「夏の恋は虹色に輝く」「ホタルノヒカリ」

とりあえずラブストーリーのくくりで・・・。

案外面白かったのが「夏の恋は虹色に輝く」。

どの登場人物も嫌みが無くて見ていて気持ちよかったです。

ちょっと沢村さんがNHKで作り上げたイメージに引っ張られすぎたキャラなのが気になったけれどね。

竹内さんは相変わらずきれい。

すかっと笑う気持ちのいい女性が本当にお似合いです。

松潤もすごくかわいらしいキャラで。

何をやってもほのぼのとかわいいなあ・・・[E:catface]

っていう人物。

美しい映像も相まって、毎週安心して見ていられるドラマでした。

今年はとんでもなく暑かったせいで、どのドラマもすごく空が綺麗でしたよね。

え? これ、日本?

とビックリしてしまうようなどこまでも澄んだブルー。

日差しも強かったせいで、反射光もキラキラしてるし。

海も南国のように青く見える。

そういう今年の夏の利点を最大限に映像に活かしていたのがこのドラマでした。

役者さんやスタッフさんは暑くて大変だったでしょうけどね。

でも、ほのぼのとしてアクがない・・・というのは、その分物語が薄味という意味でもあって。

見始めると楽しんで見ていられるけど、

次週絶対見たいという意欲をかき立てられることはなく、

また、なんかの都合で見損ねたとしてもあんまり気にならない・・・。

これってラブストーリーとしてどうなの?

正直、私もこの話をラブストーリーよりも大雅の成長ストーリーとして楽しんでいました。

所々で大森美香さんの役者観みたいな部分がでていて面白かったです。

ラスト、大雅の恋が実って、

海ちゃんにも認めてもらってハッピーエンド・・・

だったのですが、なーんとなく物足りない。

じゃあどんな物語が見たかったんだろう・・・と考えて見たのですが・・・

たぶん、大雅の成長物語をもっと主軸に据えたドラマを見たかったんだろうなあ。

詩織にももっともっと役者としての大雅の成長に関わって欲しかった。

最初の数話だけでしたもんね。

大雅と演技の話してたの。

大雅の役者としての成長と二人の恋がもっと緊密に絡み合っていたら

もうちょっと緊張感がでたように思います。

子持ちエピソードはいらないから、

もっと真正面から役者を主役に据えた物語を書いて欲しかったです。


おまけ。

2世俳優である大雅にライバル心を抱いている売れてる俳優に瑛太くんの弟くんが出ていたのが笑えました。

現実と役柄が逆やん[E:catface]

ついでに、今旬の若手俳優・・・という役柄の割に、

誰よりも演技が下手なのが・・・もう・・・[E:coldsweats01]

これはこの設定自体をギャグにしたいのか?

と思ってしまいました。

でもだんだん演技がこなれてきて、

最後にはちゃんと馴染んでいました。

よかったよかった。





「ホタルノヒカリ」も可もなく不可もなく・・・。

ただ、今回は完全に両思いの二人が回り道している様子があざとくて、

あんまり感情移入できませんでした。

ホタルのこだわりも、前回は全面的に共感できたんですが、

今回はなんでそんなに自分のライフスタイルに固執するのかちょっと理解に苦しみました。

干物の状態を受け入れてくれる人が側にいるんだから、それでいいじゃない。

自分を完全否定してまで誰かに合わせた方がいいとは決して思わないけど、

誰かと一緒にいることで変わる部分があってもいいじゃん!

と思うんですが・・・。

一方、部長の方は時々変にホタルに同調しすぎてひきました[E:shock]

部長にはもう少し毅然としていて欲しかった・・・。

向井君は年相応の役で似合っていたと思います。

上手いかどうかは別問題として、

持って生まれた雰囲気の柔らかさは得ですね~。

最近露出が多すぎて、ちょっと食傷気味でもあります。

水嶋ヒロくんなんかでもそうだけど、

大きな事務所って確かにすごくいい仕事を取ってくるんだろうけど、

本当に俳優を育てようとしているのかなあ・・・と疑問に思わせる部分がありますね。

売れるうちにうっちゃえーっ!

みたいな。

玉は小さな事務所でよかったね。

きっと今の事務所に入ってなかったら、

今の玉山鉄二はいなかったと思います。

少なくとも「本物の俳優を目指そうとしている玉山鉄二」はいなかったんじゃないかな。

使い捨ての「イケメン俳優」の道を向井君が進んでいかないことを祈ってます。

どっちかというと向井君は水嶋くんのような道を選んでいくような気もするけどね。

「GOLD」

北川景子さんのブログにアップされた玉山君の写真、いいですねえ[E:lovely]

ナチュラルな感じがグー[E:good]

単独の取材でもこういう感じの格好してくれるといいんだけどな。

肩に力が入っていない感じの柔らかい表情なのは、

北川さんの影響なのか、それとも「星を守る犬」の役柄に影響されているのか・・・。

なんのメディアの宣伝なのかな。

楽しみです。

インタビューを読んだりしていると、

久々にどんどんテンションが上がってきました。

早く公開日にならないかな~[E:happy02]

気がついたら夏のドラマがどんどん終わっています。

で、恒例のドラマの感想。

「GOLD」

途中まで、一番期待していたドラマでした。

ここ最近の野島作品にはなかった「見る人」に対する心遣いを感じられるドラマ。

会話は面白いし、

クレーマー、亡き兄の忘れ形見、次男の病気・・・と、

次々繰り出してくるお得意の飛び道具も、

今回はあざとくなるかならないかぎりぎりのラインで、

気になるといえばなるけど、それなりに見ていられました。

とにかく、1時間という時間、一番楽しんで見ていられました。

ただ、見ている当初から、このドラマが傑作になるかどうかは最終回の帰着点によるなあ

・・・とは、ずっと思っていました。

で、その帰着点がやっぱり最低だったので、

最終的な感想はひどいドラマだったな・・・っていう感想です。

このドラマはなんだかんだ言っても主役の悠里を描いたドラマで、

途中は悠里自身が自分の生き方に疑問を持って自分自身を見つめ直す話かと思ったんですよね。

子育てって、理論でならなんとでも言える。

でも現実は理論通りには決していかなくて、

そんな現実とぶち当たったとき、悠里はどんな生き方を見つけるだろう・・・

脚本家の野島さんは、悠里をどう描くだろう・・・

そんな期待を持って見ていたのですが、なんのことはない、パーフェクトな主人公が最後まで完璧なスーパーウーマンとして振る舞って、

周りの人間も彼女を手放しで褒めたたえる話だったっていうワケですね。

・・・がっかりです・・・orz

特に最後2回分は自分の目的を達成するために、

一人の子供の命を危険にさらす・・・なんてひどい展開。

まず第一に家の名誉のために金メダルを目指す・・・という当初の設定がピンとこない。

いったいいつの話ですか。

根本のところで腑に落ちていないのに、

強引に感動的な演出されても気持ちが冷めるばかりです。

しかもその手法が人間としてどうなの? というものならなおさらです。

あーあ、やっぱりこの人はわかってないんだなあ・・・と確信したので、

最終回は本当につまりませんでした。

「薔薇のない花屋」もそうでしたが、

やっぱり感覚的に許せないラインを超えてしまうと、

いくらその他の点で魅力的に描かれていても、

その人物に心が寄り添えない。

ヒロインに盲目のフリをさせる「薔薇の・・・」は文句なしにひどかったですが、

今回の「長男にやる気を出させるために心臓に欠陥を抱えた次男に無理をさせる」

という悠里の行動も許し難いものを感じました。

母親・母性が主題であっただけに、なおさらです。

そういうところに感動があると感じている作者の見識の甘さを改めて感じました。


とはいえ、このドラマ、着地点を間違えなければかなりいいドラマになっていたような気がします。

とにかく役者さんの使い方がうまかった。

天海祐希さんがうまいから悠里が魅力的に見えるのか、

悠里の人物設定が天海さんのいいところを存分に引き出したのか、

とにかく、天海祐希あっての人物でした。

毎回出てくる悠里の長台詞。

天海さんだからこそ、歯の浮くような表現も説得力を持ち、

見せ場としてうまく機能していたんだと思います。

言っている内容は正直なんだかなあ・・・というような子育て理論や偏った正義感でしかなかったのですが、

天海さんが話すときちんと言葉に重みが出る。

また、天海さんの台詞回しのうまさを存分に引き出す設定でもありました。

同時に毎回必ず挿入される長澤まさみさんとの無意味な掛け合い。

シリアスな演説シーンとの緩急という意味でもとても面白かった。

長澤まさみさんの、ともすれば最近鼻につきがちないい子キャラをそのまま笑い所に活かすセンス。

もちろん、このシーンをきちんと笑える場面として成立させているのは天海さんの間の取り方や台詞回しなんだけど、

長澤さんもがんばって天海さんについていっていたなあと思いました。

天海さんと長澤さんはかなり相性のいいコンビなのではないかと思います。

それから、感情の起伏が激しい人物設定。

社長としての毅然とした態度、兄を思う乙女な部分、弱い部分、

人を包み込める優しさ・・・

それらをばらばらな印象にせずに一人の人間として持っている多面性としてまとめてみせたのも、

天海さんの力なんだと思います。

だからこそ、途中すごく期待したわけなんだけど。

脇を固める役者さんもみんなすごくはまっていてよかったです。

旦那さん役の寺島さんもひょうひょうとした感じがすごくよかったし、

長澤さんも意外にコメディエンヌが似合うんだ・・・と新たな一面を発見、

エドはるみさんも堂々とした演じっぷりで、粘着質な中年女の感じがよく出ていました。

晶役の子は透明感があって凛とした感じがよかったな。

その中でも一番印象に残ったのは次男役の矢野聖人くん。

最初は見開いた目をする表情が松潤にちょっと似てるなあ・・・って思っていたのですが、

途中からぐんぐん印象が際だって来ました。

母親のために、利用されるってわかっていて自分を犠牲にしようとするときの目が、

切ない感じとひたむきな感じがストレートに伝わって来てすごくよかったです。

「身毒丸」のオーディションで出てきた人なんですね。

ちょっと納得。

「身毒丸」を演じるにふさわしいような、存在感に艶がある気がする。

次回作がすごく楽しみです。





とまあ、この作品がこのクール一番印象的だった・・・ってのが寂しい限り。

でも、本当にこの作品、最後の2回分の描き方が違っていたら、

ものすごく面白いドラマになったんじゃないかな・・・って思うだけに残念です。

熱が冷めたってわけじゃないんだけど・・・

「死刑台のエレベーター」関連で、雑誌での露出が続いています。

「シーサイドモーテル」関連の時に感じた危なっかしさは薄れて、

なかなかいいこと言ってるなあ・・・と思いました。

んでもって、結構ボキャブラリーが豊かになったなあ・・・と。

よしよし、これはいい感じだから、1冊買っておこうかと、

珍しく意気込んでいたのですが、

いざ買う時に、すぐ側に積んであった「Cut」に目が・・・。

「決定版・宮崎駿2万字インタビュー」の文字につられて、

ついつい手がそっちに伸びてしまいました・・・[E:sweat01]

ごめんよお・・・どっちも買うだけの余裕はないのだ・・・。

2万字のインタビューを立ち読みするだけの気力はないし、

やっぱり喋っている内容が格段に宮崎さんのほうが濃かったんだよねえ・・・。







というわけで、立ち読みで済ませてしまったわけですが、

いくつか興味があった部分を思い出してみると・・・

2007年頃壁にぶち当たって(みたいなニュアンスの表現)

このまま俳優としてやっていけるか不安を感じた・・・っていうところ。

まさに私がファンになった頃じゃああーりませんか!

そうかあ・・・やっぱりあの頃へこんでたんだね。

思い当たることがちらほら。

あの頃読んだインタビューのいくつか、

内省的になっているのかなあ・・・と思ったことがあったし。

ネット上も今よりもっと荒れていたもんね。

一時期は公式ホームページの掲示板も閉鎖されていたし。

きっと外から見ている以上にいろんなことが降りかかっていたんだろうなと推測します。

でも、今は明らかにあの時と状況が変わっているし、

役者として評価してくれる人が出てきたらしいので、

本当にこの3年は彼にとって大きな意味を持っていたんだろうなあと思います。

気がつけば、常について回っていた「イケメン俳優」という言葉も、

最近はあまり気にならなくなっていきているし。

いわゆる「アイドル役者」的な意味での「イケメン俳優」ね。

ファンクラブの会報では「見かけ」ではなく演技を評価して欲しいと言っていたらしいのですが、

(ニュアンスはよく分かりません・・・。残念ながらファンクラブには入っていないので。

あちこちのファンの方のブログを読んで推測しているに過ぎないのですが)

私としては

え? まだ、そんなことを言っているの?

と、ちょっとびっくりしてしまっていたんです。

最近明らかにアイドル扱い、いわゆる「顔だけ」俳優扱い、されることはなくなってきていると思っていたから。

映画「ハゲタカ」を見た後、一番最初に思ったのは、

よかったねえ、これでもう無理にヒゲをはやさなくても大人の俳優さんとして見てもらえるねえ。

だったのに・・・。

「ハゲタカ」ではヒゲをはやすことなしに十分大人の男性(しかもちゃんとした社会人)に見えたから。

もう無理にヒゲをはやして背伸びすることもないなあって思ったんだけどなあ。

本人にとってはまだまだ中身の評価より外見の評価が勝ってるっていうことなのかな。

でも、顔立ちが整っているっていうのは1つの個性だし、

もう必要以上に封印する時期は終わってもいいんじゃないかという気もします。

玉山くん本人も言っているように、

ちゃんと演技を見てくれている人も増えてきてるんだからさ。

一番いいのは、ヒゲとか髪型とか、そんなの気にならないくらい、

本人の生き様が顔に表れるようになることだよね。

緒方拳さんがまさにそうでしたよね。

10代、20代は持って生まれた美しさが大きく左右するけど、

30代になったらそれはもうあまり通用しなくなる。

生き様が顔に表れて、それを美しいと感じられるような、

そんな俳優さんになって下さい。

これからどんな風に変わっていくのか、成長していくのか、

ファンはじっと見守っているんだかんね!


で、ニコルの写真、見ました。

綺麗な写真ですよね。

でも全体的に私がちょっとニガテな感じの玉山君[E:coldsweats01]

好きなのはカタログの7枚目以降の写真かな。

特に最後の写真はかなり好き。

こういうイメージの役やってくれないかな。





あ、そうそう、肝心の「死刑台のエレベーター」

面白そうな役だなあ・・・とは思うものの、

名作のリメイクそのものになんの意味があるのかよく分からなくて

なんとなく公開前だというのにあんまりテンションが上がっていなかったんですが、

監督さんの

「若い二人にどれだけ遠い目をさせられるか」

という言葉にびびっときました。

公開まであと少し。

それまでに是非ともオリジナルを見ておかなければっ[E:sweat01]