  ゚ ▽ ゚ ;)
その割りには印象薄いんだよなあ・・・。
とあるネットニュースにはイケメン勢揃いという記事の中で、
登場人物を片っ端からあげているのに、
なぜかそこに大蔵(玉山)の名前がない・・・。
すでに出番が終わった小栗くんや、
イケメン?って感じの中村獅童さんまで入ってるのに・・・。
なぜだ?( ̄□ ̄;)



さて、今回直後からツイッターで話題になっていたのは、
温泉での覚馬と尚之助の入浴シーン。
3話での覚馬の上半身モロ見せ以来、
世間は覚馬がいつ脱ぐか・・・というところに注目が集まっているようです(^▽^;)
普通は八重さんの入浴シーンを出しそうなものなのに・・・。
そして、いよいよ神保修理の登場です。
雪との仲睦まじい様子が微笑ましい(^~^)
美男美女のお似合いのカップルですね。
鳥居の上に石を投げて願を占うシーンでは、
八重があんつぁまが手柄をあげますように・・・とσ(^_^;)
それだけ八重には京都行きの困難さが分かっていないということですね。
覚馬が帰ってくると信じて疑わない。
雪も石を投げますが、うまくのらない・・・。
雪が願ったのはきっとあのこと・・・でもそれは・・・。
何も説明が無いからこそいろいろなことを予感させてかえって胸を突きます。
会津藩の出立のシーンも切なかった。
こらえきれず修理を追う雪。
一方双葉は毅然とした態度で平馬を見送ります。
そして、うらは子供を背負って覚馬と過ごした時を思い出し・・・。
それぞれの思いでそれぞれの夫を見送る女達。
今後話が進んでいった時に、
この時の光景を思い出して涙することがありそうです。


で、こっから容保様怒濤の出番!!
まずは江戸藩邸で京都に赴く藩士達に激励の言葉をかけます。
綾野くんって、基本的にはあんまり声を張らない、ささやき声のような話し方なんですが、
ちゃんと声が前に出る張った声も出せるっていうのが強み。
容保さまも普段は優しい柔らかい声なのに、
大勢の前で話す時はちゃんと声を張ってる。
そんでもって、その声がいい声なんですよねえ・・・(///∇//)
「寒い季節の旅路となる、みな、身体をいとえよ」
っていう最後の一言は、とても容保さまらしい一言。
ツイッターで綾野くんがつぶやいていた言葉を思い出しました。
あの頃、このシーンの撮影があったのかなあ。
そして、京都に入京するシーン。
なんとまあ陣羽織の似合うこと!
白を基調にしているので清廉な印象が強まります。
実はあんまり陣羽織姿って好きではないのですが、
今回の容保様の姿は本当に武者人形を見ているみたいで見とれてしまった・・・(///∇//)
本物の容保様にも確かに似ていて、
決して似せようとしてこうなったとか、
似ているからキャスティングした・・・という訳ではないでしょうが、
結果としてこれだけ写真として残っているご本人の姿に似ていた・・・というのは、
本当にラッキーでしたね。
似ているということだけをもてはやされてしまったら
それは役者としては悲劇だけれど、
世間の評判をネットなんかで見ている限りそうではないですもんね。
ちゃんと「八重の桜」という物語で要求されている容保像を、
精神的な面まで含めて体現しているからこその評価。
きっと容保様ってこんな人だったんだろうなあ・・・と思わせてくれる。
それはきちんと作品の中で綾野くんが
容保として生きられているということなんだと思います。


今回も見所は多かったのですが、
やっぱり一番のクライマックスは孝明天皇に謁見するところ。
ここって、戊辰戦争へと突き進んでいく会津を描く上で、
前回の京都守護職拝命と並んで重要なシーンだと思うんです。
会津が京都守護職というお役目に縛られてしまって、
引き際を見失ったのは容保さまが孝明帝に心酔していたから。
家訓と並んでこれからの会津の縛りになっていくこの二人の信頼関係は、
まさにここから始まった。
司馬さんの「王城の守護者」にはここの部分を非常にうまく説明されていました。
この時孝明帝に謁見した感動って、
現代人にはちょっと馴染みの薄い特殊な感情。
例えば、今、私が綾野くんと会えたとして
(握手会とかそういうんじゃなくて)
綾野くんに直接話しかけられたら、
うわわわ・・・(((( ;°Д°))))
って感じになるだろうけど、
多分容保さまが感じたのってその比じゃないくらいの感動。
それを演技としてすごくうまく表現していたなあ・・・と思いました。
緊張感と高揚感が伝わってくる。
見ていて、あ・・・ちゃんとこのシーンが成立したな・・・って思いましたもん。
この時の容保の心の動きは、
小説のように言葉で説明できれば分かりやすいのですが、
所作と演技だけで伝えるのは難しい。
一部ではBLだあ・・・と盛り上がっていましたが・・・(;´▽`A``
これから物語を下支えしてくものは確かに画面上から伝わりました。


あらすじを読んだ時に、
ここまでちゃんと描くんだ・・・とびっくりしたのは、
会津が最初は攘夷派の志士たちと話し合いの場を持とうとしたこと。
こういうところも省かずにきちんきちんと入れていくんですね。
攘夷に対しては現実的に不可能だけれど、
尊皇という点に関しては会津も尊皇攘夷派も一緒。
同じ、主上を敬う者として、
腹を割って話せば、攘夷が不可能なことも分かってくれるはず・・・
という会津の思いは、いとも簡単に打ち砕かれます。
・・・というか、会津の目論見が甘かったっていう面もあるんだけどね・・・┐( ̄ヘ ̄)┌
尊皇攘夷運動は尊皇という仮面を被った倒幕運動であるということに
ようやく気付く容保様ご一行・・・。
ここから一気に会津は武力を用いた制圧に傾いていきます。
容保にしてみれば、天皇を大切に思う気持ちを信じて裏切られたという思いに加えて、
絶対的に守らなければならない徳川家による幕藩体制を否定されることであり、
なにより大切な主上(天皇)をないがしろにするような尊皇攘夷派の行動。
許せるわけはありません゛(`ヘ´#)
容保さまを怒らせたら怖いんです。
生真面目なだけに、とことんやっちゃうんです(#`ε´#)




という訳で来週は新撰組が登場!
思い出すなあ・・・「新撰組!」
今回は主要メンバーしか登場しないようなので、
山南さんとかいないのは寂しいですが、ま、それはしょうがない。
会津藩から見た新撰組ってどんな感じなんですかね。
とりあえず京都に来てから、殿(容保様)の相談相手として神保修理が側にいてくれるようになりました。
なんか、今までベテラン俳優さんにばかり囲まれていたので、
同世代の俳優さんが一緒に映るとなんかほっとする・・・(;´▽`A``
斎藤工くんも好きなので二人が一緒に画面に登場するのはとても嬉しいです(^~^)




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