2011夏ドラマ 感想

すでに新しいドラマが始まって数週間・・・。

今更ですが一応夏ドラマの感想まとめ。

「それでも、生きていく」の感想はもう書いたのでいいとして、

今回はとにもかくにも「それでも、生きていく」とそれ以外のドラマ・・・という感じでした。

「それでも、生きていく」の完成度が高すぎて、

特に仕掛けもない普通の現代劇は軒並み色あせて見えてしまった。

「それでも、生きていく」が果汁100パーセントの生ジュースだとすると、

他のドラマは濃縮果汁を通常の5倍くらいの水でわったかのような

気の抜けた薄っぺらい作品に感じられてしまって、

ほとんどのドラマはドロップアウトしました。

かろうじて見ていたのは「ドンキホーテ」「ブルドクター」「それでも陽は昇る」

でももはや感想も浮かばないくらい印象が薄い。

ただテレビがついていただけに近い。

「陽はまた昇る」は脚本家も大好きな井上由美子さんだし、

演出も役者陣もこれといって難点は見あたらなかったのに、

盛り上がりに欠けてしまって残念でした。

「ブルドクター」はやっぱり監察医が積極的に事件に関わっていく課程に無理がある。

亀治郎さんが伝統芸能好きというのにちょっと笑った。

「ドンキホーテ」は週末になんにも考えずに見るには都合がよかったけど、

入れ替わりものとしてこれと言った新しい工夫もなく・・・。

その分変わり種のドラマはすんなりと楽しませてもらえました。

正当な手法で人間ドラマを描いていないだけに気楽に見られたのがよかった・

まずは「勇者ヨシヒコと魔王の城」

ストーリー展開的にはいろいろアラもあったけれど、

とにもかくにも開き直ってゲームのパロディに徹したのが楽しかった。

最後だけはお金を使ってVFXばんばん使ってましたね。

でも、お金かかってないシーンの方が馴染んでいたせいか楽しかったな。

ただ残念だったのは山田君のひげが途中から伸びていたこと。

いっそ、最初からひげ面ならそれはそれでいいんですけど、

ドラマの展開上これと言って必要性がないところから

急にひげ面になってそのまま説明もないまま最後まで行ったので違和感がありあり。

作品的には、ドラクエを模しているのだから

ひげなしの方があっているはずなのに、

どうして途中からのばしてしまったのやら。

いろいろゆるいドラマではあるけれども、

物語の整合性はあるのだからすごく気になりました。

もう一つの異色ドラマ「荒川アンダーザブリッジ」

「勇者ヨシヒコ」がパロディだとしたら、

こちらはポエムですね。

あり得ない世界観。

でも現実的な部分もあって、

この世界のルールに馴染むまで時間がかかったのですが

慣れてしまえば麻薬のように心地よい世界。

ゆるーくて、いい加減で。

でも登場人物はそれぞれにドラマを抱えていて。

たまに台詞がものすごく的を射ていたりするからあなどれない。

最後まで見るとドラマが映画への序曲であることがわかります。

映画では開発問題を巡って物語が大きく進むんですね。

普通なら

「ドラマは映画の予告編じゃないわ!」

と怒るところですが、

この作品の特異な性格からすると、

これだけの時間を掛けて地ならしをしてから物語に入ってもらう方がありがたい

という気がします。

いきなり映画館に行ってこの世界観じゃ馴染めないもん。

短いエピソードの積み重ね、

そして、それぞれのエピソードがつながっているようでつながっていないところもまた

詩的な印象を強くします。

主役の林遣都くんの透明感がこの作品のファンタジーな雰囲気にすごくよくあっている。

ニノ役の桐谷美玲さんもこの役をやっているときが一番かわいく見えます。

無表情でいながら、どことなく寂しさを感じさせる表情がステキです。

小栗旬くんも好きな俳優さんではなかったはずなのに、

カッパ村長の姿にすっかりはまってしまいました。

時々すごく鋭いことを言うのが素敵。

最初見に行く気なんて全くなかったのに

(だいたい私は基本的にテレビドラマが映画化されるのは嫌い)

映画館に見に行きたくなってしまった。

大画面で河川敷のみんなに再会したいな・・・なんて

ぼんやり考えています。

「おひさま」から「カーネーション」

「おひさま」全部見ました。
岡田さんの作品はこれといって起伏がないまま、
あったか~い雰囲気に浸っている間に
なんとな~く終わっていく話が多いのですが、
「おひさま」もまさにそんな感じで、
話の中身が思い出せないけど、
とりあえず安曇野の美しい景色と
登場人物の笑顔だけが印象に残って終わりました。
嫁姑問題が起こるかな~と思ってもすんなり1回でかわし、
おっ、浮気で夫婦バトルか? と思ってもすんなりと誤解が解け・・・
盛り上げる気がないんかい!
いやいや、こういうところが岡田作品のいいところであります。
毎朝(私は夕方に見ることが多かったですが)ほんわか幸せな気分になって
穏やかに一日が過ごせる・・・そんな朝ドラでした。
ただ、戦争をきちんと描いたのはすごく評価できます。。
市井の人間から見た戦争を、
美化せず、誇張せず、ありのまま描こうとしたのがよかったです。
大河が戦国時代に現代の価値観を持ち込んでグダグダになっているので余計にそう思うのですが。
たぶん、あの時代に生きた人はこんな感じだったのだろうな・・・と思わせてくれた。
戦争も終盤になって日本に空襲が続いている時ならいざ知らず、
戦争反対、日本は負ける・・・という視点を持った日本人などそうはいなかったはずです。
日常が戦争に犯されていくその様子をそのまま描こうとした。
かといって、戦時中の戦争礼賛の姿を、ことさら正当化しようとしていないのも心地よかった。
岡田さんが戦後生まれだからかもしれませんが、
あくまでも冷静な視点から描ききっていました。
また、戦時中に教師になった主人公の戦後の一番厳しい時期も逃げずに描いたのも、
見ていてすがすがしかったです。
自分が今まで教えていたことを全否定しないといけない、
おそろく教師が一番苦しい思いをした時代にきちんと向かい合ったというのもよかったです。

で、バトンタッチした「カーネーション」
「おひさま」が美しい風景や登場人物の笑顔のスライドショーのようなドラマだったのに対して、
一気に動きのある動画の世界へ。
まるで昔の大阪の岸和田の町にタイムスリップしたかのよう。
生き生きとした大阪弁が躍動的に飛び交い、
主人公が所狭しと走り回る。
あんまりかわいい顔の作りじゃない主人公の子役がいい味を出している。
今までも「朝ドラ」が交代するたびに世界がごろっと変わる・・・感じは何度も体験してきましたが、
その変化にこれほど「作家性の違い」を感じたのは初めて。
ドラマの舞台が変わった、時代が変わった、役者が変わった、演出が変わった・・・というよりも、
物語を書いてる作家さんが変わったのだと強く感じました。
岡田さんも渡辺さんもどちらも大好きな作家さんで、
そしてどちらも自分の個性を存分に出して作品を書かれているなあ・・・と嬉しく思いました。
朝ドラを見るのは結構疲れるので、
たいていは1作見ると次の半年はお休み・・・なんですが、
今回は気合いを入れて連続して見ます。
主役の尾野さんが登場する会が待ち遠しいです。
(子役の子も見ていて楽しいのだけれど)

玉のCM

最近とんと玉のことを書いてきませんでした。
だって・・・あんまりこれといった活動がないんだもん・・・。
CMはどんどん新作が出てきてすごいですね。
黒白波、トレジアに続いて
ACUO、ルーツ、大和ハウス・・・と。
なかなか大きいところのが続いていますね。
個人的にはACUOのノリは前バージョンからニガテ。
この玉は初期のボールドの印象に近いです。
きれいな顔立が強調されているからかなあ・・・
その割に3枚目路線・・・っていう中途半端な感じがちとニガテ。
ルーツはルーツのHPで写真だけを見ていたときは苦手な感じだったのですが、
実際に動画のCMをみたらすごくいい。
面白いCMで大好きです。
大人になった「逆境ナイン」ですね。
で、大和ハウスはお父さん・・・と。
そろそろ普通にお父さん役も見てみた気が・・・。
何にしろ、いろいろ揃って、それぞれが全くイメージが違うのが楽しい。
普通CMって誰々が宣伝している○○って感じで、
タレントさんや役者さんのイメージを活かして、
イメージそのままという作品が多い中で、
この5つのCMはどれも「玉山鉄二」を主張していない。
でも、このどれもがちゃんと玉山鉄二っていう役者の一面を表していたりする。
この5つのCM、それなりに放送されているんだけど、
さてどれくらいの人が同一人物だって気付いているのかな。
そう考えるとなんだか楽しいですね。
でも、まだACUOしか捕獲できていない~。
ルーツ、そのうち録れるんじゃないかって思ってたんですけど、ダメですね。
こりゃ、本格的に狙いに行かないと!

でも、ドラマや映画に関しては寂しいばかり・・・。
いま待機している作品は映画が「莫逆ファミリア」
ドラマはWOWOWでの1本・・・。
最近、「それでも、生きていく」にとことん心を奪われていたので、
ちょっと玉のほうがおろそかになって、
瑛太や風間俊介くんのほうに気が行ってました(^_^;)
玉もまた何度も見返したくなるようなドラマや映画に出てよ~。
CMばかりじゃなくってさ。

そうそう、本屋さんでレンタル落ちのDVDの中に「プレイ」を発見!
こ、これは・・・買っとかねば・・・
と、ついつい衝動買い。
この間は「恋文日和」を見つけました。
掘り出し物です(^_^)v