女子フィギュア

いやー、終わりましたねえ・・・。

真央ちゃんは無事に銀メダルに輝きました。

男子と同様に女子も3人ともが8位入賞!

おめでとうございます。

でも、男子の時ほどすがすがしい気分がしないのはなぜ?

たぶん・・・この競技の点数の曖昧さを強く感じたから・・・なんだろうなあ。

男子の時ははっきりと転んでいたり、

靴紐が切れて演技の中断があたりしたので点数がでないことに何の疑問もなかったんですよね。

1位のライサチェックと2位のプルシェンコにしても、

プルシェンコの言い分も分からないではないけれど、

素人が見てもジャンプの完成度がプルシェンコの方があきらかに悪かったので、

これは負け犬の遠吠えにしか聞こえないなあ・・・

なんて思っていたんですが、

女子を見てて強く思いました。

どうしてトリプルアクセルの評価があんなに低いの?

難しいジャンプを飛ぶより無難なジャンプを飛んだ方が結果的に高得点がとれるなんて、

なんかスポーツとして変!!

・・・人間なんて勝手なものです[E:coldsweats01]

とくにショートの結果が出たときは、

どうしてキムヨナと真央ちゃんの点差があそこまでついてしまうのか意味不明でした。

たしかにキムヨナの演技は素晴らしかったと思うけど、

もっと真央ちゃんと拮抗していると感じたので。

でも新聞もテレビも二人の点差について

「逆転可能の範囲です」

を繰り返すばっかりで、肝心のどうしてそんな点差がつくのかを説明してくれる所はまったくない。

ネットでググって、いくつかのフィギュアファンの方のブログを読ませていただいて少し納得。

現行の採点システムってかなり問題ありなんですね。

今回解説の人がみんな

「これは~回転不足ですかね~、どーなんでしょう・・・」

とやたら言葉を濁してたり、解説がもう一つ曖昧だったりしたのは、

回転不足の基準がつかみきれないくらいぶれていたからなんですね。

そして、現行の採点システムにうまくのっかった一部の選手が極端な高得点を連発している・・・。

その上パンドラの箱のような追加点でかなり恣意的な得点が出てしまう・・・。

まあね、得点競技なんだし、

人間が得点を出している以上多少のブレは仕方ないですよ、

そういう競技だと言ってしまえばそれまでです。

でもなあ・・・なんかすっきりしない。

だけど、選手達は不平一つ言わずに一生懸命その得点システムに合わせて努力して来たんだなあ。

単に不調とかスランプっていうだけじゃなかったんだなあ・・・。

と、なんかしんみりしたりして・・・。

だからフリーが始まる前の段階でもうメダルなんて何色でもいいから、

とにかく日本の3人の代表選手達がミスなく、自分たちの演技を滑りきって欲しい・・・

それだけを願って見ていました。

鈴木明子選手、よかったですねえ。

彼女のフリーのプログラム、代表3人の中では一番好きです。

ほとんどノーミスで気持ちよく滑っている感じが伝わってきました。

曲調と彼女の滑りの雰囲気がよく合っていて、

表情にぽっとバラが一輪咲き誇っているイメージ。

彼女の目力はすごいです。

普段のインタビューなんかではそうも思わないんですが、

氷上ではちょっと往年のヴィヴィアンリーに似てる気が・・・。

今度は「風とともに去りぬ」のスカーレットオハラを演じて欲しいです。

安藤選手もよかったですね。

4年前に比べたらもう雲泥の差。

振り付けと言ったら長い腕をぶんぶん振り回している印象しかなかったのですが、

よくぞここまで成長したよなあ・・・[E:crying]

たぶんこの4年、本当に苦しんで苦しんでここまで来たんだろうな・・・。

彼女も一瞬ふらつきましたが、ほぼノーミスだったのに、

もっと点が出てもいいのになあ・・・。

素人目には銅メダルに輝いたロシェットの方が着地で何回もふらついていたように見えたのに・・・。

そして、浅田選手・・・。

終了後のインタビュー、思わずもらい泣きしそうになりました。

せっかく懸案のトリプルアクセル2回とも飛べたのにね。

完全にノーミスで滑らせてあげたかったな。

その上で、点数の付け方がおかしい!って文句言いたかった。

(いや、私が言ってもなにも変わらないんですが[E:coldsweats01])

キムヨナの演技は素晴らしかった。

確かに文句のつけようがない。

あのプレッシャーの中でノーミスで演技できる精神力の強さにも脱帽。

だから金メダルには納得なんですが、

どうしてあそこまでの高得点が出るのかが分からない。

男子並みって・・・[E:coldsweats02]

今後の大会で整合性がとれるんだろうか・・・。

キムヨナの演技って彼女の雰囲気にあっていてすごくよかったんですけど、

いわばとってもわかりやすい演技。

映画でたとえたらキムヨナの演技は「ルーキーズ」で真央ちゃんが目指したのは北野武監督の作品。

始めて今期のフリーを見たときは完全に選曲ミスと思ったもの・・・。

真央ちゃんの明るさもかわいらしさも出てこない、単調な曲。

シーズンはじめの頃は今から思うと滑りこなせていないこともあったからかなあ・・・。

動きと音楽がシンクロしていないように思えて、

暗い曲の中でピンクの真央ちゃんがピョコピョコ動いてる感じが違和感があって好きにはなれませんでした。

でも、周りから何を言われても、彼女自身がこの曲で行くと決めて、

とことん練習して、

オリンピックでは確かに滑りこなしていると思いました。

のばした腕、首の振り方、その表情から、

曲の持つ魂がにじみ出ている。

おそらく何度も何度も練習し曲と向き合ううちにつかめた境地なんじゃないかと思います。

真央ちゃんはこの難しい曲を滑りこなせるようになったんだなあ・・・

そして、この曲の中でトリプルアクセルを2回も飛んだ・・・

金とか銀とかそんな人の思惑に左右されてしまうものよりも、

表現者として明らかに1段高いところを目指してそして上ったことに感動しました。

来期、また違った曲で演技をしたら、

今年1年苦しんで苦しんで苦しみ抜いてつかんだものを、

きっともっと実感として感じるんじゃないのかな。

そして、もう2、3年・・・もしくは4年後の次のソチあたりのエキシビションでこの「鐘」を滑ってください。

19歳の真央ちゃんが感じた「鐘」ともう少し大人になった真央ちゃんが感じる「鐘」はきっと違う。

もっといろんなことを経験して、いろんなことを感じた時に、

もっともっと深くこの曲を理解して滑ることができる・・・

そんな気がします。

そういう意味では、やっぱりこの曲は19歳の真央ちゃんには荷が重かったのかな。

でも、背伸びすることで手に入れられたものってたくさんあると思うから、

19歳の真央ちゃんがこの曲に挑戦したことは決して無駄じゃなかったと思います。

何はともあれ、銀メダルおめでとうございます。

ノーミスでパーフェクトで滑れなかったことが悔しかったでしようが、

でも、とってもいい演技を見せてもらいました。

ありがとう、真央ちゃん。





しかし、あの点数の不可解さは何とかならんものかな[E:despair]

やった! 新ドラマ

決まりましたね~。玉山くんの新しいドラマ。

久々の瑛太くんとの共演ですね。

上野樹里ちゃんとは初めてになるのかな。

明らかになっているメンバーやスタッフを見る限り

結構力が入っているドラマみたいなので嬉しいです。

枠もフジの木曜10時って結構丁寧にドラマ作っている枠だしね[E:wink]

ちょっとひっかかるのは脚本が北川さんっていうところかなあ・・・。

昔はすごく好きな作家さんだったんですけど、

最近はなんか上手く言えないけれど自分の作風に自家中毒を起こしているような気が・・・。

昔、「愛してると言ってくれ」の頃は大好きな脚本家さんでした。

小道具の使い方がすごく上手いんですよね。

乙女心をキュンとさせるツボを押さえてる。

最近も「ロングバケーション」が再放送されたので見ていたんですが、

時代設定や小物(携帯電話なんか)は古いんだけど、

話の枠組としては全く古くない。

今見ても面白かったですねえ。

それと同時に感じたのは、

この頃の北川さんの恋愛ものっていうのが

トレンディドラマ以降に作られた恋愛物ドラマの一つの型になってしまったんだなっていうこと。

この後、他の作家さんがおいしいとこ取りで繰り返し繰り返しあちこちで複製を作ったんだけど、

それはうわべだけを真似したせいもあって、

きらきら感やキュンとする感じがすり切れて消耗しちゃった。

北川さん自身がそのくたびれたイメージで消耗しちゃったように感じます。

勝手なイメージなんだけど。

ツイッターというまさに今はやりの素材を扱うって言うのも諸刃の刃。

正直、このドラマ、どうかなあ・・・と思うところがないではないのですが、

私、北川さんの言い回し、好きなんですよ。

ドラマ自体は嫌いだったけど「あすなろ白書」のモノローグ、すごく好きでした。

日常の言葉なのにどこか詩情が感じられて。

ツイッターはつぶやきという書き言葉でも話し言葉でもない、

まさにモノローグにちかい文体なので、

案外北川さんの作風にはまるかもしれない。

役者陣はもう文句なくあの世代では演技できる人が集まってるし

(もちろん玉も[E:heart04])

演出は光野さんだし、

上手くはまれば面白いドラマになりそうな気がします。

個人的にもう一つ気になっているのは木南さんかな。

「20世紀少年」の小泉響子がどんな演技をするのか楽しみ![E:smile]

そして何より、また毎週玉山君が見られるんだあ。

(ちゃんと地上波で!)

それが一番幸せ・・・[E:heart02]

男子フィギュア

男子フィギュア、よかったですね~。

初めての銅メダルっていうことはもちろんですが、

8位以内に3人とも入ったことも嬉しい。

何より、3人が3人とも見ていてすがすがしかった。

まず、日本勢1番手で登場した小塚くんは4回転を気持ちよく成功させてくれました。

あの大舞台で、しかもオリンピック初出場のプレッシャーにも負けず、

果敢に4回転に挑戦して、成功させた肝っ玉に感動です。

彼は3人の中でも一番若いので、

次回のオリンピックに向けてがんばって欲しいモノです。

今回4回転に挑戦したことがきっと大きな糧になるはず!

同じく4回転に挑戦した高橋君。

安全パイを狙わずに初心貫徹で挑戦してくれた潔さに感服。

報道では練習中も4回転の成功率は芳しくなかったとか・・・。

それでもぶれずに挑戦したこと、

そして転んでしまってもすっきり気持ちを切り替えてすばらしい演技を見せてくれたことが素晴らしい。

表現力豊かな滑りは圧巻でした。

もう日本人は表現力が弱い・・・なんて言わせない!

高橋君がメダルを取ってくれて、もう一つ嬉しいのは、

彼を支える振り付け師だとかコーチだとかのスタッフが、

みんな日本人だっていうこと。

日本人の力を集結してとった銅メダル。

日本のフィギュアが本当の意味での底力をつけてきたっていうことですよね。

それにしても、シーズンのはじめはスタミナ不足で

フリーの後半ばててしまっていたことが嘘のようでした。

あの落ち着きっぷりはやっぱり3人中唯一オリンピック経験者だっていうことも大きいんでしょう。

でも、あの表現力に4回転ジャンプっていう武器が安定して加われば、

もっと高得点も夢じゃない!

もっともっと成熟していく高橋君の演技を見たいな。

今シーズンは怪我から兎にも角にも復帰しました・・・ってシーズンだったからね。




でもって、織田君・・・やっちゃいましたね[E:coldsweats01]

仕事場でChiChiのワンセグ携帯のちっちゃなちっちゃな画面で応援していたんですが、

途中で演技が止まったときは本当に血の気が引きそうでした。

怪我じゃないって分かってほっとしたけれど、

もうダメかなあって正直思いました。

ここでやめちゃうんだろうなあって。

でも、しっかり審査員に説明して、演技を中断し、

靴紐を直して氷上に戻った時には、

不覚にも涙が出そうになりました。

観客席の応援の手拍子も暖かかった。

その後しっかりと滑り終わった時は、本当にすがすがしい気持ちがしました。

確かに切れかけの靴紐で一か八かで本番に臨んだのは本人の自己責任なんだけど、

そこで起こってしまったアクシデントから逃げずに、投げ出さずに、

最後まできっちりと滑ったその姿勢は素晴らしかったと思います。

試合後のインタビューで緊張していたって言っていたけれど、

靴紐が切れたときの対応の仕方は、

お手本にしたいくらいしっかりしていましたよ。

おそらくものすごく混乱したと思うのですが、

その中でよくぞ踏ん張ってがんばったって思います。

本当ならもう少し上位を狙えるような滑りをしていたので、

7位というのは不本意だとは思いますが、

転んで中断して7位につけたって言うことが驚きです。

(っていうか、演技を中断していいって言うことも知らなかった[E:sweat01])

今までも、ジャンプ飛びすぎでトリノオリンピック代表内定取り消しだとか、

飲酒運転だとか、

・・・はあ?

っていう失敗、アクシデントを乗り越えてきた訳ですから、

ここでがっくり来ずに、また、次のオリンピックを狙うつもりでがんばって欲しいです。

と、えらく織田君に肩入れした感想を書いていますが、

実は我が家の長男ウッキーが織田君にどことなく似ているのです。

顔のパーツパーツはちっとも似ていないんだけど・・・。

織田君を見ているとおっきくなったウッキーを見ているようで、不思議な感じがします。

靴紐が切れて困惑しきった顔で審査席に説明に行くときの表情とか、

終わった後のインタビューでの涙とか、

何となく長男に重なって胸がキュンとしてしまいました。

表情の作り方が似ているのかもなあ。

どことなくお間抜けなのも長男を彷彿させてくれます。

なんかの記事で読んだのですが、

織田君は緊張しすぎてバンクーバーに入ってからしばらく無精ひげを剃るのも忘れていたそう・・・。

うちの長男にはまだひげは生えていませんが、

なんとなくそういうとぼけたことしそう・・・。

表彰台でにぱっと笑う織田君を見たかったけど、

それにも負けないくらいさわやかな気分にさせてもらいました。




小塚くんは4回転を決めてくれたし、

高橋君はメダルをとったし、

織田君も最後まできっちりと演技を続けてくれたし、

で、3人が3人ともさわやかなよい演技を見せてくれました。

この勢いに乗って女子3人にもがんばってプレッシャーを乗り越えて

よい演技を見せてもらいたいものです。