大切なことはすべて君が教えてくれた

終わってずいぶんたってしまいました。

今放送されている月9のふがいなさを見るにつけ

(もう見ることをやめているけど・・・)

このドラマのよさが思い出されてしまいます。

ラブストーリー中心で初めからドラマのジャンル・カラーが固定され、

必要以上に視聴率をとることを求められるこの時間帯。

昔この時間帯のドラマが驚異的な視聴率を連発していた頃、

私は今ほどドラマ好きではなかったのですが、

それでもこの時間帯のドラマを見て、ドキドキしたり涙を流したりしていました。

でもいつの間にか、ヒット作を狙いすぎて、

流行っている人達を順繰りにキャスティングして、

同じような展開、人物像を、

職業や設定をいじっただけで繰り返し繰り返し使い回し、

いつしかその魅力も色あせていきました。

好きだ、嫌いだと言い合って、

カップルの組み合わせが変わっていくだけのような恋愛ドラマが大嫌いな私は、

この時間帯のドラマにほとんど魅力を感じなくなっていました。

「大切な・・・」も今をときめく三浦春馬くんと戸田恵梨香ちゃん・・・

という、ちょっと今までにない組合わせのカップルで、

教師が生徒と浮気したって言う話題性優先の奇抜なストーリーを展開するのかなと思っていました。

けれどもそう思ってしまったことが申し訳なくなるような

最終回の最後の最後まで気を抜かない気合いの入ったよいドラマでした。

20代の等身大の恋愛ものとしては出色のできだったのではないでしょうか。

何が一番感心したかというと、

主人公達の職業設定。

「教師」という職業をラブストーリーにこれほどうまく利用した作品って

今までになかったのではないでしょうか。

といのも、この物語の根幹である

「生徒と先生が関係をもった」

っていうスタート地点は、

他の職業ではこれほど主人公の枷にはならない。

「部下と上司」でも「社員とアルバイト」でもこの非倫理感は出ない。

ましてや、真相が明かされてからの物語の展開は教師以外ではあり得ない。

生徒達に語った言葉が自分に跳ね返ってきてその後ずっと自分の行動を規定していく・・・

ということも、教師ならでは。

何より、教育という場を選ぶ若者に多い生真面目さ、頭でものを考えがちなところが

主役二人の性格に大きく取り入れられていて、

それが物語を転がしていくと言うところにも、教師という職業が活きている。

ドラマを作る上で当たり前のことなのでしょうが、

案外主人公の職業を安易に設定してしまっているドラマが多い中で新鮮に感じました。

そしてもう1つ大いに感心した点は、物語の進展方法。

シナリオ制作の1つのセオリーとして、

登場人物達の中に1つの事件を投げ込んでみる。

その事件がリトマス試験紙のようになって、

その事件を受けて登場人物達がどう反応し、どう行動するかを丁寧に描けば、

おのずとドラマがうまれてくる・・・というものがあります。

脚本家が予め作ったストーリーに、

登場人物達が無理矢理動かされていくことが多い昨今のドラマの中で、

このドラマはまさに1つの事件を契機に登場人物達がどう感じ、動くかを

丁寧に追ったドラマだと感じました。

結婚間近で生徒達にも人気者の若い教師二人の間に投げ込まれた

女子生徒の思いがけない行動。

自分は全く記憶にないのに朝目覚めれば隣に見知らぬ女性が寝ていた。

(後にこの女性が今年度から自分が担当するクラスの生徒だと判明)

この事実を、まず、修二は事態を隠そうとします。

職場にも、恋人にも。

隠すことが恋人にも周囲にも(自分にも)最もよい方法だと信じて。

けれども、彼が授業で話した言葉に突き動かされて、

ひかりが夏美に二人の関係をばらしてしまう。

今度はひかりの行動に突き動かされて、

修二とひかりの関係を疑った夏美が自分でその夜何が起こったのかを調べて、

修二と兄の確執を知ることになる。

という感じで1つの出来事が玉突きのように次の行動を促し、

その誰かの行動が、また次の誰かを動かしていく・・・。

修二はひかりとの関係を隠したり、

ひかりに深く関わっていくうちに自分自身を深く見つめ直すことに。

それは親の期待、周囲の期待に無意識に答えようとしてきた優等生的な自分の生き方を見直すことであったり、

他人の好意を当たり前に受け入れることに慣れすぎて

自分が人を傷つけていることに鈍感になっていた事に気付いたり、

教師という職業がどういうものなのかを改めて考えることであったり。

もちろん、そういった自省の中に自分がどれだけ夏美を必要としているか、

ということも含まれるのだけど、

どちらかというと修二の場合恋愛と同程度かそれ以上に

仕事について、自分の生き方についての苦悶が中心だったように思いました。

そしてそれは既に社会に出ている男性としてはすごく妥当で

(というよりも昨今の仕事そっちのけで恋愛にかまけている恋愛ドラマの主人公が変すぎると思うのですが[E:despair])

そういう意味でも実に等身大のいい人物像になっているなと思いました。

一方、夏美は物語を通じて愛することそのものを突き詰めて考えていきます。

順風満帆だと信じて疑わなかった修二との仲が

佐伯ひかりというたった一人の生徒にかき乱されていく中で、

自分の中にある醜い部分や嫉妬深い部分に気づき苦悶します。

それこれまでは自分で気付くことはなかった自分の一面でした。

そして、修二にも自分の知らない一面があることに気付いたり、

(それまでから多少は感じていたでしょうが)修二の弱い部分や嫌な部分が見えてきてしまったり

何より、修二の自分に対する愛情そのものを信じることができなくなって

結婚に踏み切れなくなってしまう。

人を愛するということがきれい事ばかりで済まないのは当たり前のこと。

けれどもそのことをドラマの中心に据えてじっくりと描くことはあまり無いように思います。

もちろん相手の浮気を疑ったり、嫉妬するという描写はよく見ますが、

たいていは泣いたり怒ったりケンカしたりしてストレートに感情を出すことそのものを描いている。

けれども、20代でしっかり社会人として生きている大人の女性は

そんなに単純ではないのだとおもうんですよね。

夏美のようにそういう感情に支配されてしまう自分をある程度客観視して、

自己嫌悪に陥ったり、相手や自分のことを冷静に分析しようとしてみたり・・・。

そういう感情の試行錯誤こそが恋愛なんじゃないかと思います。

ましてや夏美は教師だし、頭でっかちにいろいろ考えてしまうという人物設定がうまくはまっています。

そしてその夏美の頭でっかちさが、

修二との間にできた子供を結婚もせずに自分一人で産み、育てようという決意につながって、

結果的にそれがますます修二を追い込むことになり、

修二を辞職に追い込んでしまうわけですが・・・。

(しかし、このドラマは夏美もひかりも、修二を愛しながら、

二人して修二の首を絞めているんだよな・・・[E:despair]

修二もかわいそうに・・・)

とにかく最後まで見てこのドラマがすごいなあと思ったのは、

最初から最後まで、修二と夏美のラブストーリーだという点でぶれなかったこと。

表面上はひかりの存在感が大きいので彼女を交えた三角関係のように見えますが、

修二は決してひかりと夏美の間で揺れたりはしていないんです。

それでも作家が作為的に視聴者に三角関係と混同させようとしている部分はあります。

何カ所か意図的にいわゆる典型的な恋愛ドラマで使われるすれ違いのシーンをいれたり

修二に決定的なことをあえて言わせなかったり。

けれども最終回ではしっかりと修二自身の口でひかりに君は恋愛対象ではないと言うことを言わせ、

このドラマは決して3人の男女の三角関係を描いた物語ではないのだと示しました。

思えばエンディングのタイトルバックは明らかに修二と夏美主体で描かれていて、

ひかりはその二人を取り囲む人物の一人としてしか出てこない。

初めからこのドラマは修二と夏美の物語だよと宣言していたわけです。

あちこちのレビューを読んでいると、

よくある三角関係のドラマとして見ている人には、

修二の態度が煮え切らず、いらいらする・・・というように映ったようです。

けれども修二にしてみればひかりは壊れやすいガラスのような存在。

彼女の秘密を知ってからは尚更、冷たく切り捨てるわけにはいかない大切な生徒になって、

最終回で話したような決定的な言葉で彼女を傷付けるわけにはいかなかった。

それに彼女はまた、親からの愛情をあまり受けられなかった子という意味も持っていた。

兄弟間で親の愛情が偏って注がれている時、

親から愛情と関心を多く受けている者はそのことに気付かないけれど、

受けられなかったもう一方は深く傷つきながら育っていく。

自分が多く愛情を受ける側で、

愛情を受けられなかった(と思っている)兄が深く傷つき親や自分を憎んでいることを知った修二は、

愛情を受けられなかったというひかりに兄の影を重ねて、

尚更簡単に放り出すようなことはできなかったんだろうし。


それにしても、修二との関係では親の愛情を受けられなかった子として存在し、

後に身ごもる夏美に対しては、先天的な病気で女性としての機能が弱い・・・という

複雑な要因を背負わされた佐伯ひかりという人物は、

このドラマの中で一番矛盾に満ちた存在です。

修二を追い込んだ例の夜の出来事にしても理解できるようなできないような感じだし、

その後の行動も納得できない。

私だったら、大好きな先生が自分のせいでクラスの生徒からつるし上げられたり

クビになりかねない事態になってしまったら我慢できない。

さっさと真実を打ち明けて先生を守ろうとすると思うし、

そうやって自分が追い込んでしまった先生が復職してきたら

先生の立場も考えておいそれとは近づけないと思う。

けれども、彼女はそれをすんなりやっちゃう。

自分はこんなに不幸なんです・・・ってオーラをまき散らしながら。

夏美や修二が相手を思いやって口をつぐんで我慢しているのに対して、

あまりにも自分勝手な行動、言い分。

武井咲さんの美しさと存在感でなんとなくごまかされちゃうんだけど、

ドラマが終わって冷静に考えたらなんて困ったちゃんなんだ、ひかりって・・・。

まあ、夏美や修二が20代半ばという設定で、

大人の仲間入りをしている年代であるのに対して、

ひかりはまだ10代の高校生で、いろんな意味で成長過程の途中なのだと思えば仕方ないのかもしれないけど。

そんな矛盾だらけのひかりをとても魅力的な女の子として演じきった武井咲ちゃんに拍手です。


演技という点では修二役を演じた三浦春馬くん、

夏美を演じた戸田恵梨香ちゃんともに名演でした。

春馬くんは役の年齢よりも実年齢の方がずっと下で、

本来なら制服を着て教室に座っているほうがまだ似合いそうな感じなのに、

教壇に立って数年の新米教師の感じを本当にうまく演じていました。

教師とし生徒に語るときの語り方がすごくよかった。

落ち着いていて、けれども言葉の端々に情熱と若さを感じさせて。

そして教室を去るときの演説がすばらしかった。

第1話からの修二の成長を感じさせてくれてました。

教室で生徒につるし上げられたり、

職員会議で責められたり・・・とつらい場面が多い役でしたが、

それも堂々と演じきったと思います。

春馬くんが演じたからこそ、修二は本質的に教師に向いた青年だということがよく伝わってきました。

だからこそ、物語の最後で修二が教師を辞めてしまったことが悲しかったな。

あの展開で教師は続けられないとは思うけれど、

人が天職を見つけるのって結構難しいことだと思うから。

修二にとって教師という職業は天職だろうし、

一連の騒動を通して人間的に成長した修二は

教師は教壇では一人の人間として丸裸になって生徒と対峙しなければならない仕事だということを理解して、

今までよりももっともっといい教師になれただろうから。


夏美役の戸田恵梨香ちゃんは、前作の「SPEC」とのギャップにびっくり。

すごく繊細な表情をいっぱいしていました。

特に生徒と対するときと修二といるときと表情を使い分けてる。

生徒の前ではちゃんと先生の顔をしているんです。

でも、時々その先生の顔の仮面がはがれる時があって、

そのはがれ具合やタイミングはきっと綿密に計算されたもので・・・。

「SPEC」は個性的に作り上げた人物をいかに自分の殻を破って演じるか・・・という役だったのに対して、

「大切な・・・」では普通の人間の繊細な感情の流れを丁寧に表現しようとしていたわけで、

うーん、やっぱり戸田恵梨香ちゃんすごいです。

器用だというだけではない、仕事に対する並々ならぬ熱意と真剣さを感じます。

とはいえこの2つのドラマの間に撮影されたという「阪急電車」ではそう見るところもなく

(というか、「阪急電車」ではちょっと役者本人がもっているアクが悪い方に出た感じもしました)

おそらく最終回辺りの撮影が重なったんだろうなあ・・・と思える「BOSS」2dシーズンの第1回目は

これは木元の表情じゃないんじゃね?

というような繊細な表情をしてしまっていたりしましたが・・・。

(夏美がでちゃったんじゃないのかな?)



この「大切なことは・・・」は視聴率的には苦戦したようですが、

主演二人にとってこの作品を経験したことは今後の役者生活できっと財産になっていくだろうな、

と思えるいい作品でした。

これくらい繊細な演技が要求され、また、台詞がいい恋愛ドラマは

(しかも20代の男女が主人公の)

そうそうないので、すごくいい経験をされたんじゃないかと思います。



この作品、本当に台詞もよかった。

夏美と修二、二人の主人公がそれぞれモノローグを語るという手法は、

1つ間違えば陳腐になるところを上手く処理していました。

普通の台詞ももちろんよかったのですが

モノローグで語られる言葉は、

あまりに文学的すぎる表現や一風変わった言い回しをねらったものではなくて、

あくまでも普通に使う日常語の範囲で、

でもどこかにふと詩的なにおいを感じさせてくれました。

すごく言葉の選び方にセンスがある人だなあと思いました。

脚本家の安達奈緒子さんは今までお名前を存じ上げなかったのですが、

フジテレビのヤングシナリオ大賞を受賞された方だそうです。

このコンクールの出身者は小器用にフジテレビっぽいドラマを書く人が多いような気がしていましたが、

しっかりとした作家性を感じさせる、力のある脚本家さんだなあと感じました。

今回視聴率が低かったから、またあんまり書かなくなってしまうのかな。

是非次回作も見てみたいです。



最後に、音楽も素敵でした。

音楽の林ゆうきさん、最近よく目にするお名前です。

確か「BOSS」の1stシーズンも担当されていましたよね。

まだ、このドラマ面白いのかなあ・・・と半信半疑で見ていた初回、

タイミングよくかかる音楽の雰囲気がよくて画面に引き込まれました。

玉と同い年なんですね。

そういえば、「BOSS」の最終回の後ブログで玉のことを書いて下さったことがあったような・・・。

・・・うん、いい人だ、きっと[E:happy01]

2011年春ドラマ 子供もの

今クールのドラマって、ほとんどが

「続編もの」「学校もの」「子供もの」に分類できてしまうって、どういうこと?

って思ってしまうのですが、

とりあえず、残った子供物。

一番熱が入っていません[E:coldsweats01]


「名前をなくした女神」は、出演者はみんな大好きなんですよ。

杏ちゃんを始め、「火の魚」から大注目している尾野真千子さん、りょうさん・・・

でも、このテーマ、重すぎ。

もちろん私が経験してきた子供の幼稚園時代にこんな極端なことはありませんでしたが、

やっぱりどっか息苦しいところがあったなあ・・・って、

このドラマを見ていやな感じで思いだしてしまいました。

楽しいことも多かったんだけどね。

ただ、みんな分かりやすく嫉妬しすぎ。

普通の人はそこまで単純じゃないです。

いろいろ簡単にできていくよその子を見て羨ましく思っても。

通常は表面上隠すのが大人ってもんです。

いよいよ冒頭の誘拐? 事件につながりそうな感じですが、

上手く描いてくれるのかなあ・・・。

数年前に、やっぱりお受験やお母さん同士の心の行き違いで

小さな女の子が殺された恐ろしい事件がありましたが、

今の感じでは、ドラマでは現実を超えられないんじゃないかなあ・・・っていう感じ。

本当ならさっさと見限ってるドラマなんだけど

(見ていて楽しいことがひとっつもない[E:think])

ChiChiが杏ちゃんファンで録画してまで見ているので、

隣でなんとなく見続けてしまっています・・・。





同じ曜日の「グッドライフ」

難病もので結末が見えているお涙ちょうだいのドラマはニガテです。

これまたChiChiがこのドラマに間に合う様に帰って来て一生懸命見ているので

なんとなく横目で見ているだけです。

わくくんがかわいい。

ちなみにうちの次男がけっこうああいう顔立ちなので

(さすがにあそこまで睫は長くないけれど)

この間から毛糸の帽子をかぶせてわくくんごっこをしています。

あのプニプニのぽっぺを見ているとどうしても触りたくなってしまう[E:coldsweats01]

母親としては、子供にとってのお母さんの比重がとても小さいのが不満です。

でもうちの子供達もChiChi大好きなので、

もしも離婚することになっても二人とも私にはついてきてくれなさそうな予感・・・。




これは厳密に言えばこどもものではないんだと思うんだけど

「マドンナヴェルテ」

もともと代理出産など、あまりに行きすぎた生殖医療には反対なので、

ちょっと斜に構えて見始めました。

やっぱり理恵先生の理論について行けず、

ときどきイラッとしながら見ているのですが、

松坂慶子さんが演じられている母親が義理の息子に宛てて書いている手紙の言葉の美しさに

なんとなくここまで見続けてしまいました。

難しい問題を真正面から扱っている割には

もう一つ切迫感がない気がします。

原作はあの海堂さん。

この作品は「ジーンワルツ」の続編にあたるそうなので、

今度「ジーワルツ」を読んでみようかな。





「マドンナヴェルデ」と同じような高齢妊婦の話で、

こっちは自然妊娠したお母さんを巡るお話の「生まれる。」

一応初回をざっと見たのですが、

いろんな要素がごちゃっと混ざった感じがなんとなく受け付けなくて、

ついでに堀北真希ちゃんの冷たい感じがいやに鼻について、

そのまま脱落・・・・・・。

「犬を飼うということ」は「名前のない女神」的な要素と「マルモのおきて」を

足して2で割ったような感じ。

どうしても錦戸君がお父さんに見えなくて

(というか、彼はどんな役をやってもああいう感じなんやね・・・[E:gawk])

脱落・・・・・・・。

子供もので一番はまっているのは、

日曜の「マルモのおきて」

親友の子供を(しかも似てない双子)を引き取る?

しかも犬がしゃべる??

いったいどんなお話やねん!?

と思っていたのですが、

あちこちにある話の矛盾はとりあえず阿部サダヲさんの個性と

子供達と犬のかわいさでオールオッケー[E:shine]

もう、話はどうでもいいです。

阿部さんおもしろい、まなちゃんと福くんかわいい。

時々喋るムックもかわいい!

これが時々喋る・・・っていうのがミソですね。

もっと喋るのかと思っていたのに、

忘れた頃にぽろっとしゃべるから尚更かわいい。

筋的には、時々ちょこっとひっかかる部分はある。

いつだったか、ハートがついたピンクのランドセルが欲しいって言うのを薫ちゃんが我慢している話で、

比嘉さん演じる大家の娘さんが

「子供は普通我慢なんてしません!!」

と言い切っていましたが、

そんなこたーーーーーない!!

子供だって我慢くらいします。

親がお金がないって場合だって、今の世の中じゃあザラにある。

子供を育てる時にはなんでもかんでも思い通りにしてやれ

みたいな比嘉さんの言葉にはかなり引きました。

そんな自分勝手な思い込みでマルモを追い込まないでやって下さい。

マルモに子供達の気持ちにもう少し敏感にならせるようなエピソードは

もっと違った形で作れなかったかなあ・・・。

でも、まあ、いいんです。

とにかくほっこり、ゆったり、ぽーっと画面を見て、

最後の歌と踊りで癒されて、

翌日からの月曜がんばろうかなって気持ちにさせてくれる、

とっっても貴重なドラマです。

ただ、最大に残念なところは、

どーしてどーして、「JIN」の裏の枠で放映するのよっ!!

どっちも力作で放送を待ちかねているドラマだから

本当はリアルタイムで見たいじゃない!!

というわけで我が家では

9時~「マルモのおきて」

10時~「JIN」(録画)

11時~「アスコーマーチ」

と、日曜の夜はとっても忙しい[E:smile]



こんな感じで今クールのドラマのスタート時点での感想おしまい。

あれ?

月9が抜けてた・・・。

いいや。

これ、そうそうに脱落。

SMAPをこんな風に飼い殺しの様につぶして行くのは勿体ない気がします。

最近のSMAP出演のドラマが一様にこんな感じの残念なドラマになっているのは、

局側に問題があるのか、

それともプロダクションが余計な口出しをしてしまうからなのか、

私にはそういう裏話的なことはわかりませんが、

出演している役者さんがかわいそうです。

仲居くんのドラマの時も好きな脚本家さんで、

今回も第1回は大好きな井上さんが書かれていたのに、

いったいこれはどうしたことなのでしょう・・・。

いいドラマを作るにはいい脚本が必要不可欠だと思いますが、

いい脚本家さんが書いても(書こうとしても?)

いらん雑音が入りすぎると

(もしくはつまらないしがらみでがんじがらめにされてしまうと?)

いい作品にはならないのだなあ・・・。

残念・・・。

2011年春ドラマ 学校もの

このクールは学校ものが多いですね。[E:despair]

医療モノが妙に多いこともあれば刑事物がやたらと多いこともあり・・・

どうしてこうジャンルが重なるんでしょうね。

適当にばらけさせて欲しいものです。

さて、まずは「ハガネの女」

これは続編と言うこともあり安心して見ていられます。

吉瀬さんは色っぽい大人の女性を演じられることが多いのですが、

こういうさっぱりした役の方があっている気がします。

私の中で一気に吉瀬さんへの関心が高くなった作品です[E:wink]

このクールでは一番典型的な学校ものですが、

(舞台も小学校だしね)

ハガネが単純に素晴らしい先生というよりも、

とにかく一生懸命さが強調されてるところもいいです。

すがすがしい。

前クールは一筋縄でいかない子供達がいきいきと演じていて

ドラマを盛り上げてくれていたんですが、

さて、今回はどうなりますことやら・・・。

今のところまだあんまりクラスの子の顔の見分けがつきません[E:coldsweats01]

とりあえず見てみよう・・・程度で見始めて、

かなりはまったのが「アスコーマーチ」

工業高校を舞台にした女子高生の奮闘記なんですが、

これまたさわやかで日曜に見るのにぴったり。

今話題の武井咲ちゃんがいい感じ。

男子ばかりで、あんまり評判もよくないアスコーに嫌気がさすという出だし。

あんまりやりすぎると嫌な女になっちゃうところを、

上手く好感度を残して乗り切りました。

なるほど、こりゃあ覚悟なしに入学した女の子にゃ過酷だわ・・・

とちゃんと共感できたというところが、

このドラマのスタートとしては十分合格点だったんじゃないでしょうか。

たくさん出てくる男の子たちもかわいい。

一昔前のイケメンわらわらドラマみたいに浮ついた感じじゃないのも好ましいです。

「Q10」で印象に残っていた加来賢人君や

「大切なことは・・・」で武井咲ちゃんと共演していた剛力彩芽ちゃんが出ているのも楽しみ。

ちょっとイマイチだなあ・・・って思っていたのは、

アルトくん。

イケメン・・・っていう割に、ちっともかっこよくないやん・・・

なんかかっこつけた演技やし・・・

って思っていたら、この子、「GOLD」で次男の役をやった俳優さんなんですね。

「GOLD」では唯一いいなあ・・・と思ったはずなのに・・・どうしたことだ?

これからアルトというキャラクターが深まっていった時にどう変わるかですね。

これくらいでもう学校ものはいいや・・・と思っていたら、

思いがけない掘り出し物が!!

うーん、こういうことがあるからやっぱりちゃんと初回は見なくちゃね。

その掘り出し物は「鈴木先生」

今までの教師もののドラマにはなかった教師視点からのドラマ。

素人目からですが、結構リアルに職業としての教師の一端を表現しているのでは

という気がします。

やたらめったら生徒たちが喋るのは

今時の中学生がこれほど自分の感情を理論立てて言語化できひんやろ・・・

とは思いますが、

それはそれとして、言っている内容は不安定なあの年齢特有の雰囲気をうまく醸し出しているし

それに対応する鈴木先生の心の声も迷ったり戸惑ったりする感じがリアルで面白い。

しかも力一杯話し合っている内容が

給食のメニューから酢豚を省くべきか、だったり、

長うんちをからかったことを謝れ、だったり、

みょ~にちっちゃいことも現実味があります。

先々週なんかはあんまり描かれない教師の嫉妬心なんかも真正面から描いていたし、

視点が面白いなあと思います。

表現も、暗めの画面やいいタイミングで挿入される字幕(出し方がセンスある!)など、

新しいドラマを作ろうとする意気込みが随所に感じられます。

鈴木先生演じる長谷川博己さんは「セカンドバージン」から知って、

次の連続ドラマ出演を期待して待っていました。

先生ものと聞いてちょっと不安だったのですが、

(一般的な学園モノの先生役をイメージしていたもので[E:coldsweats01])

なんのなんの、「鈴木先生」というキャラにぴったりはまっていました。

たぶん長谷川博己という役者の魅力を伝えるのは

「セカンドバージン」の行さんよりも、

鈴木先生の方が適している様に思います。

大袈裟なコメディシーンも、生徒に語りかける時の声の通りの良さも、

舞台役者さんならでは! 

その上で、女子生徒に人気があるといのも分かる程度のかっこよさと、

(でもホントのイケメンじゃなく、あくまでも学校の中ではかっこいい・・・という感じ)

内心は何考えているのかつかみきれないは虫類的な不気味さが

「鈴木先生」というキャラクターにぴったり!

(原作は読んでいないのであくまでもドラマの中での個人的な感想です

あ、これ、褒めているんです、一応[E:coldsweats01])

前回は鈴木先生の空想が彼女にばれてしまっている・・・というオカルトチックなところで終わって

あれ? このドラマはどこに行こうとしてるんだ?

でもまあ、このクール一番の掘り出し物ドラマ。

何か新しいものを作ろうとする心意気が画面からにじみ出てくるドラマです。

長谷川さんの初主演作(ドラマで)がこういうドラマでよかった[E:heart04]

とにかく視聴率が悪いのが残念。

この枠は以前の「モリノアサガオ」もそうでしたが、

意欲的ないいドラマを作っているのに、

枠自体に視聴者がついていないから視聴率的に苦戦してますよね・・・。

いいドラマ、面白いドラマがきちんと評価されない現実って寂しいなあ。

世間的に評価されていなくても、

玉にもこういう作品にたくさん参加してほしいものです。

「BOSS」も1作目はそういう心意気が多少なりとも感じられる作品だったんだけどなあ・・・。

くだらない月9とのコラボや

話題性優先のキャスティング・・・。

どうしちゃったの? 「BOSS」スタッフ・・・。

作品のクオリティそのもので勝負しようよ。

天海さんとの演技合戦で注目できる様な犯人のキャスティングをして話題になろうよ。

この間山ムーが出る回の月9を見ていたけれど、

くっだらない登場の仕方でした。

省いてもストーリー展開に何の支障もない登場の仕方。

本当に話題作りだけのためのコラボだったんですね。

もっと上手く演出して物語りに溶け込ませるならまだしも、

こういう小細工はドラマの質を下げるだけと言うことが分からないのでしょうか、

制作者側は!!

で、次は山ムーに続いて玉ですと?

・・・やめてくれ・・・orz


も、一個、おそらく学校ものというカテゴリーに入りそうな「高校生レストラン」

土曜はなかなかドラマが見られなくて、

見逃してしまいました[E:coldsweats01]

最初を見逃すとそのまま見る気がしなくて・・・

神木隆之助くんが出てるのに残念[E:wobbly]